■
ウサギの強直性痙攣


本症例
6才のウサギが強直性痙攣を主訴に来院しました。
今月(7月)になってから週に3回と強直性痙攣が激しくなりました。
血液・生化学の検査では異常なく、また神経検査も異常はありませんでした。
後天的な脳の異常が疑われる疾患で、CT、MRI検査のこともオーナーと話しましたが、麻酔かけてまでおこないたくはない結果になりました。
そこで、抗痙攣剤を投与しました。薬剤を投与してからは、痙攣が1回もなく、良好に推移しています。
今後、適時に血液・生化学の検査を行い、可能なら血中濃度の測定を考えている症例です。
しかし約2ヶ月後に突然死をしました。
【関連記事】
■犬の診療
■猫の診療
■ウサギの診療
■ハムスターの診療
■フェレットの診療
■小鳥の診療
■モルモットの診療