小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。
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2019.12.03更新

あ■ネコ、尿中ストロバイト結しょうの再発


あ
尿中ストロバイト結しょうで尿路閉塞で来院しました。
1年前にも同様な症状で来院しています。

あ
カテーテルで採尿した尿を遠心分離すると、血しょうと赤血球成分が沈殿します。

あ
沈殿部分を顕微鏡で診るとストロバイト結しょうと赤血球がみられます。

あ

このネコはストロバイト結しょうを作りやすい体質です。
食事を上記したc/d(ヒルズ社)、またユリナリーs/oなどに変更しないと、本院の経験では、再び尿路閉塞になる可能性が70%位あります。ストロバイト結しょうならこれら食事の変更で、95%以上は予防可能です。食事代をみて、治ると通常食のもどす方が多いですが、再発を続けると治療費の方が高くつくます。また尿路カテーテルも入りにくくなり、手術した症例もいます。
ストロバイト結しょうによる尿路疾患なら、食べてくれれば絶対食事は変更してください。


 

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投稿者: オダガワ動物病院

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