ウサギのアイランドスキン
2024.03.27更新
■ウサギのアイランドスキン
ご注意
このホームページに記載されている疾患の予後、
薬剤の説明、他の動物病院の処方薬剤、
インターネットに記載されている薬剤などの
電話相談は診療の妨げになりますので
お断りしています。
当院での診察、薬剤希望の方はペットをつれて来院ください。
5歳の雌のウサギです。両方の腰部が脱毛して来院しました。
皮膚のスタンプ、真菌培養、ツメダニ検査は陰性でした。
薬剤の投与歴もないそです。
皮膚の拡大写真
拡大すると、脱毛の皮膚に島々のように毛が生えています。
アイランドスキンと予想して2週間、投薬なしで様子をみました。
2週間後の来院
投薬なしで、2週間後毛は生えてきました。
アイランドスキン
ウサギの毛は皮膚の区画により毛の毛周期が異なります。そのため部分的に毛が抜け、脱毛が起こったように見える事です。ウサギのみの特有の抜け変わり様式で、病気ではなく通常の現象です。島状に毛が抜けるように見えるので『アイランドスキン』という名前がついたらしいです。
■ウサギの蟯虫について(Passalurus ambiguus)
■ウサギの蟯虫、再感染例(Passalurus ambiguus)
投稿者: