小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。
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猫の診療

猫の診療カルテ

 ネコの祖先はDNAの分析により、中東、アジア、アフリカに存在していたリビアヤマネコの説が有力です。砂漠で生まれた生き物と言われており、水分摂取量が少ないため尿が濃く、腎臓や泌尿器系の病気にかかりやすい体質を持っています。
約1万年前、現在のトルコ、シリア、イラクのあたりの地域はよく作物が取れました。しかし作物を貯蔵するとネズミが発生します。すると次にネズミを捕食するネコが現れました。ネズミを退治してくれることよりヒトから喜ばれました。
ヒトから食事をもらて生きてゆけますが、ネコは野生でも生きてゆける点が他の動物にない特徴です。ヒトの幼児に危害を与えことも少なく、ヒトの社会に高い順応性を示したため、ヒトに飼育されるようになり、その後世界に広まりました。

 現在、猫は白血病、エイズ、伝染性腹膜炎に罹患していなければ、平均寿命は獣医師が信用する調査機関では12-13歳と言はれています。
 また屋外飼育か、室内飼育か。ネコの年齢で注意する病気は異なります.興味のある方は下記のページを参照ください。

仔猫の時期⇩

成猫の時期⇩⇩

老猫の時期⇩⇩⇩

 

仔猫が家庭にやってきた

 仔猫が家庭にやってきたら、下記の項目をご指導しています。
すべて必要な訳ではありませんので、当院に来院される方は、飼育事情を含めてご相談ください。
(下線部をクリックすると詳細な説明が記載されています。)

特に②猫3種ワクチン、③猫白血病、猫エイズなどの検査、④避妊、去勢手術、⑤⑦の内部寄生虫、外部寄生虫の確認は重要です。

①仔猫の雌雄の鑑別マイクロチップ挿入の確認
猫のワクチンの説明
猫白血病猫エイズ・猫コロナウイルス感染症の検査について
④去勢手術・避妊手術
 平成27年 猫の去勢・避妊手術、川崎市および川崎市獣医師会の補助金制度について
消化管の寄生および猫のトリコモナスについて
猫のフィラリア について
⑦外部寄生虫、仔猫の皮膚真菌症(人に例えればミズムシです。) 
猫からうつる病気
異物の誤飲

予防や普段の様子を観察して早めに対処することで、猫は長く健康で穏やかに暮らせます。

成猫の病気

 成ネコは何歳からという定義はありまませんが、当院では、1-7歳位と考えています。
ます食事は年齢相当の製品をお薦めします。各メーカーの参考量を基準に、まめにネコの体重を測定することをお薦めします。
避妊・去勢をしているケースが多い関係で、肥満傾向のネコはよく見ます。肥満になるとネコは短命になる傾向がありますので食事管理は重要です。
 この時期は尿路疾患を注意する必要があります。
雄ネコはストロバイト、シュウ酸カルシウムの結晶が存在すると尿路閉塞に発達します。尿路閉塞を起こすと3-4日でネコは死亡しますので、尿の有無は大切です。また多頭飼育のネコはストレス、家庭の生活環境の変化で無菌性膀胱炎がおきることがあります。
 この時期猫白血病、猫エイズの陽性を示した症例、また猫コロナウイルス(伝染性腹膜炎)の可能性のあると診断された症例は重傷な症状がでてくることがあります。
 猫は砂漠で生まれた生き物と言われており、水分摂取量が少ないため尿が濃く、腎臓や泌尿器系の病気にかかりやすい体質を持っています。また、腎臓は一度壊れてしまったら修復することはできません。尿比重、タンパク/クレアチニン比など測定して、早期の管理が大切です。早いネコは4-5歳頃からこれらの項目に変化を示します。腎臓病用の食事の変更は腎臓病に精通した獣医師の指導のもと行ってください。当院でも1歳時から腎臓病用の食事に変更して、栄養障害をおこした症例を診たことがありました。

シニア猫の病気

 どこからシニアは明確な定義はネコにはありませんが、当院では7-8歳位からをさしています。
 7-8歳あたりを過ぎたら、シニア用フードに切り替え、いつでも新鮮な水が飲めるようにしてあげましょう。飲む水の量やオシッコの回数などに注意してあげることでトラブルを早期に発見しできます。また家庭用の体重計でおよその猫の体重も測定可能できます。正常時から20%も体重が上下するようならお早めに来院ください。

 成ネコの予防にひき続き、腎疾患はシニア猫に多い病気です。引き続き尿比重、尿蛋白/クレアチニン比の測定をここがけ、年に1-2回は血液・生化学の検査をお薦めしています。腎疾患に最初に気づく症状は、多尿、夜尿、口臭、口内炎などですが、可能なら上記した尿比重、尿蛋白/クレアチニン比などで早期診断がベストです。

 猫は肉食動物なので血糖値のコントロールが上手ではありません。食べ過ぎや、ストレスなどの原因で高血糖を引き起こし、ヒトでいう2型糖尿病になる可能性があります。多飲多尿が多い場合は要注意です。

 甲状腺機能亢進症も10歳以上の猫に多い病気です。食べているにも関わらず、痩せていくことで発覚することが多いです。心臓に大きな負担がかかるため、早めの治療をうけることが重要な病気です。

 便秘は高齢猫で深刻な問題になる場合があります。2-3日便がでないようなら早めの来院がベストです。1週間以上も便が溜まって「巨大結腸症」になってしまうと手術が必要となりますのでご注意ください。

 子宮蓄膿症は、避妊手術を受けていれば罹患の心配はありませんが、未避妊のネコは外陰部から膿がでている場合は注意が必要です。

 

眼の病気

 ネコは夜行性なため眼はタペタムという反射板をもちます。そのためヒトは真暗でもネコは薄暗い状態で活動できます。猫の眼は赤の色彩が弱く、青中心の世界で生活しているとされています。また幼猫は威嚇瞬き反応(4ケ月からは有り)はないことから、ヒト同様(ヒトの場合は1歳で視力0.1、3-4歳で視力1.0)猫の幼少期(3ケ月まで)は視力は弱いと筆者は推察しています。
 
 仔猫のときに一番多い眼の病気はヘルペスウイルスにより両眼の結膜炎や角膜炎をおこすことです。初期ならインターフェロン点眼などで3-4日で治癒しますが、二次感染感染症もあるようならその治療も並行しつつ、抗生剤の点眼、抗ウイルス剤の経口投与が必要な場合もあります。
 他に猫によくある眼の病気では、毛が入ることで起こる結膜炎や、眼内炎・角膜潰瘍などがあります。

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