小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。
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2022.02.09更新

あ chickセキセイインコ、卵管脱出の卵詰まり、急性例


  

あ
(写真1)卵管脱出の卵詰まり

 前日の診療で腹腔内に卵の存在があることが、わかっていた5歳セキセイインコです。
元気で食欲もあり自然に卵が排泄されると予想してました。
翌日、早朝より卵を産む行動が診られ再度受診のため当院を訪れる車の中で写真1のような状態になったそうです。


 

あ
(写真2)摘出した卵

 無事卵を摘出しました。卵管と卵の癒着もなく容易におこなえました。


 

あ
(写真3)取り出した後。

  その後卵管を戻し元気に回復しました。



 この症例は卵管脱出の卵詰まりになってすぐに処置できたので良くなりました。
写真1の状態が12時間続いてから来院した症例はも卵は取りましたが翌日死亡しました。
また推定6-7時間続いていた症例も食欲不振が続き死亡したこともありました。
以上の理由で、卵管脱出の卵詰まりになったら早めに鳥診療可能な動物病院の受診を薦めます。 


 

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投稿者: オダガワ動物病院

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