小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。
小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。

2020.02.11更新

あ chickセキセイインコの疥癬症


 あ

あ
痒みを主訴に、1歳雄のセキセイインコが来院しました。
嘴、脚が白くただれており、皮膚科の言い方では痂皮、鱗屑と表します。

あ

 皮膚を掻爬検査すると、疥癬虫が検出されました。
(赤矢印は成虫、青矢印は卵)
疥癬虫は毛がないところに病変を作る特徴があります。
成虫の体長は0.3-0.4mm位です。

抗疥癬剤を週1回で3-4回処置すると殆ど治ります。



■7日後の来院

あ

あ

写真からわかりずらいですが、痒みはとまり経過は良好です。
まだ脚の鱗屑病変が消えていませんでした、また翼下をよくかくそうです。
そのため本日は脚、翼下を中心に抗疥癬剤を塗布しました。

その後、14日後、21日後も来院していただき完治しました。


 

   calendarright arrow当院の診療カレンダー

traincarright arrow【当院への交通アクセス、駐車場】

padright arrow【最寄駅、登戸駅からの道順】


投稿者: オダガワ動物病院

2020.01.31更新

あ tigerネコの角膜潰瘍


 あ
ネコの角膜潰瘍

 同居ネコと喧嘩してから右眼をつぶることが多くなり来院しました。
写真の緑の部分が眼科用のフルオル試験で緑に染まり、角膜潰瘍をしめしています。

この症例は抗生剤とヒアルロン酸の点眼でよくなりました。角膜潰瘍が深いとなかなかな治らず大変な場合もあります。


 

   calendarright arrow当院の診療カレンダー

traincarright arrow【当院への交通アクセス、駐車場】

padright arrow【最寄駅、登戸駅からの道順】


投稿者: オダガワ動物病院

2020.01.29更新

あ

 ウサギの雌は、高齢になると子宮、卵巣腫瘍になることが多く、事前に避妊手術を希望されるオーナーもいますが、避妊手術をすると、食欲不振になる個体が多くいます。
 そのため術後管理がしずらい、アグレッシブなウサギには薦めていません。

 当院では、適時に尿検査、触診、レントゲン検査をおこない、子宮、卵巣に異常がみられてから手術になるケースが多いです。


 

   calendarright arrow当院の診療カレンダー

traincarright arrow【当院への交通アクセス、駐車場】

padright arrow【最寄駅、登戸駅からの道順】


投稿者: オダガワ動物病院

2020.01.23更新

あ boarモルモットの体重測定


 

あ

 モルモット(学名: Cavia porcellus、英: guinea pig、蘭: cavia)の体重測定は、当院では1kg前後の測定に強い体重計を使用しています。

 平均は雄900~1200 g 、雌700~900 g位になります。


 

   calendarright arrow当院の診療カレンダー

traincarright arrow【当院への交通アクセス、駐車場】

padright arrow【最寄駅、登戸駅からの道順】


投稿者: オダガワ動物病院

2020.01.21更新

あ boar激しい痒みのモルモット


 

あ

生後4ヶ月のモルモットです。

 他院で抗生剤、ステロイド投与しても痒みが収まらず来院しました。耳の後ろに掻いたあとが診られます。
当院の皮膚検査では、異常ありませんでしたが、疥癬を疑いレボリューション®を皮膚に滴下しました。

 3週間後、モルモットの来院はありませんでしたが、痒みは7日位でなくなったそうです。
疥癬が疑われたため、もう1回レボリューション®を処方しました。

 このオーナーは多頭飼育されていて、他のみ痒みの強いモルモットがいたため、すべての個体にレボリューション®を処方しました。


 

   calendarright arrow当院の診療カレンダー

traincarright arrow【当院への交通アクセス、駐車場】

padright arrow【最寄駅、登戸駅からの道順】


投稿者: オダガワ動物病院

2020.01.18更新

あ chick文鳥の卵管脱


 

あ

5歳1ヶ月の文鳥です。約1週間前に卵を産んだそうです。
本日、『赤いもが』急に総排泄腔(簡単に言えば肛門)から診られたので、すぐに来院しました。
この文鳥は以前も他院で同様な症状で来院した経験はあるそうです。
『赤いもの』は卵管で、卵管脱の診断になります。
腹部に卵はないことを確認して、卵管脱のを正常な位置に押し込み総排泄腔を1糸縫合しました。

