■犬疥癬はヒトに接触感染します。
世田谷区からセカンドオピニオンで来院したケースです。2歳の雄のプードルです。家庭に来た時から、耳介、ひじやかかとなど被毛の薄い部分が『粉をまいたような皮疹疹』ができて、犬はひどいかゆみに悩まされていました。そして次第に病変は拡大していき、全身が激しい痒みがおき、皮膚は厚くなり悪化傾向になったため、本院を訪れました。
診断は皮膚の掻爬検査で疥癬を見つけます。
オーナーの腕です。オーナーも犬を飼育してから、慢性の痒みに悩まさせていました。疥癬はヒトにも一時的に感染します。
腕などが吸血されやすい部位です。
この症例は疥癬の駆虫剤で犬もヒトもよくなりました。
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