文鳥の前房出血
2022.03.21更新
■文鳥の前房出血
文鳥が前房出血で来院しました。特に左目を強打したこともないそうです。
右目の眼瞼も赤いのでこの症例はブドウ膜炎の治療を行いました。
前房出血の原因として外傷・緑内障・ブドウ膜炎・血液凝固障害・網膜剥離・眼球内腫瘍・高血圧がありますが文鳥ではこれらの鑑別診断はできません。
■リンク、
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2022.03.21更新
■文鳥の前房出血
文鳥が前房出血で来院しました。特に左目を強打したこともないそうです。
右目の眼瞼も赤いのでこの症例はブドウ膜炎の治療を行いました。
前房出血の原因として外傷・緑内障・ブドウ膜炎・血液凝固障害・網膜剥離・眼球内腫瘍・高血圧がありますが文鳥ではこれらの鑑別診断はできません。
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2022.03.20更新
■セキセイインコの雄雌診断
セキセイインコの雄雌は外見からではわからないことがあります。
深爪して少し血液を頂くことで、雌雄鑑別は可能です。
この症例は雌でした。
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2022.03.19更新
■ウサギ、前胸部の皮膚病
5歳の雄ウサギの前胸部が皮膚病になり来院しました。
皮膚検査ではノミ、ツメダニ、真菌陰性でした。
オーナーに聞くとしきりに舐めているそうです。
■1週間後の来院
1週間痒み止めを使用したところ、だいぶよくなりました。
個人的にはこの皮膚病は精神的なこともあると考えています。痒み止めをやめると2-3ケ月で再発します。
その点が問題点です。
■リンク、
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2022.03.13更新
■総排泄腔脱に巾着縫合したケース
来院時、黒矢印が巾着縫合部位
昨夕、午後6時半ごろ他院で総排泄腔脱と診断されてた2歳の文鳥です。脱出した総排泄腔を基に戻して巾着縫合をしたそうです。
写真の黒矢印がその巾着縫合部位です。
その後、便、尿がなく、どうしていいかわからず心配で当院に翌朝9時に来院しました。
抜糸して30分後の様子
巾着縫合を施して約14時間たっているので、抜糸して再脱出がないか30分位当院で様子をみました。
その後多量の便、尿がありましたが再脱出はなく帰宅してもらいました。帰宅後も再脱出をよくみてもらうよう話ました。
総排泄腔時、巾着縫合はよい処置法ですが、便、尿ができなくなるため12-24時間以内の抜糸が必要になります。
そのときの再脱出がおこる可能性があるので、当院では総排泄腔に1糸かける方法を使用する場合が多いです。
■リンク、卵関係
■セキセイインコ、卵管脱出の卵詰まり、12時間経過、死亡例
■文鳥の卵詰まり
■マメルリハインコの卵管脱
■セキセイインコ、軟卵の卵詰まり
■セキセイインコ、卵管脱出の卵詰まり、急性例
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2022.03.08更新
■1歳雄のセキセイインコの疥癬症
1歳雄の31gのセキセイインコです。
数日前から嘴、爪がぐちゃぐちゃになって痒がることで来院しました。
顔を拡大するとこんな様子です。
脚はこんな様子です。
皮膚検査をすると疥癬(青矢印)が診られました。
疥癬とはダニの感染で、感染したセキセイインコと接触しないと発生はしません。
この症例は1羽飼いで、1歳での発症を考えるとたぶんペットショプで感染したと推測されます。
皮疹は特徴的で、上記の写真のように嘴、脚など毛のないところに痂皮、鱗屑を形成します。
治療は感染初期であれば抗ダニ剤の週1回の塗布で4回から6回で治ります。また使用している籠などは熱湯消毒を薦めています。
■1週間後の来院
1週間後、痒みもなくなり、食欲も旺盛になり体重は34gになりました。痂皮、鱗屑もだいぶよくなりました。
投稿者:
2022.03.05更新
■ イヌ無菌性結節性脂肪織炎の疑い
以前左頚部に『できもの』が発生して、二次診療施設で化膿性肉芽腫性炎と診断された15歳のイヌの症例です。
今度は右頚部に『できもの』が再発して来院しました。
写真のような『できもの』で、その部位がはじけて膿が出てきたといった症状はなく、
発熱や元気消失、食欲不振などの全身症状もありませんでした。
細胞診所見
無菌性結節性脂肪織炎の診断はパンチバイオプシーなど皮膚生検が必要ですが、15歳と高齢で検査は無理もできず、アグレッシブな性格なためます細胞診を行いました。観察された細胞の主体は中毒性変化のない好中球で、紡錘形の細胞はマクロファージと考えられ化膿性肉芽腫性炎の疑われました。細菌は観察されませんでした。
これまでの既往歴と細胞診の所見から無菌性結節性脂肪織炎と仮診断してオーナー了解の上プレドニゾロンを内服しました。
■2週間後の来院
2週間後、右頚部に『できもの』はなくなりました。プレドニゾロンの内服は1ケ月続いてもらい減薬していく予定です。
投稿者:
2022.03.05更新
■ジュウシマツの急性卵詰まり
昨夜、急に落鳥した2歳のジュウシマツ(体重15g)が来院しました。
だいぶまずい状態で、鳥に触れるのみでも死亡する可能性がある点をオーナーに話また上で診療に入りました。
触診で卵が詰まっていることいは確認できましたが、大きさ、個数の確認のためレントゲンを撮りました。1枚とるにがやっとです。
卵が割れて卵詰まりになっているようです。(橙矢印)
用手法、減圧法組み合わせてなんとか卵を摘出できましたが、その後回復できるか心配でしたが、
その後4時間位たってから、食欲を回復して無事退院でき良かったです。
■リンク
■セキセイインコ、卵管脱出の卵詰まり、12時間経過、死亡例
■文鳥の卵詰まり
■マメルリハインコの卵管脱
■セキセイインコ、軟卵の卵詰まり
■セキセイインコ、卵管脱出の卵詰まり、急性例
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2022.03.05更新
■平成29年10月3日、『毎日新聞 マダニ感染、ペットも注意』に
本院のマダニの写真、インタビューの一部が採用されました。
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【以下本院のマダニ関連ページの一部】
■1月のマダニ感染
■マダニの生態、駆虫薬
■ウサギ、モルモット、ハムスターに安全に使用できるノミ、マダニ製剤
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