小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。
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2017.07.26更新

あchick猫の耳、化膿


 

あ
屋外飼育のネコの耳がはれて来院しました。付け根に喧嘩のあとがあります。

あ

あ
穿刺すると多量の膿がでてきました。

あ
膿を簡易染色で顕微鏡で診ると、好中球(++)、細菌(-)でした。

この膿は後日培養で、Pseudomonas 属(血液寒天++、純培養 カタラーゼ+、オキシターゼ+、OF試験 0)が検出されました。抗生剤の7日間投与で改善傾向になりました。

このような喧嘩による外傷は猫が外にでていた20年前はよく診ました。最近は殆ど室内飼育のため、珍しい疾患になっています。


 

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【break time】
あ
glitter3獣医学部1年時学んだ、 母校の教養部校舎
取り壊される約半年前の写真namida(3月)

 

投稿者: オダガワ動物病院

2017.07.26更新

あtigerクラミジアが原因の結膜炎


あ
症状から猫カゼ(猫ヘルペスウイルス)と思ったていたらクラミジアが原因の症例です。

tiger3ヶ月の仔猫が来院しました。
両目の目やに、クシャミが主訴です。

あ結膜ゆぐい液、右目

あ結膜ゆぐい液、左目

以上、症状、ゆぐい液から猫カゼ(FVR)と細菌の二次感染と仮診しました。
インターフェロン、抗菌剤の点眼を処方しました。

 この症例はオーナーの理解もあり、眼結膜の細菌培養、遺伝子検査も追加しました。
(費用が高くなる欠点はあります。)


 

calendar検査結果は約1週間後になります。

 

すると

dire細菌培養は陰性

diredown arrow遺伝子検査は

あ予想された猫カゼ(猫ヘルペスウイルス)は陰性でクラミジアが陽性です。

このカゼの症状の症例は
猫カゼ(猫ヘルペスウイルス)のカゼではなく、クラミジアに対するカゼです。

クラミジアに対することが可能な眼軟膏を処方しました。


tiger2週間後の来院

あ

あ
右眼の細胞診

あ
左目の細胞診

 好中球がなくなり、結膜の炎症は多少ひきました。
まだクシャミがあるのでクラミジアに効果ある
経口薬も追加しました。


 

あ
経口薬を投与して3週間後、アイラインはなくなりよくなりました。
この症例は遺伝子検査ができたので、適格な薬剤の選択が可能でした。


 

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【break time】

あ
 glitter3瑞牆山(6月)

 

投稿者: オダガワ動物病院

2017.07.07更新

あtiger『猫のカゼ』、FVR感染 


  FVR感染の原因は猫ヘルペスウイルスの感染でおきます。幼少期と10歳を超えた猫に多く診られます。
 仔猫の頃、FVRという『猫カゼ』に感染した場合は、どんな猫でも加齢とともに発症する可能性があります。仔猫のころ罹患した『猫カゼ』が治っても、原因のヘルペスウイルスは死滅した分けではなく、感覚を司る知覚神経の根元にある神経細胞内に潜在しています。
 加齢、ストレス、出産などで、免疫状態が低下するとヘルペスウイルスは末梢神経を伝わり、鼻、目でウイルスを排泄するためくしゃみ。目やにの症状をおこします。

 70%位の予防効果がワクチンがあるので、投与が最適です。
---------------------------------------------------------------------
■ネコの幼少期のFVR感染について。
 母猫は出産時の免疫を最大限に落とす状態になります。出産する母ネコに「猫のカゼ(FVR感染)」の既往歴があると、ヘルペスウイルスは神経細胞から末梢に出現します。
 出産後母猫は子猫を舐めますので、生まれた子猫にヘルペスウイルスを感染させてしまうことになります。そのため子猫は「猫カゼ状態」でよく保護されます。

