■ウサギの軟部組織肉腫
8歳の雌のウサギです。右大腿部の内側に皮膚腫瘍があり来院しました。
ここ2-3ヶ月で大きくなったきたらしいです。細胞診では腫瘍の診断には至りませんでした。
オーナーも手術を希望していました。高齢で麻酔は心配でしたが、血液、生化学検査に異常ないため、手術をしました。
写真は切除した腫瘍です。
手術1週間後、順調に回復してました。
病理検査 軟部組織肉腫(悪性末梢神経腫瘍の疑い)
マージンは確保され悪性度は低い腫瘍でしたが、これらの腫瘍はマージンは確保されても再発する可能性があるため、予後観察が必要とのことです。