小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。
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2014.11.01更新

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■烏骨鶏の回虫症
回虫症は鳥類では烏骨鶏のみでなく、アサクサインコ・オカメインコ・ハトなどで診られます。


 
烏骨鶏が血便をするとこことで、川崎市宮前区より4羽がみえました。
 
持参された便、血便の状態でした。

 
 どの烏骨鶏かかりませんが、持参された便は血便をしていました。検便ではコクシジウムと回虫が発見され、両方の駆虫剤(回虫はパモ酸ピランテル、コクシジウムはトリトラズリル)を4匹分処方しました。
血便の原因はどちらの虫卵か不明です。


 
 烏骨鶏の回虫は楕円形を示します。
しかし円形の回虫もいました。

 10日後の再来院時の検便で回虫は陰性になりました。
鶏回虫のプリパテント・ピリウド(37日)を考慮して、20日後に再駆虫をしました。


投稿者: オダガワ動物病院