あこの症例は3ケ月の仔猫のFVR感染です。二次感染もなく、軽度だったため、
インターキャットの点鼻のみで3-4日でよくなりました。

あ
この症例は2ケ月の仔猫のFVR感染です。二次感染も診られ、重度なので、抗ウイルス剤、抗生剤の投与を考慮しました。

---------------------------------------------------------------------
■老猫のFVR感染について。
  再活性化される原因は上記の加齢、ストレス、出産に加え、癌や糖尿病など免疫の働きが弱くなる病気に罹患した場合、またステロイド剤、免疫抑制剤など免疫の働きを弱める薬剤を使用しているとおきやすくなります。そのため10歳を超えたネコでFVR症状がよく見られます。
ヒトも帯状疱疹というヘルペスウイルス感染疾患はあり、健康状態が良くないと、ウイルスが末梢に現れ肋間痛などをおこしやすくなるそうです。
a

  15歳でく鼻水、目やにを呈して来院した症例です.このような『ネコ風邪』症状で来院した場合は礎にヘルペスウイルス感染があるケースが多いです。治療には抗ウイルス剤・抗生剤の投与が必要です。 
 鼻水は、鼻の穴の奥にある、鼻腔の表面の鼻腺という分泌器官で作られる粘液と、粘膜からにじみ出る水分が合わさった成分です。50%は鼻を加湿しますが、すぐに蒸発します、残り50%は自然に飲み込まれています。鼻水の役割は大きく分けて二つあります。一つは鼻から吸い込まれた空気に湿気や温度を与えて肺に適切な空気を送る作用があります。。もう一つは鼻に入った異物を排泄ささせます。ウイルスなどが粘膜につくと、その刺激が脳に伝わり、異物を排除しようと自律神経を通じて「鼻水を作れ」と指令が出ます。この状態がこのネコです。                                                  
--------------------------------------------------------------------- 
■診断
 
一般的には臨床症状からFVR感染を疑います。しかし転院症例など時間が経過した場合は臨床症状のみでは判断しずらい場合もあり、ネコ上部呼吸器疾患の遺伝子検査をお薦めしています。しかし検査料金が高くなる点が欠点です。

あアイデックス社の遺伝子検査

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■治療
 ヒトは視覚で味覚を判断しますが、猫は嗅覚で味覚を判断します。そのため『猫カゼ』で鼻の嗅覚が失られることは大変なことです。猫は食欲がなくなると36時間で脂肪肝を発症します。そのため必要に応じて薬剤とは別に強制給餌が必要です。『猫カゼ』に加えて、脂肪肝の治療も必要な場合も生じますが、この状態になると治療しても死亡率が高まります。また完治には最低1ヶ月を要します。とくに肥満の猫は注意です。

あ

 抗ヘルペスウイスル剤の投与が最適ですが、欠点は薬価が高い点です。
--------------------------------------------------------------------

あ L-リジン製品はサプリメント製剤です。著者はヘルペスウイルスの治療には高い効能は示しませんが、予防効果はあると考えています。欠点はL-リジンそのものは嗜好性の良いサプリメントとはいえない点です。食事に混ぜたばかりに、猫の食欲が落ち体調を崩したケースもあり注意が必要です。 しかし最近はメーカーの企業努力で、かつお風味、チュアブル製剤も販売されて、よく食べてくれるようにはなりました。
---------------------------------------------------------------------

インターフェロン製剤のインターキャットはすでに感染した細胞には効果はありません。しかしあらたな感染の予防は可能です。注射、点鼻などで使用します。
--------------------------------------------------------------------
 抗生剤は二次感染をおこしている場合に使用します。

 

direネコの病気

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【break time】

あflower2ケシ(東京都薬用植物園、5月)


 

投稿者: オダガワ動物病院

2017.07.07更新

あtiger遺伝子診断診断した猫ヘルペスウイルス結膜炎


あ

あ

 1歳の避妊済みのアメリカンショートヘアーです。結膜炎を繰り返すため来院しました。涙液量(STT-1)は右眼は25mm/min、左眼は30mm/minで、フルオルテスト、左右眼とも正常、結膜の細胞診は左右眼とも白血球が散在されました。原因の特定につながることを期待して、猫上部呼吸器パネルの検査をおこないました。

