小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。
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2017.09.24更新

おbookウサギ、モルモット、ハムスターに安全に使用できる
ノミ、マダニ製剤
 


あrabbitノミに感染したウサギの皮膚、皮膚に黒コショウをまいたようになります。

a
rabbitウサギのツメダニ感染、犬同様耳介部に診られます。
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 薬事法の関係で、どのノミ、ダニ製剤もパッケージにはdogtiger犬猫に認可の記載はありますが、rabbitウサギ始めエキゾチックに認可された薬剤はありません。当然rabbitウサギ、boarモルモット、mouseハムスターなどへ投与可、また不可の記載は殆どありません。

 しかし経験的な使用観点から、効能外使用により、rabbitウサギ、boarモルモット、mouseハムスター、snakeフェレツトなどに安全に使用できる薬剤はいくつかあり下記に紹介します。

 特にrabbitウサギ、boarモルモット、mouseハムスターはノミ、ダニ製剤right arrow抗生剤は、両方とも誤った薬剤を使用すると死亡するケースもあり注意が必要です。

 ここに紹介する薬剤は診察してから処方が許される医療用の薬剤に相当します。効能外使用になりますので、掛り付けの獣医師とよくご相談の上ご使用ください。効能外使用になる関係で、本院で処方した薬剤以外の質問はお断りしています。    

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【エキゾチックに使用可能なノミ・ダ剤、すべて皮膚滴下剤】

●商品名・レボリューション、犬猫用
●成分名・セラメクチン(Seramectin
) 

 
 イベルメクチンから進化してできた薬剤です。フィラリアの予防(犬猫)、成ノミ駆除、卵の孵化にも抑制(犬猫)、耳ダニ駆除(犬猫)、駆虫剤、回虫(猫)と幅広く使用できます。
当院では効能外使用でrabbitウサギ、boarモルモット、mouseハムスター、snakeフェレツトのノミ、耳ダニ、ツメダニ、シラミなどに使用しています。マダニには効果ありません。

デボレボリューション®

aレボリューション®の副作用
ノミ感染のために使用、皮膚に滴下した場所にリンクして、脱毛が診られた症例。
約1ケ月後完治。本院では脱毛はウサギではこの1例のみです。

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●商品名・アドバンテージ・プラス、犬猫用
●成分名・イミダグロプリド(Imidacloprid
)と
ピリプロキシフェン
Pyriproxyfen)の合剤

 
 当院では使用はしていません、本来は犬猫のノミ単独に効能を示す製剤で、ノミ成虫の駆除にイミダグロプリドが、またノミの卵や幼虫の環境中の繁殖を抑制することにピリプロキシフェンが作用します。
 
効能外使用でrabbitウサギ、boarモルモット、mouseハムスター、snakeフェレツトにも同様の作用が期待できます。
 
この製品に含まれるイミダグロプリドはニコチンの化学構造を基に合成されたネオニコチノイド系殺虫剤(クロロニコチル系の総称)に属し、イギリスではウサギに使用認可されています。
 またピリプロキシフェンはIGR(昆虫成長制御剤)に属します。ノミなど昆虫類に選択的に薬効を発揮し、哺乳類には毒性が低い薬剤です。
 これらのダブルブロック効果により、室内環境対策を含め総合的にノミ駆除をコントロールします。

あどアドバンテージ・プラス®
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●製品名・フォートレオン、犬用
●成分名・イミダグロプリド(Imidacloprid)と
ペルメトリン(Permethrin)の合剤

 
 本来は犬に寄生するマダニ・ノミの駆除剤です。効能外使用でrabbitウサギにも同様な作用が期待されます。
成分のひとつペルメトリンはイミダグロプリドと協力してノミやマダニに対して薬効を示します。
ヒト・哺乳類に対する毒性は低く比較的安全に使用できますが、tigerネコは毒性が高く使用不可です。

