小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。
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2014.10.30更新

あ

chickセキセイインコのメガバクテリ症



 セキセイインコ(学名:Melopsittacus undulatus)のマクロラブダス症、正式学名はMacrorhabdus ornithogasterです。また胃が好発部位であることからAGY(Avian Gastric Yeast)とも呼ばれていました。
 このセキセイインコは2歳雄で、羽毛が3-4日前より逆立って来院しました。同居のセキセイインコは写真のように元気です。
罹患したセキセイインコは3ヶ月前より元気はなかったそうです。体重は30gとやせ気味です。
 3日間注射の治療に通院してもらい、だいぶよくなりました。ここで薬剤をやめると再発することが多くその後の維持治療が大切です。その後、1ヶ月適時の注射と経口薬を飲んでもらっています。

 


 

投稿者: オダガワ動物病院

2014.10.30更新

オダガワchickマメルリハインコのメガバクテリア症


 多摩区菅からマメルリハインコの健康診断に来院しました。
 
マメルリハインコの南米のエクアドルからペルーのかけて生息するインコです。今回来院した青色種は♂は顔は鮮やかな青色、翼の部分はグレー青になります。

食事は種子とペレットがあります。どちらも長所、欠点があります。
 ◆種子
◇市販の種子はいろいろな種類が混ざって販売されており、好きな種子のみを食べる傾向があります。
◇細長いカナリアンシードのみあげている方がいますが、やめてください。
 ◇種子はビタミン・ミネラルが不十分で、足りない栄養を副食で補う必要があります。本院ではネクトンSを薦めています。
 ◆ペレット
◇ペレットは栄養管理が簡単で防腐剤も含まれていない点は評価されます。しかし食べない鳥がいる可能性もあります。本院の調査では約30%の鳥はペレットを口にしません。

◇またペレットは食生活が単調で、マメルリハインコの専門食ではありません。
 
◇ペレット食の方が長生きするかどうかは不明です。


 ◆購入したばかりのマメルリハインコです。具合が悪いので来院しました。
 
 検便でメガバクテリウム(Macrorhabdus ornithogaster)別名、マクロラブダスが診られ、駆除剤(抗真菌剤)の投与をしました。

 メガバクテリウム症は時には生死かかわる疾患です。早い状態なら高い確率で治ります。しかし病態が悪化すると死亡します。
 
 マメルリハインコ、オカメインコ、キンカチョウ、セキセイインコを飼育された方は必ず、鳥類の検便が詳しい動物病院で検便を受けることをお薦めします。

■検便 
 マメルリハインコは検便でメガバクテリウム(Macrorhabdus ornithogaster)別名マクロラブダスがよく診られます。



 

このマメルリハインコは、本院ではときどき来院します。
このマメルリハインコもそうですが、よくメガバクテリウムをみかけます。

 

 当院ではメガバクテリウムには抗真菌剤の筋肉注射を使用してよく反応します。
 この
マメルリハインコは3日1回の注射をはじめて、3回の筋肉注射で、検便では陰性になりました。
 メガバクテリウムは、検便でいなくなっても完全駆除を意味している訳ではありません。
 そのため可能なら
その後、週1回、維持治療が必要で、本症例は週1回3回の維持治療まで通われました。
 鳥類のメガバクテリウム時は、`鳥に注射なんてかわいそう`と経口薬を希望されるオーナーも希にいますが、効果は薄いです。筋肉注射と経口薬は全く成分がことなります。
 本院のデーターでは
メガバクテリウム時、筋肉注射は90%が回復しますが、経口薬は20%位しか回復しません。
 
マメルリハインコのメガバクテリウム
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●備考
 
メガバクテリウムは腺胃と筋胃の中間部に感染する真菌です。診断は検便・そのう液で発見をします。
 メガバクテリウムの診断がやっかいなのは胃の中間層感染している真菌を、検便・そのう液のみの診断しなければならないので、どうしてもむりがある点です。そのため眼の肥えた獣医師が、鏡検しても見逃す可能性あります。オダガワ動物病院では、複数回の鏡検と、臨床症状から診断しています。
 メガバクテリウムがいると、嘔吐、下痢、体重減少をともない短命になりやすい傾向になりますので、注意は必要です。

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最終更新:平成27年6月7日(日)13時52分


 

投稿者: オダガワ動物病院

2014.10.12更新

■ウサギの子宮腫瘍の疑い。
 
 5才のうさぎが血尿を主訴に来院しました。(写真)
川崎市多摩区登戸からの来院です。
 血液検査ではまた生化学の検査で中性脂肪(TG)が500mg/dlをオーバーしてました。(正常100-200mg/dl)
 中性脂肪が500mg/dlをオーバーしているとウサギは75%死亡すますが、保持療法で運良く一命は取り留めました。
 しかし子宮に腫瘍があると推察されるので今後が大変です。
■貧血
 
 写真で診られるように眼結膜が白く貧血が進んでいます。
血液検査ではPCV18%(正常33-40%)しかありませんでした。
■血液スメアー 

 写真でみられるように多染性赤血球は多く、再生像はあります。
たぶん血尿で多くの赤血球が出たので、このような像になったと推測されます。
■生化学検査
 
 生化学の検査で、中性脂肪(TG)が500mg/dlをオーバーしてました。(正常100-200mg/dl)
 コレステロール(T-cho)も272mg/dlと高値でした。(正常20-60mg/dl)
 また血漿ケトン体も82umol/l(正常30umol/l前後)と高値を示していました。