あ

 結果は(上記)猫ヘルペスウイルス感染が陽性を示しました。仔猫のとき猫ヘルペスウイルス感染に罹患すると、ウイルスは三叉神経に感染し潜みます。潜んでいたウイルスは『ストレス』、『免疫の低下』などにより、末梢神経を伝わって移動して、眼瞼に到達して結膜炎をおこします。ヒトでいう帯状疱疹に似たような発症をします。

 治療には抗ウイルス剤の投与が大切で本日より始めてもらいました。抗ウイルス剤は初期のほうが効能は診られます。この症例は少し時間がたっているので時間はかかると推測しています。

 


direネコの病気

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【break time】

あ
flower2あじさい(5月、石尾根)

 

 

 

投稿者: オダガワ動物病院

2017.07.07更新

おtiger猫免疫不全ウイルス(通称、猫エイズ)とは


 猫免疫不全ウイルス(以下FIV)はレトロウイルス科 レンチウイルス属の感染でおき、これまで世界中で発見されています。タイプがA,B,C、D、E、Fと6種類あります。ヒトエイズと病態が似ているので通称『猫エイズ』とも呼ばれています。なお『猫エイズ』はヒトには感染しません。FIV検査は新たに猫を飼育した場合や、去勢・避妊手術の前にFeLV、FcoVと併せて健康状態を把握することで行うことをお薦めしています。

 FIVに感染しても猫は急死することは幼猫期を除き殆どありませんが、長期的には免疫が抑制されて猫の寿命は短くなる傾向になります。咬傷が主要な感染ルートなため、縄張り争いなどで喧嘩の多い雄猫は雌猫にくらべて2倍の感染率があります。室内飼育猫と室外飼育猫、また健康猫と慢性疾患猫をくらべると前者は高いFIV陽性率を示します。そして年齢の増加とともに感染率は上昇する傾向にあります。国別の感染率を調べるとスイスでは1%、北米では1-5%、ニュージーランド9%ですが、猫を飼う文化があって、国土が狭い日本、イタリアは12%もの感染率があります。我が国ではこの結果が礎で猫の室内飼いが薦めるられるようになりました。私の動物病院のある川崎市多摩区では、開院した20年前は約半分は外猫でしたが、ここ10年は猫20匹中1匹ぐらいの割合でしか外猫は来院しません。

---------------------------------------------------------------------
■感染様式

水平感染
 咬傷が主要な感染ルートです。感染猫の血液、血漿、唾液などにウイルスが存在します。咬んだ猫の口腔内に出血を伴う病変がある場合は伝播効率が高まります 。グルーミングや食器を介した感染はありません。同居猫には派手な喧嘩がなければ感染はおこらず、まずおきません。交尾による異性間感染 生殖器を介した感染は明らかではありません(精液中にウイルスは存在しますが。)交尾時雄は雌の首筋を噛んでおこなうのでそのため感染すると推定されます。
垂直感染
  乳汁中にウイルスは存在しますが、母猫から子猫への周産期の感染は少ないです。母猫の感染時期やウイルス株の性状が影響します。

---------------------------------------------------------------------
■感染経過
 咬傷
に侵入したFIVウイルスは、皮膚樹状細胞で増殖して、その後もリンパ球、単球、マクロファージ等に感染します。特にウイルスを排除しようとして活性化したCD4陽性Tリンパ球に感染します。FIV感染Tリンパ球はアポトーシスにより死滅し、長い年月をかけてヘルパーT細胞が枯渇して免疫不全に陥ります。感染後4-8週で抗体は陽性になり、血液からウイルスが分離されます。
 FIV感染はヒトエイズ同様治すことはできませんが、ヒトのエイズ治療と同様、次のステージに進まないようにストレスをなくすことで長生きできたケースもあります。