あ
フォートレオン®

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 獣医師により個人差がありますが、
本院ではここに紹介されている以外で、
日本で販売されているノミ・ダニ製剤は
ウサギ、モルモット、ハムスター、フェレツトには
禁忌と考えています。
(ただし犬猫には良い薬剤です。)


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 【break time】

あ

あflower2外部寄生虫の駆虫薬はこのシロバナムシヨケギク(除虫菊)が始まりです。


 

 

 

投稿者: オダガワ動物病院

2017.08.06更新

あmouseハムスターの診療


 

あ
ハムスターは犬猫のような予防ワクチンはありません。
しかし飼育の仕方を誤ると病気になりやすいため注意が必要です。
おかしいなと思ったら早めに診療にいらしてください。
検便、フードや環境に気をつけてあげることが重要です。


 購入時はハムスターを診療可能な動物病院でmouseright arrow原虫、寄生虫の有無(検便)調べてみることが大切です。
その際、獣医師から飼育法、体重測定の方法を聞いておくことも重要です。
 ハムスターは草食性と雑食性の中間の動物です。mouseright arrowハムスターの専門食に加えて、野菜、肉、にぼしなどをバランス良くあげることも大切です。食事の組成で蛋白質16%以下ですと皮膚病が起きることもあります。またヒマワリは脂肪分が高いので注意が必要です。食事内容を気をつけて、健康状態を保ちましょう。
 また檻ケージで飼育すると、上に登り落下して骨折など外傷をおこす場合があります。ハムスターの性格に合わせたケージの選択は重要です。
 寿命はmouseright arrowジャンガリアンハムスターmouseright arrowゴールデンハムスター(ペットショップ名、キンクマハムスターともに2歳位です。
 
 mouseright arrow下記にハムスターでよく診る病気を紹介します。
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■日本にはハムスターの専用薬はなく、ヒト用、犬猫用で安全に使用できる薬剤を使用しています。
しかし抗生剤、またツメダニなどに使用するノミ、ダニ剤は種類を間違うと死亡する薬剤もあり注意が必要です。
なお使用薬剤は獣医師により多少異なりますので、使用の際は、掛り付け獣医師によくお尋ねください。
以下、本稿では当院の見解を述べます。
mouseright arrowエキゾチックに安全に使用できるノミ、ダニ製剤 
mouseright arrow使用してはいけない抗生剤


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【break time】
あ
flower2アセビ

 

投稿者: オダガワ動物病院

2017.08.01更新

おmouseハムスターのペットホテル


●ペットホテルのお預かり、お迎え時間
(本院診療時間内になります。)

平日   : 9:00~12:30(午前) 16:00~19:00(午後)
日曜・祝日: 9:00~12:30(午前) 16:00~18:00(午後)
休診日: 木曜日

●年末、年始、お盆、ゴールデンウイーク、また諸事情により診療時間が変則になる場合はございます。
 ペットホテル希望の場合は、事前にご希望月日前後の本院のカレンダーをご確認下さい。

●自宅へのお迎え、お届けには対応できません。

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■料金について

ハムスター        3000円(消費税抜き)
※上記の料金は、一泊二日の料金となります。
二泊三日以上の場合は、一泊二日の料金×泊数となります。

【計算例】
三泊四日を希望する場合
3000円×3=9000円(プラス消費税) になります。

●診療時間外のお預かり・お渡しはできませんやむを得ない理由での時間外のお預かり・お渡しは、別途料金が発生します。


 ■ご注意事項

●お預かりの際は必ず緊急連絡先を教えて下さい。
(例・携帯電話・旅行先の旅館・Eーmailのアドレスなど)

●必ず、普段食べている食事はご持参ください。ハムスターの場合、入れ物ごと持参されることも可能です。

●外部寄生虫(right arrowノミright arrowマダニright arrowミミダニright arrow疥癬right arrowツメダニなど)、内部寄生虫(right arrow回虫right arrowジアルジアright arrowトリコモナスright arrowコクシジウムなど)診られた場合は本院の判断で駆虫します。(別料金になります。)

