小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。
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2014.10.04更新

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snakeフェレットのアリューシャン病


 パルボウイルスの感染によって起こるます。
糞便、尿、唾液、エアロゾルによる伝播の可能性が考えられています。
 ミンクの下痢を起こすウイルスとして良く知られていますが、スカンク、アライグマなども感受性を持っています。

 アメリカやイギリスではフェレットの散発的な流行が確認されています。近年日本でも研究会などで発症が報告されています。
 
 「多臓器不全、免疫力の低下による種々の症状を呈する」と本には記載されていますが、臨床の場では得意的症状はありません。

 診断は臨床症状が治らない、またフェレットのアリューシャン病抗体検査とガンマーグロブリンの上昇から診断します。

 しかし残念ながら治療はありません。

 本院で経験した症例も発熱を繰り返したため、このフェレットのアリューシャン病抗体検査が陽性でガンマーグロブリンの上昇から診断しました。




投稿者: オダガワ動物病院