■電気コードを齧って感電したウサギ
電気コードを齧って感電したウサギの来院時
8歳雄のウサギが電気コードを齧って感電して来院しました。
いつもいかない部屋にいってコードを齧ってしまったそうです。
火の粉があがりオーナー不在なら家が火事になるとおもったと感想をのべていました。
口腔内は真っ黒で、ウサギも虚脱状態です。全く動きません。
血液生化学の検査は、・PCV46(%)・TP5.4(g/dl)・GOT764(IU/l)・GPT142(IU/l)・BUN18.0(mg/dl)・Cr3.2(mg/dl)・CPK>2000(IU/l)・GLU126(mg/dl)で筋肉系の酵素の上昇が見られました。
レントゲン検査では肺水腫はありませんでした。
処置は抗生剤、メトクロプラミド、皮下補液、強制給餌をして、入院を薦めましたが、オーナーの希望で通院になりました。この症例はその後は来院はなく、予後は厳しいと考えています。
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