小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。
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2018.05.25更新

おtiger猫のシャンプーについて


  動物病院で診療をしていると、猫はシャンプーしなければならないと勘違いしている方をときどき診ます。

 子供の時期より、シャンプーになれた猫は好きな場合もありますが、猫は本来はシャンプーをする必要はありません。自分で舐めて肌を保っています。また水やドライヤーは大嫌いです。

  他人のブログなどを見るとと猫を洗いたくなるみたですが、これらの習性を理解しないで、私たち人間がお風呂に入る感覚でシャンプーすると大暴れします。
 またその状態でもシャンプーする方は力任せに抑える傾向があるので、中にはオーナーが猫をショック死をさせて動物病院に来院したケースもありました。

 私の飼育している猫も1回もあらったことはありません。

 シャンプーは、長毛種で便が毛にからまっている場合は猫もヒトも不衛生な状態になるので必要です。あとは毛玉対策としてはグルーミングのみで十分です。
 
 なお猫の性格がきつく、ふだんのグルーミングもできない場合は猫のシャンプーに慣れたトリマーのお願いすることがよいとおもいます。しかし猫のシャンプーに慣れたトリマーにも手に負えない場合があり、獣医師により、シャンプーするため、麻酔が必要な場合もあります。

あ本院では、レントゲンが終了後、急に動きがよくなり歩くようになりました。

 今回の症例はオーナーが猫の毛が抜けてきたため、午前中猫をシャンプーしました。終了後猫がアザラシのように四肢が麻痺した状態になりました。その後様子をみてましたが、よくならないため、午後4時30分ごる当院を受診しました。

 脳神経系は正常でしたが、四肢の固有位置感覚は弱く、跳び治り、踏み治りはありませんでした。そのため頸部の疾患を疑い、レントゲン検査実施しました。レントゲン検査がおわったあたりから、急に動きがよくなり歩くようになりました。

 障害がでないで、なによりですが、たぶんシャンプー時にどこか強引におさえつけたと考えられます。自身がかわいがっている猫です。猫の習性を考えて行動されることを望みます。

 


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投稿者: オダガワ動物病院

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