●万が一、お預かり中の病気になった場合の処置は別に料金かかります。

環境の変化に弱い個体は事前に問い合わせください。

●他の動物病院で治療中疾患のある動物のペットホテルはお断りしています。


お問い合わせ: telephone044-900-8588(木休診)


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【break time】

あ
 flower2ツルニチニチ草(7月)

 

投稿者: オダガワ動物病院

2015.04.23更新

おmouseハムスターの頬袋脱出



あ 頬袋が脱出して来院しました。
このハムスターは完全ではなく、頬袋が出たり出なかっりしてました。

あ 麻酔下で削除手術を行いました。

あ■削除した頬袋
 PDS糸で巾着縫合して切除した頬袋です。


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   【break time】
あ

flower2焼岳(山頂付近)

 

投稿者: オダガワ動物病院

2015.04.22更新

あ
ウサギ・モルモット・ハムスターと抗生剤

  ウサギ・モルモット・ハムスターはこの抗生剤とbookright arrowノミ・ダニ製剤は注意が必要です。

  ヒト、犬、猫で有効性がある抗生剤でもウサギ・モルモット・ハムスターでは抗生剤の種類を選らんで投与しないと死亡する場合があります。またノミ、ダニ製剤も同様です。

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ウサギ・モルモット・ハムスターの抗生剤の使用は注意が必要です。
 
 ウサギ・モルモット・ハムスターに限ったことではありませんが、抗生剤の投与はその動物が本当に抗菌剤が必要かを見極めることが大切です。なんとなく使用しても副作用や耐性菌をますばかりで意味ありません。

 ウサギ・モルモット・ハムスターの誤った抗生剤使用の死亡原因は諸説あります。草食動物であるウサギ、モルモットでは、盲腸が消化に非常に大きな役割を果たしています。抗生物質の一部には、その盲腸内の有用な細菌叢を死滅させ、耐性のあるClostridium spiroformでが異常増殖し、毒素を産制して下痢など激しい症状をおこし死亡するとされています。
 
 乳幼ウサギは母兎からのミルクで異常な菌の繁殖をおさえてくれます。4-6週齢の時期のウサギはミルクの影響がなくなる時期なため、なにかストレスが加わると、抗生剤の投与と異なる理由でClostridium spiroform増殖で死亡症例がみられやすい時期でもあります。

 ウサギではClostridium spiroformの他、稀にClostridium perfringensやClostridium difficileも原因菌になります。    

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本院でウサギ・モルモット・ハムスターに禁忌と考える抗生剤


リンコマイシン(Lincomycin )とクリンダマイシン(Clindamycin)、
(商品名、動物用リンコシン®、動物用アンチローブ®
など)

  

 写真のリンコマイシン、クリンダマイシンのヒト用、動物用は経口剤、注射剤、共に投与後すぐに死亡します。動物用の名前を勘違いしないで下さい。

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セファレキシン(Cefalexin)、(商品名、動物用リノキシペット®、ヒト用ケフレックス®など セファ系の経口剤    
 

  写真のセフェム系抗生剤、セファレキシンは経口投与すると4-5日で消火器症状を示して死亡する場合が多いと報告されています。以上の理由から、筆者は他のセフェム系経口剤も使用しない法が無難と考えています。この薬剤も動物用の名前を勘違いしないで下さい。
 しかしセフェム系注射液は注意しながら使用すれば投与が可能では主張する獣医師もいます。しかし長期投与などの詳細は不明です。

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アセチルスピラマイシン®Acetylspiramycin

  写真のマクロライド系抗生剤のアセチルスピラマイシンは注射(動薬)投与も。経口投与もすぐに死亡すると報告されています。
 そのため著者はマクロライド系抗生剤の使用は禁忌と考えています。

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ンピシリンAmpicillin
(商品名、アミペニックス®、ビクシリン®
など)
  

