小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。
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2021.02.08更新

あ boarモルモットの狼瘡


 生後2週間のモルモットの後肢に狼瘡があることで来院しました。

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左後肢

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右後肢


モルモットの後肢は3肢ですが、来院したモルモットの後肢は左右4肢ありました。


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犬の狼瘡切除と同じ方法でおこないました。

 


 

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投稿者: オダガワ動物病院

2020.08.26更新

あ boarモルモットの角膜潰瘍、ジクロフェナク点眼で悪化が疑がわれた例


 ジクロフェナク点眼は非ステロイド点眼に属する薬剤です。獣医療では結膜などの炎症止めやイヌの白内障の進行が遅らせることが報告され使用さることがあります。

 非ステロイド点眼と聞くと副作用が少ないよう聞こえますが、使用法を熟知しないとイヌでは角膜潰瘍を起こすことが知られています。ヒトでもジクロフェナク点眼により同様の副作用も報告されています。今回モルモットの角膜潰瘍でジクロフェナク点眼で悪化が疑がわれた例を経験したのでここに記載します。

 あ(写真1)

 4歳10ケ月の雄のモルモットです。2週間前、他院で角膜潰瘍と診断され、ジクロフェナク点眼とヒアルロン酸点眼を処方されましたが、よくならず当院に来院しました。(写真1)

あ(写真2)

 眼検査
 ダズル反応はありました。stt-1 15mm、フルオルテストで眼の中央部分が緑に染まり角膜潰瘍と診断しました。(写真2)また潰瘍部分の細胞診では細菌は陰性でしたが好中球が診られました。

 当院では防腐剤なしの抗生物質点眼、ヒアルロン酸点眼を使用しました。またオーナーが可能であれば6時間ごとの点眼を指示しました。


 

あ(写真3)

10日後の来院。たいぶよくなりました。(写真3)
まだ完治はしてませんが、stt-1 8mm、フルオルテストも陰性になり、細胞診では好中球も診られません。


 

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投稿者: オダガワ動物病院

2020.07.22更新

あ boarモルモットの外傷性角膜潰瘍が疑われた症例


あ(写真1)

 モルモットは外傷による角膜疾患は多いと考えられています。特徴として角膜の感度が弱いため、角膜潰瘍がおきても、羞明のような症状が診られることが少なく、オーナーが来院するころには重症化しているケースが多いとされています。

 この症例も3日前から急に右目が『白くなったこと』で来院しました。(写真1)
シルマーテアーテストは15mm/分でした。
(モルモットのシルマーテアーテスト正常値5-10mm/分)

あ(写真2)
『白いもの』を顕微鏡で診ると、変性好中球と上皮細胞が診られました。(写真2)

あ(写真3)
生食で目を洗浄したところ、角膜に白い沈着物が診られました。(写真3)

あ(写真4)
フルオル試験をすると陽性になり角膜潰瘍と診断しました。(写真4)

そこで防腐剤なし抗生剤、ヒアルロン酸点眼を2週間行いました。 


 

あ(写真5)
2週間後の来院(写真5)

あ(写真6)
フルオル試験をしましたが陰性(写真6)で角膜潰瘍はよくなっていました。

この症例はよくなりましたが、すべてよくなるわけではありません。
主治医とよく相談して治療をおこなってください。


 

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投稿者: オダガワ動物病院

2020.06.23更新

あ boarモルモットの皮膚腫瘍(毛包腫 trichofollicu oms と診断されたケース)


 モルモットは犬猫に比べて悪性腫瘍が少ない動物として知られています。(悪性腫瘍がない訳ではありません。)
しかし良性腫瘍でも3-4歳になると、急に拡大する傾向があり切除が大変な症例もありました。
なお腫瘍の悪性、良性の診断、腫瘍の種類は手術で切除した組織を病理診断してわかることが多いです。

 毛包腫とは表皮嚢胞の1種で、真皮に嚢状構造物が形成され、内腔に角化物、皮脂が蓄積して、瘤状に発達します。毛包を形成する細胞(皮脂腺細胞、毛包上皮細胞、アポクリン腺細胞など)の全体が関与する最も分化した良性腫瘍と定義されています。
転移は少なく、外科的に切除すると再発のないことが知られています。
犬猫での発生はほとんどありません。モルモットではときどき発生することが報告されています。

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今回の症例は3歳の雄です。兼部に腫瘤がありました。
毛包腫の外見上の特徴は腫瘤は球形で皮膚表面にドーム状の隆起が診られます。中身は灰色から白色のカッテージチーズ様の角化物や皮脂で満たされています。
確定診断には切除して病理検査が必要です。

 以前かかっていた動物病院では様子を診るよう言われていましたが、ここ半年で皮膚腫瘍が大きくなったため転院してきました。
この症例は触診で皮下識で腫瘍が遊離していたので外科的切除可能と判断して手術を薦めました。

 麻酔をするにあたり最初に血液検査、生化学検査で肝臓、腎臓など、レントゲンで心臓も異状ないことを確認しました。
また肺にも転移ないため手術をしました。

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切除した皮膚腫瘍

病理の結果 毛包腫
 
皮脂腺由来の腫瘍細胞が胞巣状に増殖して、さらに毛包上皮由来の腫瘍細胞が大小の嚢胞や導管、また毛包を形成しながら増殖しています。嚢胞を形成する細胞は高度な角化傾向を示し、嚢胞内には角化物を貯留しています。一部には基底膜細胞様の細胞も増殖していましが、いずれの腫瘍細胞も異形成には乏しく核分裂像はほとんど見られません。周囲組織への浸潤性増殖、および脈管への浸潤像も認められず、マージンは確保されています。

