小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。
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2023.12.20更新

あ

tigerネコのストロバイト結晶


生後10ケ月のアメショウが、昨日から尿がでなくなり来院しました。
触診で尿道閉塞が疑われました。

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(写真1)赤矢印が膀胱を指します。尿が出ていないので大きくなっています。

1
(写真2)赤矢印が膀胱を指します。

 レントゲンで膀胱大きく、尿が出ていないことを確認しました。レントゲン・エコーで結石陰性は確認しました。
カテーテルを入れて尿をだしました。
尿路閉塞は4日間尿がでないと死亡してしまう恐い疾患です。

 

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(写真3)
尿検査を行うとpH7.0、潜血(+)、蛋白(+)、ブドウ糖(+)、尿比重1.050、以下、陰性でした。
健康ネコの尿pHは6.5前後とやや酸性ですが、このネコの尿はアルカリ性になっています。潜血(+)蛋白(+)は膀胱炎のため、ブドウ糖(+)は興奮と判断しました。

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(写真4)
遠心分離すると赤血球、結晶成分が沈殿しました。

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(写真5)
沈殿した部分を顕微鏡で見ると赤血球、ストロバイト結晶(pH7.0になると析出)が見られました。

 ストロバイト結晶ができる要因として飲水不足、運動不足、太りすぎ、リンとマグネシウムの過剰摂取、下部尿路疾患などありますが
同様な状態のネコでもストロバイト結晶はできないケースも多く、決定的な原因がわかる訳ではありません。個人的に体質が影響していると考えています。

 本日は膀胱洗浄して 抗生剤を処方し、食事療法(ロイヤルカナン、尿ケアー)を薦めました。食事療法を行って改善には2-3週間かかるので、その間再発がないかよく見てもらいました。ロイヤルカナン尿ケアーは12ケ月以上のネコが対象ですが、この病気は再発が多い点をオーナーに説明して10ケ月から食事療法は始めました。
 食事をもとに戻すと本院の経験では70%位再発します。そにため他の併発疾患がなければ、食事療法は続けてもらっています。食事療法の欠点として個体によっては尿が酸性に傾くこともあるので、ときどき尿検査をして様子をみて経過を追うこが大切です。


 

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投稿者: オダガワ動物病院

2023.09.12更新

 

あ

■ tigerネコの慢性腎貧血時に使用するエポベット®が販売されました。


    padご注意

このホームページに記載されている疾患の予後、
薬剤の説明、他の動物病院の処方薬剤、

インターネットに記載されている薬剤などの
電話相談は診療の妨げになりますので
お断りしています。

当院での診察、薬剤希望の方はペットをつれて来院ください。


 1
(図1)ネコの慢性腎貧血時に使用するエリスロポエチン製剤、ネコ専用のエポベット®が令和5年9月に販売されました。

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(写真1)これまでエリスロポエチン製剤は写真左のヒト用のターベポエチンが主でしたが、ネコ専用のエリスロポエチン製剤が販売され、より効能が期待されます。

これまでの薬剤は週1回の皮下投与が必要で痛みが生じることがありましたが、新製品は痛みが少なく2週間に1回の投与になります。

 慢性腎疾患に罹患していて、貧血の指標を示すヘマトクット値が25%を割る位が使用の目安です。

本製剤を使用する場合は血液・生化学検査が必要になります。当院で検査を希望しない場合は過去1ケ月以内の血液・生化学検査の結果を必ず持参ください。

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(図2)エリスロポエチン製剤エポベット®は骨髄を刺激して赤血球の産生を促進するホルモン剤です。

 


 bookリンク

 


 

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投稿者: オダガワ動物病院

2020.03.10更新

あ chick腎疾患が疑られた高齢オカメインコ


 12才雄のオカメインコが元気なく、膨羽して来院しました。
居眠りが多く、体重は80gで痩せていました。
オーナーは可能な範囲の検査を希望されたので血液検査をおこないました。

血液検査は
PCV 30%(正常値45-55)
白血球 約10,000位(ul/)(正常値3000-8000)
トータルプロテイン 4.9(g/dl)(正常値2.5-4.5)
AST/GOT 123(U/l)(正常値150-350)
ALP 261(U/l)(正常値62-300)

尿酸 11.0(mg/dl)(正常値3.5-7.0)
カルシウム 8.6(mg/dl)(正常値8.0-11.5)
無機リン 5.2(mg/dl)(正常値3.5-7.0)
グルコース 377(mg/dl)(正常値250-450)
トータルコレステロール 305(mg/dl)(正常値120-350)

