小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。
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2023.08.01更新

 

あ chickモルモット、巨大乳腺腫瘍


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電話相談は診療の妨げになりますので
お断りしています。

当院での診察、薬剤希望の方はペットをつれて来院ください。


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(写真1)4才雌のモルモットが最近元気なく、糞の出方が悪いことで、おなかをみたらおおきな『できもの』がみつかり来院しました。
当院の測定で7×6×3cmありました。

 1(写真2)

1(写真3)
レントゲン検査(写真2,3)でヘルニア、腹水などの疾患はありませんでした。膀胱結石が偶然発見されました。

以上から視診から右乳腺の腫瘍が疑われます。

 

1
(写真4)よく見ると左の乳腺も『できもの』があります。1.0×1.0×0.5cm位です。

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(写真5)右の乳腺『できもの』を細胞診をしました。

結果
 赤血球、好中球が主体ですが、円形、楕円形の核をもつ上皮系細胞もシート状にみられます。細胞診から確定診断はできませんが、大型の核をもつ異型細胞も確認されることから乳腺癌の可能性も否定できません。

 

これほどの大きさになると手術も難しいです。摘出できても縫合する皮膚がありません。
抗腫瘍性サプリメントで経過をみてもらうことにしました。


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boarモルモット、巨大乳腺腫瘍

boar雄モルモットの乳腺腫瘍

boarモルモットの乳腺腫瘍(悪性のケース

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投稿者: オダガワ動物病院