小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。
小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。

2019.01.02更新

あboarモルモットの診療


あ

モルモットは犬猫のような予防ワクチンはありません。
しかし飼育の仕方を誤ると病気になりやすいため注意が必要です。
おかしいなと思ったら早めに診療にいらしてください。



boarモルモットの基本事項 飼育したらぜひ確認して下さい。
boarright arrow雌雄を確認
boarright arrowモルモットの発情について
boarright arrowモルモットの去勢手術(雄)

boarright arrowモルモットのペットホテル
---------------------------------------------------------------------

boarモルモットと薬剤、疥癬、ハジラミ
 日本にはモルモットの専用薬はなく、ヒト用、犬猫用で安全に使用できる薬剤を使用しています。
しかし①抗生剤、また②疥癬、ハジラミに使用するノミ、ダニ製剤は種類を間違うと死亡する薬剤もあり注意が必要です。
なお使用薬剤は動物病院により多少異なりますので、使用の際は、掛り付け獣医師によくお尋ねください。
以下、本稿では当院の見解を述べます。
boarright arrowモルモットの疥癬
boarright arrowモルモットのハジラミ
boarright arrowエキゾチックに安全に使用できるノミ、ダニ製剤 
boarright arrow使用してはいけない抗生剤

boarup arrowモルモットの診療に戻る

---------------------------------------------------------------------

boarモルモットはヒト同様、ビタミンCを合成できません。

 
モルモット専用フードに牧草を適量与えていれば、ビタミンCは入っており野菜が苦手なモルモットに無理に野菜をあげる必要はないと当院では考えています。食事成分は基本的にウサギと同じですが、ビタミンCの有無が異なります。特に食欲不振の場合注意が必要です。
  また、モルモットは嘔吐がほとんどできませんので、boarright arrow急性胃腸障害(胃の食滞)は生死に関わる可能性があります。食べ過ぎに注意し、適量を与えるようにしてください。

---------------------------------------------------------------------

boarモルモットの体表のできもの

 
体表の腫瘍を3歳ごろからよく診ます。
boarright arrowモルモットの毛包上皮腫
boarright arrowモルモットの乳腺腫瘍

boarup arrowモルモットの診療に戻る

 

 

【関連記事】
dogright arrow犬の診療
tigerright arrow猫の診療
rabbitright arrowウサギの診療
mouseright arrowハムスターの診療
snakeright arrowフェレットの診療
chickright arrow小鳥の診療
boarright arrowモルモットの診療


 
  

 

   calendarright arrow当院の診療カレンダー

traincarright arrow【当院への交通アクセス、駐車場】

padright arrow【最寄駅、登戸駅からの道順】


投稿者: オダガワ動物病院

2018.12.09更新

あ

 rabbitアイランドスキン

 

a

 

1歳のウサギが首回りの脱毛を主訴に来院しました。

真菌、ツメダニは陰性でした。
脱毛と皮膚の境界はしっかりしていて、痒みもありませんでした。

脱毛部の中心から、しっかりした毛が生えてきており、(⇧)アイライドスキンと診断しました。

ウサギは換毛期は、区画で脱毛することが特徴で、その後脱毛の中心部から、毛が生えてくることがよくあります。

この症例はその後、無処置で発毛は診られました。


 

   calendarright arrow当院の診療カレンダー

traincarright arrow【当院への交通アクセス、駐車場】

padright arrow【最寄駅、登戸駅からの道順】


投稿者: オダガワ動物病院

2018.12.02更新

あtiger針を誤嚥したネコ


 

あcamera1)レンドゲン右下像を代表して示します。赤矢印が誤嚥した針です。

  オーナーの目の前で、裁縫の針を飲みこんで来院した1歳の雄ネコです。(camera1)
当院では催吐剤を投与しましたが反応なく、これ以上の処置は回復手術になるため、オーナーと協議した結果、内視聴施設のある動物医療センターに摘出を依頼した症例です。