 上記の結果が得られました。
 この結果より尿酸が高く「尿酸11.0(mg/dl)」腎臓病と診断しました。またそれに伴い非再生性貧血「(PCV 30%)」、脱水「トータルプロテイン4.9(g/dl)」も診られました。

 高齢なため入院、通院治療は希望されなかった為、治療は自宅でセミントラ®を飲水投与してもらいました。
その後一次元気を回復したと連絡は入りましたが、再び体調を壊したそうです。
再び体調を壊したあとは来院ないため予後は不明です。

ご注意 セミントラ®は動物用医療用薬品なため、処方には診察が必要です。薬のみの販売はできません。

 


 

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投稿者: オダガワ動物病院

2018.05.20更新

あtiger腎臓病処方食の変更(猫)への注意点


 シンガプーラの5歳 避妊雌が昨日からフラフラしているので診療に訪れました。
 シンガプーラは1975年にアメリカ人の猫愛好家がアメリカに連れて行き、シンガポールの通りで見つけたことからシンガプーラと名づけたそうです。世界最小の猫といはれています。 
 このオーナーは以前に飼っていたネコが腎臓病で亡くなったので、今度のネコは腎臓病にかかりにく体質にしいことが先行して、『この腎臓食を与えていると腎臓病にかからない』というミスインホメーションに惑わされて主食にしてしまったケースです。
 腎臓食は栄養制限がされた食事です。ネコの2歳はヒトに例えれば24歳に相当します。一般的に栄養制限をする年齢ではありません。

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■腎臓病の診断
 獣医師の立場から早期で腎臓病の診断を希望されるなら検査が良いと考えます。しかし通常の血液検査(BUN、Cr測定)では異常値が出たときは70%位が障害を及ぼしており、末期に近いことが多いです。そのため当院では尿を持参していただき、尿比重、尿蛋白の頻回の測定を薦めています。また最近はシスタチンという項目が開発され、初期でも血液から腎臓疾患の検査が可能になりました。(ただしシスタインは症例が多い訳ではありません。)

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各社腎臓食
 腎臓病は無症状で進行する場合が多い疾患です。猫の腎臓病は中高年になると比較的多い疾患で動物病院では比較的末期になって発見されることが多いです。 そのため、腎疾患の予防ができないか考慮しているオーナーはよく診ます。

 各メーカーの学術に問い合わせましたが、答えは『猫の腎臓食は獣医師に腎臓病と診断されての始めて猫にあげる餌です。』正常な猫が食べ続けても腎臓病の予防にはなりません。
 また腎臓病でない猫が腎臓食を長期投与すると、2点まずい点があります。
 第一に低リン(IP)にできているので、カルシウムとリンの代謝障害をおこす可能性があります。ただし腎臓病の猫はリンの制限は必須です。
 第二にpHが6.8と高くなっている製品もあり膀胱炎の既往歴がある猫には向きません。

 この症例のネコは4年間の低リン(IP)はでできている腎臓フードを食べていたので、IPは0.7mg/dlでした。(正常2.3-5.0mg/dl)そのためフラフラになってしまいました。普通のフードに変えたところ2週間で、低リン(IP)は正常に戻りました。
 情報が多い世の中ですが、よく内容を吟味しないと、大変なことになります。

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投稿者: オダガワ動物病院

2018.05.20更新


あ
ヒルズC/DとロイヤルカナンpHコントロールについて(猫)

 ヒルズC/DとロイヤルカナンpHコントロール

 尿石症はどきどき来院しますので、両方とも比較的よく使用するフードです。
 詳細は各メーカーのホームページを診たほうがよいとおもいます。

 本院で両フードをあげた経験では、猫において説明書どうりにあげると、太る傾向があるような気がします。

 こまめに体重を測定して、量を調節する必要があるとおもいます。ヒルズC/Dは最近、精神的な緩和作用がある物質が含有されたC/Dマルチケアーコンフォートが販売されています。

 これまでのC/Dとの相違はトルプトファンとα‐カソゼピンが入っている点で、精神的な面も考慮した、リラクゼーション効果をプラスしたフードです。
 このフードを食することで、ふだんの食事より、特発性膀胱炎が減り良好な成績があがっています。

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■猫が膀胱炎になる原因
 最近の調査では猫が膀胱炎になる原因は尿石ではなく、特発性が一番です。(図参照)
 特発性とは原因がよくわからない場合をさしますが、猫では汚い環境・同居猫のストレスが多いとされています。これらは無菌性膀胱炎の名前で呼ばれています。
 最近は駅のトイレも綺麗になりましたが、私達、ヒトも汚いトイレでは用をたすきになれません。
 猫も同様で、無菌性膀胱炎の予防にはトイレは複数必要で、飼育匹数+ひとつが良いとされています。また適時に掃除は必要です。汚いと尿をがまんしてよくありません。