 

あ

4日後の来院。抜糸をおこないまいた。再脱出はありませんでした。

この症例はうまくいきましたが、縫合糸を鳥に抜糸されたり、縫合した間から卵管の一部がでてきたり、処置後が大変なケースもあります。

この症例は卵管脱がおきてすぐに来院したこちが治った一番の要因です。
時間がたって来院した場合、卵管脱は戻せても、死亡するケースが多いです。


  

   calendarright arrow当院の診療カレンダー

traincarright arrow【当院への交通アクセス、駐車場】

padright arrow【最寄駅、登戸駅からの道順】


投稿者: オダガワ動物病院

2019.12.30更新

あsnakeフェレットのインスリノーマ疑い


あ

 以前、振れ、虚脱をおこした7歳、避妊雌のフェレットです。そのときの血糖値が33mg/dl(正常69-139mg/dl)でブドウ糖の投与で回復しました。

 本日、再び振れえがみられ(動画参照)、血糖値を測定しました。73mg/dlとやや低めのため、今回もブドウ糖の投与をして回復しました。。血液が多く採れず、インスリンの測定はできませんでした。
個体差はありますが血糖値が50mg/dlを割ると虚脱をおこします。

 この症例はその後何度も振れえが診られるため、臨床症状、血糖値からインスリノーマが疑われ、現在プレドニゾロンの隔日投与で病状を維持しています。


 

   calendarright arrow当院の診療カレンダー

traincarright arrow【当院への交通アクセス、駐車場】

padright arrow【最寄駅、登戸駅からの道順】


投稿者: オダガワ動物病院

2019.12.03更新

あ■ネコ、尿中ストロバイト結しょうの再発


あ
尿中ストロバイト結しょうで尿路閉塞で来院しました。
1年前にも同様な症状で来院しています。

あ
カテーテルで採尿した尿を遠心分離すると、血しょうと赤血球成分が沈殿します。

あ
沈殿部分を顕微鏡で診るとストロバイト結しょうと赤血球がみられます。

あ

このネコはストロバイト結しょうを作りやすい体質です。
食事を上記したc/d(ヒルズ社)、またユリナリーs/oなどに変更しないと、本院の経験では、再び尿路閉塞になる可能性が70%位あります。ストロバイト結しょうならこれら食事の変更で、95%以上は予防可能です。食事代をみて、治ると通常食のもどす方が多いですが、再発を続けると治療費の方が高くつくます。また尿路カテーテルも入りにくくなり、手術した症例もいます。
ストロバイト結しょうによる尿路疾患なら、食べてくれれば絶対食事は変更してください。


 

   calendarright arrow当院の診療カレンダー

traincarright arrow【当院への交通アクセス、駐車場】

padright arrow【最寄駅、登戸駅からの道順】


投稿者: オダガワ動物病院

2019.12.02更新

あ boarモルモットのハジラミ


 あ
生後7ヶ月、モルモットの雄です。『白い物が動く』ことで来院しました。(赤矢印)

あ
セロハンテープで『白い動く物』を捕まえました。(赤矢印)

あ
顕微鏡400倍で『白い動く物』を診るとハジラミでした。

治療薬はレボリューション®を使用しました。レボリューション®はイヌ、ネコ用ですが、モルモット、ウサギなどのも安全に使用できる薬剤です。

ノミ、ダニ、ハジラミの製剤は種類を間違えると、モルモット、ウサギなどでは死亡例も報告されています。

かかりつけ獣医師とよく相談して薬剤は決めてください。


 

   calendarright arrow当院の診療カレンダー

traincarright arrow【当院への交通アクセス、駐車場】

padright arrow【最寄駅、登戸駅からの道順】


投稿者: オダガワ動物病院

2019.12.02更新

あmouseハムスター、前歯の過長


あ

このハムスターは前歯の過長のため、3週間に1回、無麻酔で切除しています。
前歯(門歯)は常生歯で咬み合わせが悪いと伸び続け、唇付近に傷ができたり、食欲不振の原因になります。


 

calendarright arrow当院の診療カレンダー

traincarright arrow【当院への交通アクセス、駐車場】

padright arrow【最寄駅、向ヶ丘遊園駅北口からの道順】


 

 

 

 

投稿者: オダガワ動物病院

entryの検索