  写真のアンピシリン(経口・注射)は獣医学書には使用禁忌抗生剤と記載されてますが、ウサギは結構耐える場合が多いです。
しかし投与後すぐに死亡したり、1週間位で食欲不振で死亡するケースも希に報告されています。

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アモキシシリン(Amoxicillin
(商品名、ワイドソリン®、動物用バリチオン®など)

アモキシシリンも使用禁忌抗生剤ですが、詳細は不明です。
                                                             

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本院でウサギ・モルモット・ハムスターに比較的安全と考える抗生剤

クロラムフェニコール(Chloramphenicol
(商品名、クロロマイセチン®


  写真のクロラムフェニコールの経口剤はヒトでは1970年代以前はよく使用されました。想えば、著者も子供のころクロラムフェニコールとおもはれる薬剤を病院で良く処方された記憶はあります。

 しかしその後ヒトへ経口投与すると29000分の1の確率で再生不良性貧血がおき、また幼児ではライ症候群の副作用が報告されたため、1970年代中頃から副作用を上回るの理由がない限り使用されない抗生剤になりました。
 しかしヒトと異なりウサギでは動物種の相違から幼少期より比較的安全に使用できます。
 ウサギ梅毒時には比較的良く効いてくれます。濃度依存性薬剤ため1日3回の経口投与が必要で、原末が茶色なため、薬剤コーテングも茶色になっています。潰すと苦いことが欠点で、この点はウサギへ投薬する場合マイナスに作用します。
 
 以上の性質のある薬剤なので、万が一に備えてウサギにクロラムフェニコールの粉末剤を製薬して渡す場合はオーナーには手袋・マスクをつけて投与してもらう事を指示したほうが良いと考えています。

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ST合剤(商品名、動物用トリブリッセンン®、バクタ®

  微生物体内の葉酸の生合成を阻害するサルファ剤のスルファジアジン(Sulphadiazine)と、葉酸の活性化を阻害する抗菌物質トリメトプリム(Trimethoprim)2種類を5対1の割合で配合した抗菌剤をST合剤と呼びます。
ST合剤は人医ではトリメトプリムの薬用量の記載が一般的です。

リブリッセン®(動物薬)

 写真のトリブリッセン®はウサギでは幼少期から使用可能です。
ウサギの尿pHはアルカリ性のため、弱酸性の犬猫の尿pHに比べて、結石の副作用が少なく、比較的安全に使用できます。細菌のみではなく、原虫類コクシジウムの駆虫にも効能があります。 

バクタ®

 経口のトリブリッセンは製造中止になりました。類似品としてヒト用で写真のバクタ®{サルファ剤のスルファメトキサゾール(Sulfamethoxazole)とトリメトプリム(Trimethoprim)の合剤}があります。

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ニューキノロン系抗生剤(動物薬)
{商品名、左3つ動物用オルビフロキサンシン®Orbifloxacin)、順に動物用エンロフロキサシン®Enrofloxacin)動物用オフロキサシン®(Ofloxacinなど}  
ニューキノロン系抗生剤

 写真のニューキノロン系抗生剤は比較的安全に使用できますが、幼少期(約6ヶ月まで)は軟骨の形成不全を招く可能性があり、使用はできません。 

 注意 どんな薬剤でも副作用なしはありえません。薬剤を処方されていつもと症状が違う場合は担当獣医師にお尋ねください。  

                 
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 【break time】

あ

 flower2紫陽花(鎌倉、明月院)

 

投稿者: オダガワ動物病院

2015.04.21更新

オダガワmouseマウスのツメダニ症


マウス1
症例は生後7ヶ月の雌のマウスです。購入時よりよく掻いてましたが、最近益々多くなり川崎市宮前区より訪れました。

マウス2
皮疹を観察すると毛が途中で切れてました。紅斑はありません。

マウス3
皮膚検査 採取した毛を顕微鏡(×100)でみると
ツメダニと卵が観察されました。

---------------------------------------------------------------------

マウス4

マウス6
検便をしてもツメダニ成虫・卵が観察されます。(×100)
相当痒かったと予想されます。

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治療right arrowセラメクチンを使用しました。

セラ

 このツメダニはウサギによく発生する外部寄生虫ですが、ハムスター、マウスでも希に診ます。


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 【break time】

あflower2チングルマ(乗鞍、畳平、8月)