本院の症例、無菌性膀胱炎

 尿検査はpHは8.0、蛋白・潜血は強陽性でした。結晶・結石は陰性でした。
 またグラム染色、細菌培養も陰性でした。
 細菌培養の結果がでる1週間は抗生物質アモキシシリンの投与はしました。
 このオーナーは自宅で5匹の猫を飼育していました。また無菌性膀胱炎は引っ越しや、生活環境の変化でもおきます。


■α‐カソゼピンは単剤でも商品名ジルケーン®(アルファ-S1トリプシンカゼイン)で発売されています。
 開発のきっかけは、授乳後の乳児のリラグゼーションは満腹感だけからではなく、ミルクに鎮静作用のある物質が含まれていると考えられたからです。。

 乳児はトリプシンでミルクは分解します。
そしてミルクをトリプシンで分解して鎮静効果のある物質を分離するのに成功してα‐カソゼピンと名付けました。

α-カソゼピン 
 経口投与での吸収がよく、血液脳関門を通過します。
一部のGABA受容体部位(4-Abu受容体)に特に親和作用示し。他の部位にも結合してしまうベンゾジアゼピンで見られる典型的な副作用を伴わない抗不安作用があるとされていますがサプリメントなので、実際の効能は賛否あります。

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■猫の尿路閉塞させる結晶の種類
 次に猫の尿路閉塞させる結晶の種類の話をします。
統計上、日本もアメリカも蓚酸カルシウムとストロバイトが多いです。
 本院では、ストロバイトは以前はよく診ましたが、現在は減少傾向になっています。



■猫のストロバイト結晶

 猫のストロバイト結晶は若い時期は普通のフードにかえると、また再発します。本院の経験では7割です。
 尿路閉塞はおきると3-4日で死亡する病気です。このような病態がヒルズC/D、ロイヤルカナンpHコントロール
などの食事で予防
できることはすごいことです。
 
 これらの食事は一般フードの2-3倍費用がかかるため、オーナーの判断でやめてしまうことです。尿路閉塞を起こした治療費のほうか高くつきます。
 
 ストロバイト結晶は7-8才をピークに産生は減少傾向になります。
 しかし本院では11才の猫で、普通のフードに変えたら、再発し尿路閉塞になったこともありました。個体差は多いみたいです。
 高齢になると尿石の他にも病気が見られる場合が多く、総合判断が要求されます。



猫の蓚酸カルシウム結晶

 個体によっては、尿pHが酸性に傾き、蓚酸カルシウムが産出する場合もあります。
 
 動物病院からの指導で尿石用フードに変更した上で、そのでなぜか友人の薦めで尿石用サプリメントも追加してしまい、尿pHが調節できず、蓚酸カルシウムが産生したこともありました。

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ヒルズC/DとロイヤルカナンpHコントロールを食べてくれない時の対策 

 ストロバイト結晶にはヒルズC/DとロイヤルカナンpHコントロールなど食べてくれない場合、食事のみではなく、写真のようなサプリメントでも対応可能です。
 生涯投与は可能ですが、どちらの治療を選択するか考えるなら、フードです。
(写真・ゼンラーゼ犬用・猫用)



その2、ヒルズC/DとロイヤルカナンpHコントロールを食べてくれない時の対策 

 ストロバイト結晶にはヒルズC/DとロイヤルカナンpHコントロールなど食べてくれない場合、食事のみではなく、写真のようなサプリメントでも対応可能です。生涯投与は可能です。
(写真・DLメチオニンタブ・猫用)

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投稿者: オダガワ動物病院

2018.05.20更新

あtiger猫の尿路閉塞の症例


 
5才の雄のアメリカンショートヘアーが尿がでないことで来院しました。
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  レントゲン所見 レントゲンではおおきな膀胱が診られました。---------------------------------------------------------------------
 エコー所見 またエコー像はキラキラ光るものが観察されて、結晶の存在が確認できました。                         ---------------------------------------------------------------------
                            
 尿路カテーテルを挿入しました。
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採取した尿
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尿沈渣のグラム染色(顕微鏡所見)ではブドウ球菌(Staphylococcus)が推察されました。
(後日、培養検査でStaphylococcus属が同定されました。)
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尿沈渣のストバイト結晶(顕微鏡所見)がみられました。                           ---------------------------------------------------------------------
治療
ストバイト結晶にはpHコントロールの食事に替えていただくことがベストです。このお宅は多頭飼育なので食事の変更は難しく、ゼンラーゼ(ストバイト結晶を壊すサプリメント)の投与を薦めました。(左犬用・右猫用)

