小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。
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2020.02.22更新

あ chickセキセイインコの卵管脱出と卵詰まり


 

あ
(写真1)卵がぶら下がっていることで、来院した4才のセキセイインコ

卵管が反転して、卵が卵管に癒着しています。
午前中の診療が終わり、外出中に職員がらたぶん『卵管脱出と卵詰まり』をおこしていると症例が来ると連絡が入り、要件を済ましたあと診療した症例です。
オーナーの話では昼頃、急にこの状態になったらしいです。


 

あ
(写真2)卵に穴を空け、内圧を低下させて、癒着を剥がして卵を摘出しました。


 

あ
(写真3)卵を摘出後、卵菅が脱出状態になっていたため、総排泄腔内に収めて1糸縫合しました。

食欲がなくなったり、卵菅の再脱出がおきたり、卵を産む動作が診られたら、早く来院することを伝え治療を終了しました。


chick4日後の来院

あ
(写真4)4日後の写真

その後、元気を回復しました。
縫合した糸はとれていました。
その後卵を2つ産んだそうですが再脱出はありませんでした。 


 

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投稿者: オダガワ動物病院

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