小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。
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2023.02.22更新

 

あ ■モルモット、雄の喧嘩


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お断りしています。

当院での診察、薬剤希望の方はペットをつれて来院ください。


 

1(写真1)
2歳のモルモット雄同志が喧嘩して、眼の上(眼を時計に例えると9時のあたり)に傷を負って来院しました。(写真1)

1(写真2)

 喧嘩で突出した結膜部分はヒトの眼科ピンセットでとることができました。
角膜に傷がないか心配でフルオルテストをおこない陰性でした。(角膜に傷なしを表します。)
角膜の細胞診では好中球が散在され(写真2)たため、クロラムフェニコールの経口剤と点眼を処方しました。


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投稿者: オダガワ動物病院

2023.02.19更新

 

あ rabbitウサギ、問題行動による頚部の脱毛


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 1
4歳のウサギです。頚部を自咬して表皮まで露出してしまい来院しました。
皮膚検査で寄生虫、真菌は陰性でしたので、かゆみ止めを投与して経過をみました。

1
1週間後、だいぶよくなりました。

ウサギはストレス、遺伝要因、栄養学的問題(繊維素少ない食事)、性ホルモンの影響で皮膚を舐め壊し、毛引きなどを引き起こします。
口が届く範囲ならどこでも皮膚を舐めたおしたり、引きちぎったりします。

このような症状は単発で終わることもありますが、ストレスが持続する場合、痒み止めをやめると再発してなかなか治らないこともあります。


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rabbit ウサギ、問題行動による前肢の皮膚疾患

 rabbit仔ウサギの皮膚糸状菌症

rabbitウサギのアイランドスキン

rabbitウサギのツメダニ症(濃厚感染例)

rabbitウサギのミミダニ症


  

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投稿者: オダガワ動物病院

2023.02.18更新

 

あ chick文鳥、急な卵管脱


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1(写真1)

1(写真2)

1歳10ケ月の文鳥が卵管脱で来院しました。(写真1)
夕方、卵を産んだあと、文鳥の下に血が目立ったあと(写真1)、赤いものがでてきてこのような状態になっていたそうです。(写真2)
来院時、触診、レントゲン検査で腹腔に卵はありませんでした。


1(写真3)

 卵管脱をものに戻し総排泄口を1糸縫合して治療を終了しました。(写真3)
1糸縫合だと便も排泄でき長期の維持が可能なためです。

その後、食欲も回復して3日後に抜糸しました。再脱出もなく今のところ順調です。
卵管脱は今後繰り返す個体が多いので今後注意が必要です。

卵管脱は脱出して時間がたって来院すると卵管脱は戻せても死亡する場合はあります。
しかしいつから脱出したか正確にわからないのも実情です。


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投稿者: オダガワ動物病院

2023.01.18更新

 

あ mouseハムスターの皮膚膿瘍


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あ
(写真1)

1歳3ケ月の雄のゴールデンハムスターの右腹部に『しこり』が見つかり来院しました。筋層との癒着はなく元気、食欲には問題ありません。

1
(写真2)

『しこり』を細胞診しました。(写真2)好中球(白血球の一種)が主体で、膿瘍と診断しました。

ハムスターは皮膚に膿がたまることがあります。特徴として抗生剤で治りにくいことで、手術によって摘出が必要なこともあります。

本日は初診なため抗生剤の投与で経過を追うことにしました。 


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投稿者: オダガワ動物病院

2023.01.14更新

 

あ mouseハムスターの皮膚膿瘍


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  左の眼の上が赤くなり、他院で抗生剤を12日間の投与したが食欲が減少し、右目も涙目になったためセカンドオピニオンで来院したジュンガリアンハムスターです。
前院の別の抗生剤を処方(内容不明)していたため、抗生剤は3日間休薬してから投薬を薦めました。

 10日後再来院しました。状態を聞くと抗生剤を休薬してから食欲も回復し眼の状態も回復したそです。そのため当院で処方した抗生剤も全く飲んでいないでよくなったそうです。
 

 抗生剤は必要なときはしっかり飲む必要はあります。特徴的な点としてハムスター、モルモットなどは投与可能な抗生剤はクロラムフェニコール、ST合剤、ニューキノロン系に限られます。
しかし投与可能な抗生剤でもときどきで食欲不振になることもあり投薬には注意が必要です。

1


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投稿者: オダガワ動物病院

2022.12.31更新

 

