モルモット、臀部皮膚の『しこり』(川崎市多摩区、オダガワ動物病院)
2022.09.23更新
■モルモット、臀部皮膚の『しこり』
ご注意
このホームページに記載されている疾患の予後、
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インターネットに記載されている薬剤などの
電話相談は診療の妨げになりますので
お断りしています。
当院での薬剤希望の方はペットをつれて診療時間内に来院ください。
2歳半の雄のモルモットが皮膚に『しこり』があることで来院しました。
『しこり』を触診すると簡単に取れてしまいました。腫瘍ならこんなにあっけなく取れることはまずありません。
オーナーに聞くと、他のモルモットと喧嘩した記憶があり、この部位を噛まれたそうです。
1週間抗生剤を投与を指示しました。
取れた『しこり』
1週間後の来院。皮膚はだいぶよくなってきました。
モルモットは腰部と会陰部領域に皮脂腺性の臭腺があり、この症例は脂腺の分泌物で汚れたり被毛が毛玉状になったと考えられます。床のものと混ざり臭腺が詰まることもあります。
また注意しないとおきるとおもいます。
尚、耳の後ろにも臭腺はあり、皮膚病と間違えて来院するモルモットもいます。
■リンク
モルモットの皮膚腫瘍(毛包腫 trichofollicu oms と診断されたケース)
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