トリコモナス感染を疑った仔猫の下痢(川崎市多摩区・オダガワ動物病院)
2016.12.20更新
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トリコモナス感染を疑った仔猫の下痢。
生後4ヶ月の雌の仔猫を知人から譲りうけたところ1日5-6回と下痢便が多くで来院した症例です。
動画は新鮮便の直接鏡検です。
トリコモナスか、またジアルジアは、動きが早く確定診断はつきませんが、直線的な動きが多く、トリコモナスと仮診断して抗トリコモナス剤で治療を行いました。
1週間の投与で便は良好になりましたが、オーナーの希望もあり2週間、薬剤を使用しました。
上記したトリコモナス、ジアルジアは原虫類で、寄生虫学的では近いですが、駆虫剤は異なる場合が多く注意が必要です。
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