小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。
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2022.03.13更新

あ chick総排泄腔脱に巾着縫合したケース


 

あ
来院時、黒矢印が巾着縫合部位

 昨夕、午後6時半ごろ他院で総排泄腔脱と診断されてた2歳の文鳥です。脱出した総排泄腔を基に戻して巾着縫合をしたそうです。
写真の黒矢印がその巾着縫合部位です。
その後、便、尿がなく、どうしていいかわからず心配で当院に翌朝9時に来院しました。

あ
抜糸して30分後の様子

 巾着縫合を施して約14時間たっているので、抜糸して再脱出がないか30分位当院で様子をみました。
その後多量の便、尿がありましたが再脱出はなく帰宅してもらいました。帰宅後も再脱出をよくみてもらうよう話ました。

 総排泄腔時、巾着縫合はよい処置法ですが、便、尿ができなくなるため12-24時間以内の抜糸が必要になります。
そのときの再脱出がおこる可能性があるので、当院では総排泄腔に1糸かける方法を使用する場合が多いです。

 

bookリンク、卵関係 

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投稿者: オダガワ動物病院

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