 

投稿者: オダガワ動物病院

2015.04.20更新

すdogtigermousechick条虫、吸虫駆虫剤 
プラジクアンテル(Praziquantel)とはcamera


■条虫・吸虫の駆虫について
 昔はこれらの条虫・吸虫の駆除剤は投与前後に絶食が必要で、また投与後には下剤が必要な薬剤も多くありました。1985年ごろにプラジクアンテルPraziquantelが販売されてからはその必要はなくなり副作用は少なく安心して使用可能になりました。
 
 注意点は条虫、吸虫の種類により、駆虫剤プラジクアンテルの投与量が大きく異なることです。(マンソン裂頭条虫の駆虫薬には瓜実条虫駆虫量の約6倍量、吸虫類は約5倍量) 条虫・吸虫は神経系の発達が悪く、抑制性神経伝達物質(GABA)は存在しないため、イベルメクチン等は効果を示しません。プラジクアンテルの作用機序は 条虫等の外皮を破壊し、そして内容物を体外へ放出し、主に無機イオンの能動的な移動を阻害して効能を示します。また駆虫剤投与より中間宿主と接触させないことが大切です。
 
 プラジクアンテルが含まれている薬剤には含有複合剤として◇プロファンダー®スポット皮膚滴下剤(犬猫用) ◇ドロンタール®プラス錠(犬用) ◇ドロンタール錠®(猫用)があります。これらの薬剤は線虫駆虫薬との複合剤で良い点もありますが、瓜実条虫の駆虫量でプラジクアンテルが製剤されており、高用量が必要なマンソン裂頭条虫壺型吸虫虫には向きません。また複数の寄生虫がいる場合はプレパテントピリオド(線虫類の猫回虫48-56日、瓜実条虫14-21日)が異なり、再投薬時期に悩むこともあります。
 また単独製剤として◇ドロンシット® 犬猫用錠剤・注射 ◇ビルトリシド® ヒト用 錠剤があります。
 
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■本院で診られる条虫、吸虫の種類と駆虫法
dogtigerマンソン裂頭条虫Spirometra erinaceieuropaei)、
tiger壺型吸虫Pharyngostomum cordatum
 瓜実条虫の5-6倍の投与量が必要です。調節しやすいプラジクアンテル注射剤、力価の高い経口剤ビルトリシド®の使用が適切です。また第二中間宿主(カエル、ヘビなど)との接触をさけることも大切です。マンソン裂頭条虫はヒトでも感染例があります。

dogtiger瓜実条虫Dipylidiasis)には 
 プラジクアンテルの注射・経口薬・皮膚滴下剤の駆除と中間宿主のノミの駆除が必要です。ヒトでも感染例があります。

chick◆文鳥の条虫
 プラジクアンテルの経口剤が便利です。しかし中間宿主が不明でなかなか完全駆除には至りません。

mouse◆小型条虫
 ハムスターで診られます。経口投与も可能ですが、プロファンダー®スポット皮膚滴下剤が便利です。ヒトでも感染例があります。

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■薬剤各論
■プラジクアンテルの注射剤 商品名・ドロンシット®注射液 
ウルザネ条虫・マンソン裂頭条虫壺型吸虫の駆除に使用される薬剤です。特にマンソン裂頭条虫・壺型吸虫の駆虫には高用量が必要なため、注射剤は投与量が調節でき使用しやすいです。

