小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。
小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。

2018.05.20更新

■らせん菌による下痢症

 糞便1g中に10億個~1,000億個(10の10乗~10の12乗個/mL)の腸内細菌が存在します。その種類は、乳酸菌をはじめとして100種類以上が存在します。
 らせん菌による下痢症は、10の7乗個/g以上に増殖するとおきます。
無染色標本では、菌種を特定できないため、グラム染色をおこなっいました。
その結果形態より、らせん菌の感染が疑はれました。

 細菌の本をみると、らせん菌はCampylobacter jejuni(腸管に多い)、Campylobacter spp.、Helicobacter spp.の感染が多いそうですが、グラム染色なので同定はできません。便はこんな様子でした。やや軟便です。

他院でおこなった遺伝子検査ではトリコモナスが陽性でした。
この関係で腸内細菌のバランスがかわっいたと推察しています。 抗生剤の投与はしましたが、効果はありませんでした。トリコモナスの治療をしたところよくなりました。


dire寄生虫疾患

マンソン裂頭条虫
セキセイインコのジアルジア症
ノミの生態
マダニの生態


 

calendarright arrow当院の診療カレンダー

traincarright arrow【当院への交通アクセス、駐車場】

padright arrow【最寄駅、向ヶ丘遊園駅北口からの道順】


【関連記事】
dogright arrow犬の診療
tigerright arrow猫の診療
rabbitright arrowウサギの診療
mouseright arrowハムスターの診療
snakeright arrowフェレットの診療
chickright arrow小鳥の診療
boarright arrowモルモットの診療


【break time】
あ

 flower2ラ・フランス(ばら種)

 

 

 

投稿者: オダガワ動物病院

entryの検索