放鳥後毛玉を吐いたセキセイインコ
2022.06.28更新
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放鳥後毛玉を吐いたセキセイインコ
放鳥後、上記の毛玉を吐いたセキセイインコが来院しました。
この症例は異物を誤食したのか、そのうに溜まっていた異物を吐いたか不明ですが、放鳥後嘔吐が止まらないで来院するケースはときどき見ます。
この症例はよくなりましたが放鳥中は異物には注意が必要です。
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投稿者:
2022.06.28更新
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放鳥後毛玉を吐いたセキセイインコ
放鳥後、上記の毛玉を吐いたセキセイインコが来院しました。
この症例は異物を誤食したのか、そのうに溜まっていた異物を吐いたか不明ですが、放鳥後嘔吐が止まらないで来院するケースはときどき見ます。
この症例はよくなりましたが放鳥中は異物には注意が必要です。
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2022.05.23更新
■ウサギのくしゃみ、鼻汁
6ケ月のネザーランドドワーフ種のウサギがくしゃみが多いとこを主訴に来院しました。
拡大鏡で鼻をみると多くの鼻汁が見られました。
このウサギは3ケ月前のみ同様な症状で来院しました。
そのときはクロラムフェニコールの投与で多少よくなったそうです。
本症例のようなくしゃみ、鼻汁、いびきなどの症状が見られることを上部気道疾患といいます。
当院ではときどき見られる疾患です。
原因はStaphylococcus aureus(黄色ブドウ球菌)、pasuturella multocide(パスツレラ菌)、Pseudomonas aeruginosa(緑膿菌)など細菌性が多いといはれています。
飼育所によく書かれている『スナッフル』はこのうちパスツレラ菌に感染した上部気道疾患を指します。
この症例は細菌の分離、同定まではおこないませんでしたが、
右鼻鼻汁の細胞診(簡易染色) 球菌、連鎖球菌が見られました。
左鼻鼻汁の細胞診(簡易染色) 同様に球菌、連鎖球菌が見られました。
形態から黄色ブドウ球菌の感染が疑われました。
今回はエンロフロキサシンを投与して経過をみています。
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2022.05.18更新
■鉛筆を食べたイヌ
2歳のチワワが鉛筆の先を齧ったことで来院しました。
レントゲンでは鉛筆らしいものは発見されませんでした。
催吐剤を投与したところ鉛筆の一部が催吐されました。その後元気ですごしています。
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2022.05.18更新
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オカメインコの足に糸がからまり来院
2歳のオカメインコの足に糸がからまり来院しました。
ピンセットなどで取ることができました。一部が皮膚に食い込んでいました。
強く糸が巻き付くと足が壊死することもあり注意が必要です。
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2022.05.01更新
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セキセイインコ、羽の腫瘍
(写真1)初診時
7歳11ケ月の雄のセキセイインコの翼に『できもの』がでてたため来院しました。
(写真2)『できもの』の細胞診
細胞診では赤血球を背景に上皮系の特徴を示す細胞がシート状に診られ上皮系腫瘍と診断しました。
この標本からは明確な異型は観察されませんでしたが、細胞診では検査の限界があります。
文献では翼は悪性腫瘍が多く、転移の防止も含めて、手術で翼を切断することが推奨されています。
この症例はオーナーと相談したところ、またやや高齢なこと、また翼を切断する医療行為には抵抗があるため、抗腫瘍性サプリメントで経過を追うことにしました。
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投稿者:
2022.05.01更新
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モルモット、皮脂腺の腫れと発赤
ご注意
このホームページに記載されている疾患の予後、
薬剤の説明、他の動物病院の処方薬剤、
インターネットに記載されている薬剤などの
電話相談は診療の妨げになりますので
お断りしています。
当院での薬剤希望の方はペットをつれて診療時間内に来院ください。
症例は5歳半のモルモットの雄です。半年前にも今回同様、皮脂腺が腫れて発赤して来院し、当院でシャンプーをしました。
モルモットの皮脂腺は肛門周囲と臀部に多くあり、被毛が濡れた状態で存在してテリトリーなどにおい付けをおこなっています。
モルモット自身は殆ど体臭はありませんが、分泌液多くなると周囲の毛をより汚れやすくなり臭いの原因になることもあります。
今回も臀部のみシャンプーをしました。
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モルモットの皮膚腫瘍(毛包腫 trichofollicu oms と診断されたケース)
投稿者:
2022.05.01更新
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ハトのバジラミ
(写真1)
購入して約6ケ月のハトの羽毛に寄生虫を発見しました。
セロハンテープで採った検体を持参されて来院しました。(写真1)
この時点でオーナーはハジラミ感染を疑っていました。
(写真2)
顕微鏡で診ると予想どうりハジラミが発見されました(写真2)
そのため駆虫をおこないました。
投稿者:
2022.04.18更新
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セキセイインコ、尾脂腺悪性腫瘍の疑い。
(写真1)初診時
数日前より6歳半のセキセイインコの尾脂腺が腫れていることで来院しました。(写真1)
皮下識に固着しており、大きさはコンマ1cm位でした。
まず細胞診を行いました。
(写真2)尾脂腺の細胞診所見
赤血球を背景に上皮系細胞の腫瘍性細胞が散在的にシート状に診られます。
上皮系細胞の核クロマチンはやや粗造で核の大小不同など異型所見が認められます。
細胞質も淡塩基性を示しています。
以上の所見と皮下識に固着している臨床像と合わせて、悪性の尾脂腺腫楊の疑いが濃いと診断しました。
6歳半という年齢を考えて、外科的摘出は断念し、抗腫瘍性サプリメントで経過をみています。
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投稿者:
2022.03.21更新
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文鳥の前房出血
文鳥が前房出血で来院しました。特に左目を強打したこともないそうです。
右目の眼瞼も赤いのでこの症例はブドウ膜炎の治療を行いました。
前房出血の原因として外傷・緑内障・ブドウ膜炎・血液凝固障害・網膜剥離・眼球内腫瘍・高血圧がありますが文鳥ではこれらの鑑別診断はできません。
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投稿者:
2022.03.20更新
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セキセイインコの雄雌診断
セキセイインコの雄雌は外見からではわからないことがあります。
深爪して少し血液を頂くことで、雌雄鑑別は可能です。
この症例は雌でした。
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