 当院ではこれまで、ねこじゅらし、オーナーの常備薬、糸くず、裁縫針を誤嚥したケースを診たことがあります。
特に裁縫の針に糸がついていると、ネコは関心を示して、誤嚥することが多いみたいです。特に紐状異物の誤飲は死亡しやすい疾患です。
 なお催吐剤の投与は70%位は有効ですが、出ない場合は内視鏡、手術の適応になります。

 予防法として、上記に記載したものなどは不在時はネコの届かないところに保管して下さい。大丈夫なんでかってに思い込み、以外と注意を払わないオーナーが多い気がします。
  特に12月、1月はクリスマス、お正月でパーティなどイベントが多く、家庭内にヒトの出いりが多い関係で、誤嚥事故が多い月です。注意してお過ごしください。

 


 

【関連記事】
dogright arrow犬の診療
tigerright arrow猫の診療
rabbitright arrowウサギの診療
mouseright arrowハムスターの診療
snakeright arrowフェレットの診療
chickright arrow小鳥の診療
boarright arrowモルモットの診療


 

   calendarright arrow当院の診療カレンダー

traincarright arrow【当院への交通アクセス、駐車場】

padright arrow【最寄駅、登戸駅からの道順】


sp;

投稿者: オダガワ動物病院

2018.11.28更新

投稿者: オダガワ動物病院

2018.11.28更新

あchickセキセイインコの骨折


 

7歳のセキセイインコが跛行を主訴に来院しました。

そこでレントゲン検査を行いました。

a

a
camera1,2)レントゲンでは右大腿骨が骨折してました。

 

当院ではこのような症例は、ケージレストと言って狭い入れ物に入れて診てます。
テーピングなどは、はがす際に大変なためおこなってません。

 


 

【関連記事】
dogright arrow犬の診療
tigerright arrow猫の診療
rabbitright arrowウサギの診療
mouseright arrowハムスターの診療
snakeright arrowフェレットの診療
chickright arrow小鳥の診療
boarright arrowモルモットの診療


 

 

   calendarright arrow当院の診療カレンダー

traincarright arrow【当院への交通アクセス、駐車場】

padright arrow【最寄駅、登戸駅からの道順】

 

 

 

 

投稿者: オダガワ動物病院

2018.11.17更新

あchick猫に襲われたセキセイインコ


 自宅の1階で飼育しているセイセイインコです。
オーナーが外で洗濯物を干して間を利用して、日光欲をしていました。
室内にわすれものを取りにいっている間にネコに襲われたケースです。

あ右胸筋の部位に傷がありました。
ネコの爪が少しはいったみたいです。

a初列風切羽の外側の羽が抜けました。

 

 抗生剤などの投与、栄養補給で1週間後、このセキセイインコは回復しました。
ただしネコに襲われ死亡事故の経験もあり注意は必要です。

 この症例は1階で少し眼を離したすきに事故はおきました。
日光欲はセキセイインコには良いことです。ビタミンD合成に必要なため、最低1日15分位は必要と当院では考えています。(夏場は朝夕、冬場は昼間)

 これまで別の症例で3階のマンションで飼育しているセキセイインコが、日光欲中コンビニに買い物にいった約15分の間にネコに襲われたケースもありました。
3階なのでまさかネコはこないと思ってたそうです。ネコは柔軟で敏感な動物なので、他の階から、オーナー不在を感知して、セキセイインコを襲ったと推察されます。

 以上の経験から当院では日光欲はオーナーと一緒におこなうことを薦めています。

 


 

【関連記事】
dogright arrow犬の診療
tigerright arrow猫の診療
rabbitright arrowウサギの診療
mouseright arrowハムスターの診療
snakeright arrowフェレットの診療
chickright arrow小鳥の診療
boarright arrowモルモットの診療