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 抗生剤を膀胱の状態がよくなるまで飲ませて頂くこととしました。本院では尿検査で陰性化してプラス1週間を目安にしています。
 この猫は本疾患が始めてであること、またグラム染色より菌名が推測できたのでアモキシシリンを使用しました。この疾患は2週間の処置で回復しました。

 今後このような疾患は、上記の食事への変更かサプリメントの投与をしないと70%は再発しますので今後の継続治療が大切です。
                                            

 


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投稿者: オダガワ動物病院

2018.05.19更新

おtiger猫の腎臓病 ステージ4


 掛り付けの動物病院で、触診で腎臓が萎縮しているため重度の腎臓病と診断され皮下点滴に通うっていた17歳避妊済みの日本猫の症例です。(理由は不明ですが、血液・生化学検査はしてません。)

本日は鳴き方がおかしいいため本院に来院しました。

若いときは6kg体重があったらしいですが、今日は3.8kgしかありません。

体温 38.5、心拍数 180回/分、呼吸数 25回/分、収縮期血圧190mmHg、粘膜やや白い状態で、脱水7%です。

あ血液・生化学検査

血液・生化学検査では尿素窒素、クレアチニンが高値で、リンも高値です。

また低k(K2.4mEq/l)で、生命の危険もある状態で血圧も高い状態です。

以上の見解よりステージ4と診断しました。

本日はkを多くした補液をおこないました。鳴き方がおかしいい点にはサイレース®を注射しました。

改善がない場合は血圧降下の使用を考えています。

ステージ4では、高リン抑制剤、皮下補液が必要です。

この症例は自宅で皮下補液ができるよう指導させてもらいました。

 


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投稿者: オダガワ動物病院

2018.05.13更新

あtigerストロバイト結晶の猫


  1才の雄の猫が頻尿を主訴に来院しました。尿検査でhpHは8.0で、蛋白、潜血が陽性でした。

あ

尿を遠心すると多くの沈査がえられました。

あ

顕微鏡でストロバイト結晶が診られました。

 この猫は1歳で多くのストロバイト結晶が診られました。今後尿路閉塞にならないか心配です。

 このストロバイト結晶の治療は食事が一番です。ヒルズ社から溶解用s/d、維持用のc/dが、ロイヤルカナン社から溶解、維持を目的にpHコントロール(0.1.2)が販売されています。これらの食事を使用していれば、溶解期を過ぎれば、殆どの症例が良好に維持できます。またこれらの食事を食べてくれない場合は、ゼンラーゼ®等の予防サプリメントを考慮します。

 上記した処方食は普通のキャットフードに比べて、費用が3倍近くかかります。そのため病状が良くなると食事を普通のキャットフードに戻したがるオ-ナーをよく見ます。しかしストロバイト結晶はもって生まれた体質おこることが多く、普通のキャットフードに戻すと、尿路閉塞に再度なりやすくなります。(本院の経験では70%位)当然再度動物病院に多くいくことになり、猫も苦しみ、余計に費用もかかる結果になります。以上の理由でこの猫はストロバイト結晶に1歳でなってので、生涯食事療法を薦めました。

 またサプリメントも同様に考えています。サプリメントと上記した処方食の同時長期投与は控えてください。より厄介な病状になることがあります。

 このオーナーは2匹の猫を飼育しています。c/dやpHコントロール(1.2)は猫が生活していくための食事は入っているので、生涯この食事が与えられます。またストロバイト結晶でない猫が主食にしても問題は生じにくいと考えられています。このオーナーは2匹にpHコントロールをあげています。

 


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投稿者: オダガワ動物病院

2018.05.04更新

あ

tigerシスチン結晶の猫


  5才の雄の猫が尿路閉塞で来院しました。掛り付けの動物病院が休診なので、本院を訪れました。

膀胱内をエコーで診ると、結晶様の物質が観察されました。

a

エコー像

 この猫は掛り付けの動物病院ではシスチン結晶で何度か尿道カテーテルを入れているそうです。

 今後のことは掛り付けの動物病院でおこないたいというオーナーの意向もあり、本院では尿道カテーテルをいれて、生食で洗浄をして治療は終了しました。

a

遠心して多くの沈査はえられませんでした。

a

しかし顕微鏡で五角形のシスチン結晶が診られました。

この猫はアミノ酸の給餌を最小限にする意味で、腎臓サポートをたべさせていました。また薬剤はチオラを常時、飲ませて、皮下補液もしてましたが、再発してしまいました。

シスチン結晶は、適格に予防できる有効な薬剤、食事がなく、厄介な疾患です。


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投稿者: オダガワ動物病院

2018.05.02更新

投稿者: オダガワ動物病院

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