 

あ
手術終了時の様子。当院では可能な場合は埋没縫合をしています。
埋没縫合は外糸がないので、モルモットに手術部位を多く舐められないと考えています。

 

あ
手術10日後の様子。まずまずです。
このブログを書いている時点では再発はありません。


 

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投稿者: オダガワ動物病院

2020.01.23更新

あ boarモルモットの体重測定


 

あ

 モルモット(学名: Cavia porcellus、英: guinea pig、蘭: cavia)の体重測定は、当院では1kg前後の測定に強い体重計を使用しています。

 平均は雄900~1200 g 、雌700~900 g位になります。


 

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投稿者: オダガワ動物病院

2020.01.21更新

あ boar激しい痒みのモルモット


 

あ

生後4ヶ月のモルモットです。

 他院で抗生剤、ステロイド投与しても痒みが収まらず来院しました。耳の後ろに掻いたあとが診られます。
当院の皮膚検査では、異常ありませんでしたが、疥癬を疑いレボリューション®を皮膚に滴下しました。

 3週間後、モルモットの来院はありませんでしたが、痒みは7日位でなくなったそうです。
疥癬が疑われたため、もう1回レボリューション®を処方しました。

 このオーナーは多頭飼育されていて、他のみ痒みの強いモルモットがいたため、すべての個体にレボリューション®を処方しました。


 

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投稿者: オダガワ動物病院

2019.07.31更新

あ boarモルモツトの疥癬症


 アレ
皮膚全体が粉をふくような皮膚病になり来院した1歳半の雄のモルモットです。
オーナーが診るにあまり痒みはないそうです。

AHCC)
皮膚の拡大写真、表皮が厚くなり、痂皮が多く診られます。
皮膚掻爬検査をおこないました。

ありがとうございます。
皮膚掻爬検査、顕微鏡100倍所見です。疥癬虫が発見されました。(

AHCC)
疥癬虫、顕微鏡400倍所見(

 この症例はモルモットに安全に使用できる疥癬虫治療剤、レボリューション®を背中に滴下してもらいました。
疥癬症のみなら月1回の皮膚滴下を2-3回おこなうとよくなります。

 このオーナーは他に2匹、モルモットを飼育されていました。疥癬症の症状は診られませんでしたが疥癬虫は接触感染するため、念のため残り2匹もレボリューション®を背中に滴下してもらうことにしました。

 またヒトにも感染の可能性もあります。モルモットが疥癬虫に感染していると、オーナーが痒みを訴えるケースも当院では経験しています。注意が必要です。


 

 

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投稿者: オダガワ動物病院

2019.07.17更新

あ chickモルモット、皮膚の血管肉腫


 紫陽花
症例は6歳、雌のモルモツトです。肩甲骨部位の左側に腫瘤がみつかり来院しました。

紫陽花
細胞診をすると血液成分が吸引されましたが腫瘤の特定には至りませんでした。

血液検査、レントゲン検査異常なく、オーナーの希望もあり後日摘出手術をおこないなした。

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手術で摘出した腫瘤。

AHCC)
術後1週間の写真、抜糸もおわりました。

 手術後の回復も順調に進みましたが、病理検査では皮膚の血管肉腫との診断されました。
病理医のコメントを引用すれば、皮膚の血管肉腫は希な腫瘍ですが、モルモットでは血管肉腫は好発するそうです。
当院では何例かモルモットの皮膚腫瘍の摘出手術をしてますが、皮膚の血管肉腫は初めてです。
この症例は中程度の悪性度があるので、今後も経過観察が必要とのことです。

AHCC

モルモットは抗がん剤の使用は不明な点が多いため、
抗腫瘍性サプリメント(AHCC)を投与して経過をみています。


 

 

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投稿者: オダガワ動物病院

2019.02.09更新

あ boar雄モルモットの乳腺腫瘍


 

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(写真1)左の乳腺から、赤い乳汁がでることで来院した2歳の雄のモルモツトです。
赤い矢印が乳腺腫瘍を指しています。黒の矢印は正常の乳腺を指しています。

モルモツトは1対で2乳腺があり、乳腺腫瘍は雄でも多く発生する点が特徴です。当院のこれまでの手術経験は雄の方が多いです。

またモルモツトは悪性腫瘍の少ない動物ですが、4-5歳になると急に腫瘍が大きくなる症例が多いです。来院理由の赤い乳汁からは好中球(うさぎでは偽好酸球)が多く診られ、2次感染も疑われました。

以上のことを説明した上で、手術が最良の選択と判断しておこないました。

あ
(写真2)手術の前、毛を刈ると左乳腺の腫瘍(赤矢印)わかりやすくなります。

あります。

(写真3)手術終了時の写真です。
当院では埋没縫合を行い、なるべくエリザベスカラーは非装着で術後管理をしています。

赤矢印 

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(写真4,5)摘出した乳腺腫瘍。上から、下から

病理検査では、乳腺単純腺腫と言う良性腫瘍でした。

今回は左乳腺を摘出しましたが、将来右の乳腺にも発生するケースがあり今後の観察が重要です。

 


 

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投稿者: オダガワ動物病院

2019.01.03更新

投稿者: オダガワ動物病院

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