 

   calendarright arrow当院の診療カレンダー

traincarright arrow【当院への交通アクセス、駐車場】

padright arrow【最寄駅、登戸駅からの道順】


投稿者: オダガワ動物病院

2018.11.14更新

あchick卵詰まりの小桜インコ


あ(写真1)卵詰まりと診断して、用手法で卵を摘出しているところ。

 寒くなると、本来、鳥類は卵を産む季節ではない関係か、卵詰まりの症例を多く診ます。

この症例は、急に体重が増えて調子が悪くなったことで来院した5歳のコザクラインコです。
触診で卵詰まりの診断はつきましたが、卵は複数詰まっていることも多くレントゲン検査をしました。

a(写真2)

麻布大様(写真3)

レントゲンでは卵は1つでした。(写真2、3)

a(写真4)用手法で摘出した卵

カルシウム剤を投与し用手法で摘出して(写真1.4)無事終わりました。
しかしまた発情したとき卵詰まりがおきないかどうか心配です。
この症例は簡単に卵は出ましたが、卵詰まりの部位が悪いと死亡する場合もあります。
卵詰まりは緊張する疾患のひとつです。

 


 

【関連記事】
dogright arrow犬の診療
tigerright arrow猫の診療
rabbitright arrowウサギの診療
mouseright arrowハムスターの診療
snakeright arrowフェレットの診療
chickright arrow小鳥の診療
boarright arrowモルモットの診療


 

投稿者: オダガワ動物病院

2018.11.09更新

あdog高脂血症の犬


acamera写真1)症例は5歳のヨーキー雄です。肥満体質ではありません。
12時間絶食して採血しても血漿が白く、生化学検査で脂質、{総コレステロール364mg/dl、トリグリセリド(中性脂肪)500>mg/dl}と高値のため、リポ蛋白を分析(LIPO TEST)をおこなった症例です。

 

 dire高脂血症とは
 血液中の脂質{総コレステロールとトリグリセリド(中性脂肪)}の両方、または一方の濃度が増加して、血漿が白い状態を指します。

 上記の脂質は肝臓で合成され、コレステロールは細胞膜の構成成分や、ホルモンの原料になります。トリグリセリド(中性脂肪)は体内で燃やすことで、活動に必要なエレルギーを作るので、両者とも本来はなくれはこまる成分です。
しかし、必要以上に存在すると、血管、身体に付着して悪影響を及ぼします。

 

 dire診断は
 食後は正常でも血漿は白くなることはありますが、12時間絶食して採血しても、写真1のように血漿が白く、脂質{総コレステロールとトリグリセリド(中性脂肪)}の両方、または一方の高い状態を高脂血症と診断します。

  これら脂質は水に溶けないので、血中では単独で存在できず、リポ蛋白と結びついた状態になっています。簡単に言えばリポ蛋白という〃船〃に積まれて血中を移動し、必要な場所で〃船〃から降され使用されます。

 フリーアナウンサーの徳光さんの宣伝に出てくるHDLとか、また健康番組などでLDLなどの言葉を耳にした方は多いとおもいますが、それらがリボ蛋白を示す単語です。
 
 高脂血症は脂質がリポ蛋白と結合ができず遊離して存在するか、また特定のリポ蛋白と結合が多くなる状態を指します。
 

 そのためより詳細を調べるには、このリポ蛋白を分析(LIPO TEST)をしなければなりません。

 

 dire原因は
 原因は遺伝性や特発性(原因不明)で発症する原発性(一次性)高脂血症と、肥満や糖尿病など基礎疾患が原因で起こる続発性(二次性)高脂血症に分かれます

 原発性(一次性)高脂血症にはパターン別の高脂血症剤を使用します。また続発性(二次性)高脂血症は基礎疾患の使用が中心になります。

 

 direこの症例の結果は

acamera写真2)

  この症例は他の検査など総合的に判断して、続発性高脂血症の様子はありませんでした。
リポ蛋白分析(LIPO TEST)の結果から、原発性(一次性)高脂血症のパターン2と診断しました。(写真2)
 治療にはフィブラート製剤を使用しました。