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■プラジクアンテル含有の皮膚滴下剤 商品名・プロフェンダー®スポット 犬猫用
分名・線虫駆虫薬エモデプシド21.43mg/ml(1.5-3mg/kg)、条虫駆虫薬プラジクアンテル85.75mg/ml(5.4-9.8mg/kg)が含有され、グリセリン類似物質に溶解している皮膚滴下剤です。犬猫回虫、犬猫鉤虫、瓜実条虫、猫条虫、多包条虫をほとんど同時に駆除可能です。7週齢、500g以上の犬猫から使用可能です。とくに猫は経口投与が大変な場合もあり重宝な薬剤です。瓜実条虫の駆虫量でプラジクアンテルが製されており、マンソン裂頭条虫などの駆除にはエモデプシド量がオーバードーズになり使用は薦められません。

 プロファンダー®スポット 背中にたらすのみです。猫回虫の駆虫も同時可能です。

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■プラジクアンテル含有の経口剤 
 dog商品名 ドロンタール®プラス 犬用
 駆虫薬3種類の犬用合剤で2週齢から使用可能です。
1回の投与で線虫類および条虫類を効果的に駆除できる幅広い効能を発揮します。
犬回虫、犬鉤虫→パモ酸ピランテル
犬鞭虫→パモ酸ピランテル・フェバンテールの相乗作用
瓜実条虫→プラジクアンテル
の駆除を行います。
1回の投与で線虫類および条虫類を効果的に駆除できる幅広い効能を発揮します。

 tiger商品名 ドロンタール® 猫用
 猫用で駆虫薬2種類の製品で
4週齢から使用可能です。猫回虫、猫鉤虫はパモ酸ピランテルが、瓜実条虫はプラジクアンテルが駆除します。ドロンタール®に含まれるパモ酸ピランテルは猫回虫の産卵前の未成熟な寄生虫に対しても高い駆除効果があります。短所はマンソン裂頭条虫壺型吸虫の駆除にはパモ酸ピランテル量がオーバードーズになり使用は薦められません。この場合はドロンシット®の注射がお薦めです。

 dogtiger商品名 ドロンシット®犬猫用、 ビルトリシド®ヒト用 
 ドロンシット®は瓜実条虫感染の場合は便利な薬剤ですが、マンソン裂頭条虫、壺型吸虫駆虫には猫の例で3錠も飲ます必要があり、利便性の良い薬剤とは言えません。ヒトで使用されている条虫・吸虫の駆除剤は動物用より力価が高いことが特徴です。しかし動物では錠剤・粉薬は投薬に抵抗して涎をだして、飲ませにくい場合があります。またビルドリシド®はなるべく粉砕しないで使用することがお薦めです。


 
ビルドリシド®


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瓜実条虫
マンソン裂頭条虫
壷型吸虫

最終更新:平成27年4月20日(月)9時28分


 

 

投稿者: オダガワ動物病院

2015.04.20更新

お
mouseハムスターの検便

 ハムスターはトリコモナス・大腸蟯虫・盲腸蟯虫などがときどき診られます。購入後はぜひハムスターを診療している動物病院での検便をお薦めします。
 

■ハムスター盲腸蟯虫、虫卵  ■ハムスター大腸蟯虫、虫卵
大腸蟯虫・盲腸蟯虫の虫卵は卵写真のように、また虫体は便に「しらす」がついたような状態で診られます。駆虫は回虫などと同じ線虫類なので、同様の駆虫剤を使用します。片利寄生性のためハムスターには害はないという意見もあります。


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----------------------------------------------------------------------
■原虫

あ
原虫疾患はトリコモナスとスプレノムクレウス(旧名 ヘキセミタ)が多く診られます。

これら原虫はハムスターには常在しており健康診断、また全身の状態悪化により、多く診られます。駆虫は抗原虫薬になります。


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----------------------------------------------------------------------
■小形条虫
こ
 小形条虫
 駆虫は抗条虫薬になります。臨床症状はあまりありません。小型条虫は円葉条虫目に属し、人畜共通の疾患です。特徴は中間宿主がなくても可能な経路をもつ条虫です。成虫は崩れやすいので、虫卵のみ検便で発見されます。

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ハムスターのアレルギー疾患

最終更新:平成27年4月20日(水)9時57分


 

