小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。
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2019.08.20更新

あ dog狂犬病ワクチンのシーズンになると診る症例


 毎年、狂犬病ワクチンのシーズンになると診る症例として首輪に沿った皮膚病,狼瘡の過長を紹介します。

 誤って

 首輪に沿って、皮膚病が診られます。
首輪の素材が合わないか、きついかどちらかが原因です。
最近は殆ど使用されなくなりましたが、ノミ取り首輪が原因のこともあります。
このイヌは首輪、ノミ取り首輪を取って、胴輪にかえてもらいました。

a

狼瘡の過長です。他の爪は散歩で削れますが、狼瘡は削れないため長くなります。
回転した狼瘡が皮膚に刺さり化膿したケースもありました。
このイヌは狼瘡の爪を切りました。


 

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投稿者: オダガワ動物病院

2019.08.20更新

あ chick休日に放鳥中、誤って踏んでしまった症例


 

 AHCC
 自宅で休日に放鳥をしていたら誤って踏んでしまった2歳雄のセキセイインコです、
呼吸停止の状態で来院し、酸素吸入、心臓マッサージを行いましたが亡くなってしまいました。

 鳥類を誤って踏んだり、壁やヒトと衝突した場合、死亡率は高いです。
放鳥をしているときは、勝手によけてくれると思い込んでいるオーナーが多く、事件がおきてから、焦って動物病院を訪れるケースが多いです。

 普段座る椅子の場布団の下などにいることを当院では多く経験しています。また宅急便がきてドアをあけたら、鳥に逃げられた方もいました。
放鳥時はとくに家族みんさんで情報を共有して鳥を守ってあでることが大切です。

 羽をきる方法もありますが、当院で羽をきった方に後に、アンケートしたところ、約80%の方が、鳥を踏みそうになったという回答を得ました。
羽をきっていない鳥は同様のアンケートをしたところ約40%なのでより高い数字がでました。
羽をきると、とっさのとき鳥も逃げれないみたいです。
以上の理由で当院では積極的には羽をきりはしてません。


 

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投稿者: オダガワ動物病院

2019.08.20更新

あ tiger塩素系の消毒剤を誤飲したネコ


 
AHCC

2才雌のネコが塩素系の消毒剤を誤飲したため来院しました。

誤飲してすぐなため、催吐剤を投与しましたが、反応はありませんでした。

その後、誤飲した塩素系の消毒剤の量を推定したところ少量で、ネコも元気なため点滴などの対称療法のみで対処しました。その後元気でいるみたいです。

ネコの誤飲は当院でもねこじゃらし、裁縫用糸つきの針、魚味のついたサランラップなど経験しています。死亡例もありますので注意してください。

 


 

 

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投稿者: オダガワ動物病院

2019.08.20更新

あ rabbit門歯(前歯)の過長


 
a

5才雄のウサギの鼻が赤くなり来院した症例です。

このウサギは1歳時より、上顎、下顎のかみ合わせが悪く、2-3ヶ月に1回、歯切に来院している症例です。

当院ではウサギ用ニッパで切除しています。


 

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投稿者: オダガワ動物病院

2019.08.19更新

あ rabbit梅毒疑いのウサギ


 
a

4才雄のウサギの鼻が赤くなり来院した症例です。
このウサギは2年前、梅毒を疑いクロラムフェニコールの投与でよくなりました。

鼻の綿棒検査では異常なく、梅毒の再発と考えて、再度クロラムフェニコールを投与しました。

ウサギの梅毒はこのように再発をくりかえす症例が数例います。

 


 

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投稿者: オダガワ動物病院

2019.08.14更新

あ chick捕まえる際、噛まれて、ぶってしまったセキセイインコ


 AHCC
捕まえる際、噛まれたので、ぶってしまった雄の3歳セキセイインコです。
食欲はなく、左足は跛行してました。

ありましたが、

AHCC
レントゲンを撮ると骨折がありました。(

AHCC
上顎も少し損傷していました。

入院して、強制給餌、抗生剤、止血剤の投与をおこない、4日間で食欲は回復し退院しました。
その後1週間後の診察ではたいぶ元気になりました。
左足は跛行は治ってませんが、骨折なので保持療法で約1ヶ月はかかると推測いています。
 


 

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投稿者: オダガワ動物病院

2019.08.14更新

あ chick上顎に種子が詰まった文鳥


 AHCC
6歳の雌の文鳥が急に種子を剥けなくなったことで来院しました。
口腔を診ると、上顎に種子が詰まってました。

AHCC
取り出した種子

種子を採りだしたところ正常に戻りました。

 