あcamera写真1 FIV陽性で5ヶ月の猫、猫カゼは治らず死亡例

 そのためFIV感染後の臨床徴候に基づき 5 病期に分類され今の状態を把握することが大切です。最初に見られるのは急性期(AP期)で抗体陽性とほぼ同時に発熱・好中球減少・リンパ節腫脹の症状が見られ、数週(1-2ヶ月)~数ヶ月(12ヶ月)持続します。成猫ではこの状態を把握できない場合もありますが、幼猫はこの時期に細菌性肺炎、腸炎で死亡する場合もあります。(camera写真1)急性期の臨床症状がなくなると無症状キャリア期 (AC期)に入ります。この時期は2-4年位で無症状キャリア期から年間18%が次のステージに進むとされいます。現状ではこの時期を認識しQOLを高めることが重要です。発症のサインを早期に察知できるよう注意します。すべての猫が発病してこの先のステージにいく訳ではありません悲観的にならないことも大切です。その後、持続性リンパ節腫大期(PGL期)に入り 全身のリンパ節が腫脹 しは2-4ヶ月続きます。またこの時期から様々な臨床症状がみられます。こcamera写真2 FIV陽性で口内炎の症例

 次にエイズ関連症候群(ARC期) に入ります。この時期は平均5才(個体差多い)でおき数ヶ月~1年位続きます。リンパ節腫脹、慢性の口内炎(camera写真2) 慢性の呼吸器病、皮膚病などがおき、その後エイズ期(AIDS期) に入ります。ARC期の症状に加え、削痩、貧血 、 白血球減少、悪性腫瘍などが起きます。CD4陽性Tリンパ球の減少がおき、 日和見感染が原因で慢性難治性の疾病に悩まされ、猫の身体的・精神的な負担になることが多いです。

---------------------------------------------------------------------

■診断・予防

あcamera写真3 FIVの検査 陽性例 左側に青い点が見れます。

 FIVの検査は血清診断が一般的です。(camera写真3)ELISA、免疫クロマト法およびウェスタンブロット法によりFIVの構成蛋白に対する抗体を検出します。血液より15分で診断できます。注意点として母猫がFIV陽性だと子猫は6ヶ月までは移行抗体の関係で陽性と表示されることはあります。この場合はFIV感染とは考えにくい場合が多く、臨床症状とあわせて考慮する必要があり7ヶ月以後に再検査が必要です。しかし母猫から子猫への胎盤を通じてFIV感染はない訳ではありませんが症例は少ないです。(camera写真1)

 最も確実な予防はFIV感染猫との接触を防ぐことです。また新しく猫を飼う場合にはウイルス検査を行うまで隔離する必要があります。検査をして陰性なら猫を屋内で飼育すればFIV感染は殆どありません。また闘争の防止のため避妊、去勢手術を行うことも大切ですが、去勢・避妊手術の前にFIV検査(FeLV、FcoVと併せて)をして手術前に健康状態を把握することは大切です。
 FIVに対する不活化ワクチンが市販されていますが、6つある型のうち一部の型にしか防御効果はありません。この点を了解いただければ、屋外にでることがある猫にはワクチン接種が推奨されます。ワクチン接種猫の注意点として、現行の検査キットでは抗体陽性となり、実際に感染している猫との鑑別が困難になります。特別なELISA検査による鑑別が必要です。あらたな動物病院を受診する際にはオーナーがワクチン接種歴を正確に把握することが大切です。


direネコの病気

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【break time】

あ
flower2紫陽花(川崎市生田緑地、6月)

  

投稿者: オダガワ動物病院

2017.07.06更新

あtiger皮膚糸状菌感染の猫(紅斑の皮疹例)



本症例の皮膚糸状菌、大分生子(顕微鏡1000倍所見)

tiger今回の仔猫の症例
 生後2ヶ月の猫の尻尾に皮膚病ができて来院しました。

尻尾が赤くなり(紅斑)、少々痒がっています。

あ
そこで培養すると4日目にはサブロー寒天培地、DTM培地(ともに真菌診断培地)の色が変わりました。

あ
その後顕微鏡で同定すると、皮膚糸状菌の大分生子(顕微鏡400倍所見)が診られました。
この症例はイトナコナゾール4週間の投与でよくなりました。

 


dire皮膚の病気

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【break time】

あ■瑞牆山(6月)



 