投稿者: オダガワ動物病院

2015.04.20更新

オダガワ

mouseハムスターのアレルギー疾患


 2才のジァガリアンハムスターの♂が来院しました。

あ腹部の毛が抜けて、背中を除き、激しい痒みが認められ、脱毛と紅班があります。

あ
四肢には激しい炎症があります。

あ顔面も掻痒あります。

---------------------------------------------------------------------
mouseハムスターのアレルギーの治療は人・犬・猫と同様におこないます。

①薬物により、痒みを捕ること、
②原因のアレルゲンの特定だが。

しかし
①薬物
 ハムスターの場合は、アレルゲンが原因が特定できなくても、生活レベルの向上は必要で、薬物療法は必要になります。
 薬物にはハムスターにおいてもステロイド・抗ヒスタミン・抗アレルギー剤などが使用されています。著者の経験ではステロイドを使用しないとなかなか痒みが止まらないのが実情です。ご存じのようにステロイドは副作用の問題もあり、いつまでも使用できる薬剤ではなく、慎重投与が要求されます。しかし当院の経験では専門書に記載されているより副作用はすくないように感じています。最少の投薬期間を求めることでコントロールは可能な場合が多いです。
なお、ハムスターにヒト用軟膏・クリームの塗布は禁忌です。
 
②原因のアレルギー物質
 なかなか特定できませんが、腹部に病変の多いことより、床材がなにかしら影響をあたえていると考えられています。ハムスターの床材は木製チップ・牧草・土・新聞紙などが使用されていることが原因の一因で考えられます。しかし異嗜のあるハムスターには新聞紙などはすすめられません。またこれらの製品の中で、なにが一番よいかも不明で、費用のかからない製品から床をかえているのが現状です。木製チップには最近の製品はアレルギーを起こしにくいよう、熱処理がされている場合が多いですがどこまで予防可能か不明です。
 食事は人のように卵やそばのように特定されている訳ではありません。また犬猫のように食事アレルギー食が有るわけではなく、本院では防腐剤がはいっていない点に注目して、ハムスターセレクショクンへの変更を進めているが、アレルギーの完全食には遠い内容です。

 本院ではオーナーに獣医師が治療のプラン・薬剤の副作用を示しておこないます。このハムスターは2才で十分寿命を迎えることが考えられる症例です。
 獣医師の立場がらいえは、残りの人生、ステロイドの投与で痒みを止めて生活の質をあげたほうがよいと考えます。また副作用がでる前に寿命を迎える場合もあります。人ではアレルギーは痒みがひどいと夜もねられず、精神病にもなります。
 
 この症例はオーナーの希望もあり、薬物療法しませんでした。しかしオーナーはどの程度薬物に理解があったのか不明です。獣医師も説明義務はありますが、ステロイドと聞くと、全く薬剤のことを知らない方が、かってに毒薬と勘違いしてハムスターにつらい想いをさせていること事実です。

 この方の選択が良いか、悪いかは別として、動物の状態をあまり考えず、薬剤の副作用のみに目がいきずぎる傾向がはあります。動物をの状態をよくみて、獣医師・家族と相談して決めてください。薬の主作用でハムスターの生活が楽になることも考慮して考えてください。


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最終更新:平成27年4月20日(月)10時15分


 

投稿者: オダガワ動物病院

2015.04.20更新

odagawamouseハムスターのジアルジア症


 

ハム下痢

 

生後7ヶ月の雄ハムスターが下痢を主訴に来院しました。 体重は78gと少々やせ気味です。またこれまで軟便のことが多かったそうです。今日はとくに下痢がひどいので来院しました。触診では体温が低く危険な状態です。 

down arrow検便でジアルジアが確認されました。

ハムスターのジアルジアは常在している原虫です。ハムスターの具合が悪くなるとでてきます。

この症例も抗原虫剤を処方しましたが、予後は厳しいと予想されます。


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最終更新:平成27年4月20日(水)9時57分


 

投稿者: オダガワ動物病院

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