 食事直後ではないのに、写真のように血漿が白い状態です。

 肝臓の酵素値、TP、Alb、腎機能は正常範囲内でした。

 うさぎの中性脂肪は500mg/dlをオーバーするとなんと75%の個体が1-2日中に死亡します。
■尿検査
尿は赤色です。
■尿検査
 写真のように潜血は陽性です。


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投稿者: オダガワ動物病院

2014.10.04更新

あchick卵がでたままの卵管脱の
セキセイインコ(学名:Melopsittacus undulatus
 


a  このセキセイインコ朝10時からこの状態で、午前中ぎりぎりに来院しました。
卵を割って、卵殻を出し、卵管を収納し総排泄腔を縫合しました。その後は良好に回復しました。
この状態で時間が経ってから来院すると、回復できないこともあります。5時間位放置してしまい死亡したケースも経験ではあります。


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小鳥診療に慣れた動物病院で検便をお勧めします。
当院への道順

最終更新:平成26年10月4日 8時34分


 

投稿者: オダガワ動物病院

2014.10.01更新

オダガワ
rabbit基底細胞腫(毛芽細胞腫)を示唆されるうさぎ
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1年ほど前より診ているうさぎです。

雄7歳です。1年前あったしこりが急に大きくなり、本日脱落しました。

 
しこりは左右あります。皮膚から遊離しているので、
手術が最適ですが、オーナーが踏み切れないみたいです。

細胞診の所見、うさぎのしこりの大きさなどから基底細胞腫(毛芽細胞腫)をうたがっています。
 



基底細胞腫は、重層扁平上皮から生じる病変のひとつです。

 最近は基底細胞腫は、起源を表皮の基底細胞でなく発生初期の毛芽に近いものと考え、
毛芽細胞腫 呼び名が多いです。

 うさぎを除く動物では、悪性に入れられているますが、
うさぎの基底細胞腫は良性で長生きする傾向が多いです。

 本院では、このうさぎの基底細胞腫2-3才時より、皮膚にしこりで来院するケースが多く、
経過をみていると、6-7才で急に大きなしこりになって来院します。

 年齢・大きさをを考えて、早めの手術をお勧めします。

「しこり」がちいさければ無麻酔でレーザー手術も可能です。

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投稿者: オダガワ動物病院

2014.10.01更新

あ
モルモットの皮膚腫瘍(毛包上皮腫のケース)

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  2才のモルモットに『できのも』ができたので多摩区中野島か ら来院しました。
 できのもは硬結していて堅く、細胞診は針が入りませんでした。
 オーナーは手術を希望しましたので、血液・生化学検査をして、異常がないことを確認して、手術をおこないました。

① 
写真①、鎮静薬を投与して、イソフルレン麻酔をしました。写真②は『できもの』の概要
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写真③、手術前の様子 写真④は摘出した『できもの』

 手術は順調に終了しましたが、縫合になって、このモルモットが異常に皮膚が硬く、すこし時間がかかりましたが覚醒は順調でした。

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 1週間後の様子。
病理検査では毛包上皮種で良性との診断でした。モルモットは悪性の腫瘍が少ない動物です。

 

 

投稿者: オダガワ動物病院

2014.10.01更新

うrabbit鼻腔内に腫瘍が疑われたウサギ


 6才の雄のロップイヤーです。1週間前に来院して抗生剤を処方しましたが、よくならず再来院です。本日は頭部、胸部のレントゲンを撮りました。呼吸が荒いので、頭部はDV像ののみにしました。う

う

胸部は異常ありませんでした。

は

左の鼻のレンドゲンのデンシティーが上昇しています。

以上より鼻腔内に腫瘍を疑いました。

これ以上の検査はウサギへの負担を考えおこないませんでした。

抗生剤を変更してピロキシカムの投与をしましたが、翌日死亡しました。


 

 

 

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投稿者: オダガワ動物病院

2014.10.01更新

オダガワrabbitウサギ外耳の腫瘍病変


 

■ウサギの耳中に「できのも」がみつかり来院しました。 
 写真の耳中の腫瘍は外耳とつながっています。

細胞診では腫瘍と診断できる有力な細胞はとれませんでしたが状況から耳中の腫瘍と診断しました。
6才なため、おおきな手術はしないほが良いと考えています。
レーザー治療を提案しました。オーナーの連絡待ちです。

 耳垢は、鼓膜の中心から作られ徐々に外側に移動しています。そのスピードはヒトで1日に0.1mmと非常にゆっくりです。頭骨がなくなるあたりの耳の穴ではがれ落ちます。


 

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投稿者: オダガワ動物病院

2014.10.01更新

オダガワmouseハムスターの外耳内の腫瘍


 あ

2才3ヶ月の高齢なハムスターの左耳が化膿しているとのことで川崎市麻生区からの来院しました。耳道を診ると、 黒いが腫瘍が診ら、細胞診では球菌が殆どでした。

 レーザーで腫瘍を治療することはできますが、ハムスターは動くため、短時間でも、麻酔が必要です。年齢が高齢なので、このままで様子をみることにしました。


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最終更新:平成26年10月01日 9時57分


 

投稿者: オダガワ動物病院

2014.10.01更新

オダガワmouseジァンガリアンハムスターの腹部腫瘍


  近院の紹介で、8ヶ月の雌のジュアンガリアンハムスターが川崎市麻生区から来院しました。

あ

腹部に腫瘍ができ、摘出手術を希望されてきました。

 あ細胞診の所見

イソフルレン下で麻酔をして摘出しました。

あ 摘出した腫瘍。病理医の診断ではアポクリン腺腫とのことでした。

脈管内浸潤もありませんでした。その後良好に推移しました。


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最終更新:平成27年10月1日 9時57分


 

投稿者: オダガワ動物病院

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