投稿者: オダガワ動物病院

2017.07.06更新

あ

■ヒト 、dog小中型犬 、horse大型犬 、tiger猫の年齢対比表


あくまで一案ですが。

 ヒト      dog小中型犬   horse大型犬     tiger


 1歳        1ケ月                  1ケ月
 3歳        2ケ月                    2ケ月
 5歳        3ケ月                                     3ケ月
 9歳                6ケ月                                     6ケ月
12歳                              1歳
13歳                  9ケ月                     9ケ月
17歳                   1歳                                   1歳
19歳                  2歳   
20歳              1歳6ケ月                                 1歳6ケ月
23歳                   2歳                                   2歳
26歳                  3歳
28歳                   3歳                                      3歳
32歳                   4歳                                      4歳
33歳                                      4歳
36歳                  5歳                                       5歳
40歳                  6歳          5歳                 6歳
44歳                  7歳                                        7歳
48歳                  8歳              6歳                 8歳
52歳                  9歳                                        9歳
54歳                             7歳
56歳                10歳                                   11歳
64歳       12歳                                     12歳
68歳                13歳              9歳                 13歳
72歳                14歳                        14歳
76歳                15歳              10歳                15歳
80歳                16歳                                      16歳
81歳                                     11歳
84歳               17歳                                       17歳


 dire皮膚の病気

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あ■瑞牆山(6月)


 

投稿者: オダガワ動物病院

2017.07.06更新

おtiger仔猫の雄雌は下記のように見分けます。


ね


 ■尻尾をあげて肛門部をみます。

 
tiger雌 ス リット状になります。


 

tiger雄 コ ロン状になります。

避妊・去勢手術とも6ケ月ぐらいから可能です。


 

 dire他の動物の雄雌鑑別
rabbitright arrowウサギの雌雄鑑別法(生後2ケ月令のケース)
boarright arrowモルモットの雄雌の相違と去勢

 
dire仔猫の病気

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【break time】

あ■瑞牆山(6月)



 

 

 

 

 

 

 

投稿者: オダガワ動物病院

2017.07.06更新

おtigerマイコプラズマ性のネコ結膜炎


 

あ

写真1・初診時

あ

写真2・初診時の結膜細胞診

 2歳のネコ、ラングーン種、避妊済み、2週間前より、左眼の結膜の腫脹を主訴に来院しました。(写真1)
くしゃみはなく、右眼は正常でした。

フルオル試験は陰性、結膜のスワブ検査では、写真2のように白血球が主体をしめていました。

ニューキノロン系抗生剤点眼、また時期を改めてデキサメサゾンの点眼、

インターフェロン点眼をしましたが全く効果ありませんでした。

 

あ

写真3、眼の拭い液、遺伝子検査

 そこで眼の拭い液を遺伝子検査したところ、マイコプラズマに陽性を示しました。(写真3)

そこでマイコプラズマに抗菌作用のある抗生剤に変更しました。

1週間後、来院はありませんが、治ってきたと連絡がありました。

再発防止を含めてこの抗生剤を合計3週間投与してもらいました。

3週間後はほほ完治の状態になったとのことです。

 

  dire雄雌鑑別
rabbitright arrowウサギの雌雄鑑別法(生後2ケ月令のケース)
boarright arrowモルモットの雄雌の相違と去勢

 
dire仔猫の病気

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tigerright arrow異物を飲み込んだ猫
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 【break time】

あ

木下沢梅林(東京・八王子市)
3月、期間限定で梅林の中に入れます。


 

投稿者: オダガワ動物病院

2017.07.05更新

おtiger猫の甲状腺亢進症


book甲状腺とは

 甲状腺は、喉元にある小さな臓器で、ヒトもネコも甲状軟骨の下にあり、ヒトは気管の上に蝶のように存在しますが、猫は形態が異なり、気管の左右に1対ずつあります。猫の体に大切な甲状腺ホルモンを作り、血管を通じて全身に送り込みます。甲状腺ホルモンは体を元気にするホルモンで、あらゆる臓器を正しく機能させるためのエネルギーを作り出したり、体温を適切に保つよう働いて、新陳代謝のコントロールをしています。交感神経や心臓などの活動を高め、脈拍を調節するなどの働きがあります。
 甲状腺ホルモンはT4、T3という形態で分泌されます。T4が70-80%の分泌を占めます。T3は日内変動が激しいため、臨床の場ではT4が主に測定されます。

book猫の甲状腺亢進症とは

 猫の甲状腺亢進症は8才以上で診られます。正確な統計はありませんが本邦では3-4%の猫が罹患しているとされています。原因は甲状腺の腫瘍(腺腫、腺癌)また過形成によるホルモン過剰分泌です。しかしこの腫瘍に対する全身の症状は殆どありません。欧州の猫の甲状腺亢進症の猫とは病理所見は異なります。また本邦の甲状腺亢進症は片側の腫脹が多いですが、欧米では両側が多いそうです。