 

  dire2週間後の来院

acamera写真3)フィブラート製剤を投与して2週間後

 フィブラート製剤を投与して2週間後、血漿も透明になり、(写真3)コレステロールは364mg/dlから354mg/dlに、トリグリセリド(中性脂肪)500mg/dlから126mg/dl(共に12時間絶食)によくなりました。
 今後は薬剤の回数を減らしてして維持していく予定です。


 

 

   calendarright arrow当院の診療カレンダー

traincarright arrow【当院への交通アクセス、駐車場】

padright arrow【最寄駅、登戸駅からの道順】


投稿者: オダガワ動物病院

2018.09.08更新

あ■猫・表在性角膜潰瘍



アジサイ
朝より左眼を痛がることで、来院しました。

アジサイ
STT-1 30mm/sec、
フルオル試験 陽性
向かって右、緑に染まっている部位がフルオル試験陽性部位です。

角膜に傷があることを証明しています。
細胞診、結膜、角膜潰瘍部位 ともに上皮細胞のみ

以上の所見から、タリビット®点眼、ヒアレイン®点眼を
処方しました。

a
3日後よくなりました。

この猫は遺伝子検査でヘルペス陽性で、
季節の変わり目になると、自分で眼をこすって角膜潰瘍になってしまい困っています。

 


 

【関連記事】
dogright arrow犬の診療
tigerright arrow猫の診療
rabbitright arrowウサギの診療
mouseright arrowハムスターの診療
snakeright arrowフェレットの診療
chickright arrow小鳥の診療
boarright arrowモルモットの診療


 

   calendarright arrow当院の診療カレンダー

traincarright arrow【当院への交通アクセス、駐車場】

padright arrow【最寄駅、登戸駅からの道順】


投稿者: オダガワ動物病院

2018.09.03更新

あrabbit疥癬が疑われたうさぎ


 

a

 

a

aa
ウサギの保護施設からいただいた幼ウサギです。
耳介、前肢、後肢に痂皮、鱗屑が診られ、
皮疹からは疥癬が疑われる所見です。
しかし皮膚掻爬検査を実施しましたが、疥癬は発見されませんでした。
皮疹の所見を優先して、本日はイベルメクチン系の薬剤を処置しました。
また真菌の検査もしました。

a
写真は真菌培養7日目の写真です。
真菌培地(DTM培地)の色が3日目位から変わり陽性をしめしました。

a
同定するとMicrosporum gypseum(石膏状小胞子菌)と推定される大分生子が診られました。


 

【14日後の来院】

ありがとうございます。

ある

a

14日後の診察、予後はイベルメクチン系の薬剤で3日位でよくなったそうです。
初診時の皮疹、薬剤への反応から、
疥癬が強くうたがわれました。
そのため同定したMicrosporum gypseumは感染菌でなく、付着菌と判断しました。

疥癬が強くうたがわれる皮疹なので、もう1回イベルメクチン系の薬剤を投与しました。

その後良好です。
 


 

 
なおrabbitright arrowウサギのノミ、ダニ駆虫剤は注意が必要です。
よくかかりつけ獣医師とお話しして使用してください。


 

dire他の動物の疥癬症
boarright arrowモルモットの疥癬
chickright arrowセキセイインコの疥癬
dogright arrowボーダーコリーの疥癬症
dogright arrow犬疥癬はヒトに接触感染します
rabbitright arrow本院で診断のついた、ウサギの疥癬症


 

【関連記事】
dogright arrow犬の診療
tigerright arrow猫の診療
rabbitright arrowウサギの診療
mouseright arrowハムスターの診療
snakeright arrowフェレットの診療
chickright arrow小鳥の診療
boarright arrowモルモットの診療


 

   calendarright arrow当院の診療カレンダー

traincarright arrow【当院への交通アクセス、駐車場】

padright arrow【最寄駅、登戸駅からの道順】


投稿者: オダガワ動物病院

entryの検索