膵臓の外分泌疾患が疑われたセキセイインコ(川崎市多摩区、オダガワ動物病院)
2018.03.01更新
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膵臓の外分泌疾患が疑われたセキセイインコ
7歳雄のセキセイインコの便が2-3日前より、
白くなり地元の川崎市多摩区から来院しました。
持参された便はこのように白いです。
検便で、原虫、真菌は陰性でした。
ヨード染色すると紫色になり、
でんぷんの消化ができないことが疑われました。
そこでパンクレアチンを処方しました。
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1週間後の来院。
便の色はよくなりました。
ヨード染色も正常になりました。
この症例はパンクレアチンに良好に反応してくれました。
そにため引きつづき投薬を指示しました。
ただし重症なケースではパンクレアチンが効果ない場合もあります。
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