ジャンガリアンハムスターのボタン状の腫瘍(川崎市多摩区、オダガワ動物病院)
2014.10.01更新
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ジャンガリアンハムスターのボタン状の腫瘍
約2歳の雌のジァンガリアンハムスターが大腿部に腫瘍を発見したことことで多摩区登戸から見えました。
外観からみるとこのような様子です。十分に外科的対応は可能な腫瘍ですが。ハムスターは術前検査をしにく動物なので、2歳という年齢が一番のネックです。麻酔に耐えられるかどうかが心配です。
アップするとボタン状の形態です。オーナーより細胞診など希望がなくおこないませんでした。この症例は高齢なので、AHCCという抗腫瘍性作用もあるかもしれないサプリメントで経過をみることになりました。
このハムスターは手術をしてないので腫瘍の詳細は不明ですが、これまで調べられた結果では、病理学的には、このようなボタン状潰瘍時は、肥満細胞腫を呈することが多いみたいです。
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