小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。
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2019.08.27更新

あ dogtigerてんかん発作の症状は


てんかん発作の症状は極めて多彩です。

 ■全般発作型(generalized seizures)
 意識を失ったり、全身がピーンと突っ張る強直性痙攣全身や、ガタガタさせ痙攣する間代性痙攣、また両方の痙攣が混ざってをおこすことが多いです。

■焦点発作型(focal seizures 別名、部分発作型)
 大脳の特定の領域から異常興奮が始まります。異常がある部分によって、それぞれ側頭葉てんかん、前頭葉てんかん、頭頂葉てんかん、後頭葉てんかんと呼びます。
 イヌでは「フライバイティング」行動(虫追い行動)がよく診られる症状で、虫が飛んでいるかのように跡を追い、口で食べるような様子が診られます。また意識が残っていて体が動かない場合、体の部分的な痙攣だけが起きているときなどもあります。
 ネコでは顔面痙攣をおこし、涎が多い症例もいます

■てんかん発作と時間
 数分で、てんかん発作は改善する場合が殆どですが、
回復に5分以上時間がかかる場合を『てんかん重積』
また1日に何度もてんかんのある状態を『群発性てんかん』
と定義されています。

  イヌ、ネコの『てんかん』で大切なことは発作頻度を6ケ月間に1回以下にする、てんかん重積、群発発作がない状態を保つように薬物でコントロールすることが大切です。
 発作の数が多く、重積、群発発作も多い症例は脳がダメージをうけ早期死亡の原因になります。


 

【詳しく知る】

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投稿者: オダガワ動物病院

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