あ dogイヌの乳腺腫瘍


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あ

  10歳雌のヨークシャーテリアの左2,3乳房に『しこり』が増大したため来院しました。左第二乳房2が直径0.2mm、左第三乳房2が直径2mmぐらいです。
オーナーの話では最近増大傾向らしいです。

あ
(細胞診所見 400倍) 直径2mmある左第三乳房を細胞診しました。
標本には上皮由来の腫瘍細胞がシート状、集塊状にあり細胞診した部位より乳腺腫瘍と診断されます。
これら腫瘍細胞は悪性所見は殆どありませんが、一部には核の大小不同など軽度な異型が認められます。

 イヌの乳腺腫瘍は、雌犬の腫瘍の半分を占めよく遭遇します。 発生年齢の中央値は10-11歳です。発生機序は定かではありませんが1歳以内に避妊をすると発症が抑制される報告もあります。
 中型、大型イヌでは、良性、悪性の比率が半分ずつと言はれていますが、小型イヌに限れば70%位が良性、悪性が30位%です。なお 病理学的悪性が必ずしも悪性の臨床経過をとるとは限らす、早急に命をおとす可能性の高い悪性腫瘍は10%位とされています。

  確定診断には手術で摘出した乳腺の病理検査が必須です。
 
 細胞診、臨床所見など総合的に考えて手術をするかどうか決める必要があります。
この症例は腫瘍が増大傾向で、年齢がさほど高齢でなく、基礎疾患がなければ手術が望ましいと考えられます。


  

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投稿者: オダガワ動物病院

2022.12.24更新

 

あ chick大きな卵管脱


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あ
(写真1)

4歳10ケ月のキガシラアオハシインコが卵管脱で来院しました。(写真1)
朝おきたらこのような状態になっていたそうです。
触診、レントゲン検査で腹腔に卵はありませんでした。

あ
(写真2)

 本院で経験した中では大きな卵管脱で手間はかかりましたがもとには戻せました。
写真はありませんが総排泄口を1糸縫合して治療を終了しました。
1糸縫合だと便も排泄でき長期の維持が可能なためです。

 オーナーと相談して食欲はあるので自宅で診てもらうことにしました。
食欲が無くなった場合は再来院を指示しました。

卵管脱は脱出して時間がたって来院すると卵管脱は戻せても死亡する場合はあります。
しかしいつから脱出したか正確にわからないのも実情です。

この症例はその後来院なく詳細は不明です。


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投稿者: オダガワ動物病院

2022.12.24更新

 

あ ■文鳥、膵臓外分泌障害疑いの症例


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あ
3歳の文鳥の便が白くなり、臭いことで来院しました。

あ
便はヨード反応で紫に染まりました。子供ときに習ったヨードでんぷん反応の応用です。
膵臓外分泌の異常が疑われます。

あ
ヨードでんぷん反応を 顕微鏡でみるとこんな様子です。

以上の所見から1週間、パンクレアチンと抗生剤を投与したところ便の臭いはとれ、便も普通の色にもどりました。

パンクレアチンはずっと続ていくようい指示しています。

膵臓外分泌障害は当院では鳥類、イヌで治療した経験があります。


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投稿者: オダガワ動物病院

2022.12.24更新

あ

あ

あ

投稿者: オダガワ動物病院

2022.12.24更新

 

あ boarチョコレート中毒になりかかったイヌ


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あ

 6時間目前、上記の20個入りミルクチョコレートを12個位食べてしまったことで、体重6kgのワンちゃんが来院しました。
イヌは元気でしたが、イヌはチョコレートの成分のテオブロミンの代謝が遅く中毒になる場合があります。
本日は診療時間ぎりぎりの来院でしたので、心電図、血液検査をおこない、異常のないことを確認しました。処置は活性炭を投与しました。

後日発売メーカーに連絡がとれ、チョコレート1個当たり約43mgのテオブロミンが含まれていることを教えていただきますした。
12個食べたので約516mgのテオブロミンを食べたことになります。
6kgのワンチャンなので1kgあたり86mgになります。

 個体差はありますが、体重1kgあたり50mg~100mgのテオブロミン領で中毒症状が起こるといわれておりギリギリ大丈夫だったみたいです。
LD50(50%の確率で死亡する量)は体重1kgあたり250mg~500mg位と報告されています。

このワンチャンは運よくなにごともなく、その後元気で暮らしています。

チョコレートを頂いたとき、クルスマス、正月などパーテイなどが多いときは。チョコレートはじめいろいろなものが落ちていて、ワンチャンが誤食する可能性があり注意が必要です。


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投稿者: オダガワ動物病院

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