 

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投稿者: オダガワ動物病院

2019.08.12更新

あ rabbitウサギのツメダニ症


あります。 
4才雄のウサギ(ロップイヤー種)の背中の皮膚が急に剥げたことで来院しました。
皮疹は鱗屑、痂皮が主体でした。

AHCC
鱗屑、痂皮の部分をセロハンテープで採取し顕微鏡400倍で鏡顕しました。
ツメダニの虫卵が診られ、ツメダニによる皮膚病と診断しました。
この症例は5ヶ所セロハンテープで皮膚の採取をしましたが、成虫は見つけられませんでした。
治療にはレボリューション®を背中に滴下しました。

■3週間後の来院

あ
皮膚は良くなってきました。再度レボリューション®を背中に滴下して治療終了しました。

ツメダニ症はウサギは痒みを訴えるケースとそうでないケースがあります
人畜共通の疾患でオーナーも痒みを訴えるケースもあります。

 レボリューション®はじめアイバメクチン系の薬剤などの使用でよくなりますが、使用が1回だと再発するケースがあり3週間位あけて最低2回の投与は必要です。

 ノミ・ダニ製剤はイヌ、ネコには副作用も殆どなく、良好に働いてくれますが、ウサギには死亡例が報告されている製品もあります。必ずウサギに詳しい動物病院の先生に診察をうけて薬剤を処方してもらってください。なおレボリューション®はイヌネコ用ですが、ウサギにも安全に使用できます。


 

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投稿者: オダガワ動物病院

2019.08.10更新

あ tiger甲状腺機能亢進症のネコ、注射療法


areroltuku
(写真1)

甲状腺機能亢進症は富士フィルムモノリスの書類から引用させていただくと、
上記のような症状があります。(写真1)

8歳から多くなる傾向があり、10歳以上ではとくに注意が必要です。
そのため当院では高齢のネコは甲状腺ホルモンの測定を薦めています。

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 AHCC
(写真2)
今回の症例は15歳の雄(去勢済み)の日本ネコです。

2年半前に甲状腺機能亢進症と診断したネコです。
甲状腺機能亢進症の薬剤(メルカゾール)の経口投与で維持してましたが
もともと経口投与が嫌いなネコでした。


経口投与が影響してか、ここ3ヶ月食欲不振に陥りました。
体重も4.5kgありましたが、3.2kgにまで減少し、
甲状腺ホルモン(T4)も1.4(μg/dl)から12.6(μg/dl)【正常0.8-5.0(μg/dl)】
に上昇してしまいました。
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浅田鳥獣貿易
(写真3)
投薬が難しいネコや抗甲状腺薬に副作用のあるネコは
y/d(ヒルズ社)ヨウ素を含まない食事(写真3)で治療する方法もあります。
メルカゾールより値が安定するまでは時間はかかります。
しかしこのネコはこの食事もたべてくれません。

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あまり
(写真4)
甲状腺機能亢進症の薬剤(メルカゾール)には
注射(写真4左)と錠剤(写真4右)があります。

AHCC

そこで糖尿病の治療を応用して、
メルカゾール注射液(写真4)を
マイジェクターに吸引して

皮下に注射いてもらいました。

2週間後甲状腺ホルモン(T4)は
12.6(μg/dl)から8.4(μg/dl)【正常0.8-5.0(μg/dl)】に減少し
体重も3.2kgから3.6kgに増加して、食欲も出て来て臨床症状はよくなりました。

ひき続きメルカゾール注射液で治療をおこなう予定です。

 


 

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投稿者: オダガワ動物病院

2019.08.09更新

あ rabbitウサギのツメダニ症(濃厚感染例)


 AHCC
8才雄のウサギの背中の皮膚が急に剥げたことで来院しました。
皮疹は鱗屑、痂皮が主体でした。

AHCC
鱗屑、痂皮の部分をセロハンテープで採取し顕微鏡400倍で鏡顕しました。
ツメダニ成虫()、ツメダニ虫卵()が診られ、ツメダニによる皮膚病と診断しました。

Amazon
顕微鏡を100倍の低視野にすると多くのツメダニ成虫が診られました。
しかしオーナーの稟告によればウサギは痒みを訴えていないそうです。
治療はレボリューション®を背中に滴下しました。

●17日後の来院

AHCC

たいぶよくなりました。ツメダニの駆除には最低2回と投薬が必要なため、今日もレボリューション®を背中に滴下しました。1回のみ投薬だと再発するケースもあります。


 

 

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投稿者: オダガワ動物病院

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