 この病気の歴史は以外に浅く、1980年ごろから発生が診られるようになりました。そして最近は高齢猫では増加傾向になっています。原因は猫の食事は1980年ごろからキャットフードが多様されるようになったことから食事説、また罹患猫が都会に多かったことより、大気汚染説などありますが、どれも否定的で、正式には不明です。
 
  ヒトの甲状腺亢進症で8割を占めるバセドウ病は自己免疫疾患(TSHレセプターに対する自己抗体)でおきます。そのためヒトでは比較的若い20-40代の女性に多い疾患で(ヒト、男性1対女性4の割合)猫の甲状腺亢進症とは病態が異なります。(猫の8才はヒトでは約50才)

book猫の甲状腺亢進症の症状

 症状は甲状腺ホルモンがたくさんでる疾患なので、体はエネルギーを必要とします。そのため猫は多食傾向になります。また多食のみでもエネルギーが消化しきれない場合、筋肉、脂肪も燃焼されるため、痩せてきます。交感神経を刺激して心拍数が増加するため、動悸、パンテング、血圧上昇がおき、また突然死の原因にもなります。私たちに例えれば、入試の合否判定のようなドキドキした状態で毎日を過ごすようになります。嘔吐、下痢がなかなか治らず来院するケースもあります。

 さまざまな臨床症状がありますが、最近の症例は、昔の教科書に記載されていたような興奮が激しい猫をみることは殆どなくなり、よく見てないと見逃しやすい症状が多いです。

book猫の甲状腺亢進症の診断

 血液、生化学検査では特筆した症状はりませんが、肝臓酵素(ALP,AST)の同じ位の軽度の上昇が診られます。この理由は不明ですが、肝臓細胞のターンオーバー亢進と推察されています。

 診断はこれらスクリーニング検査の結果と上記した特筆した臨床症状から、甲状腺ホルモンT4の測定をおこないます。血中T4が>5.0(μg/dl)以上あれば、甲状腺亢進所と診断します。<3.0(μg/dl)であれば否定できますが、3.0-5.0(μg/dl)間の場合は甲状腺亢進所の可能性もあり、注意深く診てゆく必要があります。また糖尿病、またステロイドを使用していると血中T4は低くでる傾向はあります。

book猫の甲状腺亢進症の治療

a(写真)ヨウ素制限食のy/d(左)と甲状腺ホルモン阻害剤、チアマゾール(右)

治療は、嗜好性がよく、また他に病気がなければ、ヨウ素制限食のy/dに変更します。

食事の変更がむりな場合、他に罹患している疾患がある場合は、そちらの食事を優先して、甲状腺ホルモン阻害剤、チアマゾールを投与します。チアマゾールは文献では錠剤の分割投与の記載が多いですが、本院の経験的な治療では、粉にしても効果はあります。半減期の短い薬剤なので、必ず1日2回の投与が必要です。
 猫では副作用は多くはでませんが、嘔吐、食欲不振、肝障害、耳介の後ろに湿疹、顆粒球減少、血小板減少など報告されています。おきるときは投与直後におきることが多いことが特徴です、始めて投与する場合は投与後1-2週間で血液・生化学検査が必要です。チアマゾールで副作用がおきた場合は他の抗甲状腺(メチマゾール、カルビナゾール、共に本邦は販売されていない)でも副作用はおきます。この場合上記したy/dに変更するか、短期的にステロイドを使用するか、また外科的な処置が必要です。

 腎臓が悪い場合甲状腺亢進症に罹患したことにより、腎臓の血流量が多くなるため、腎臓のパネル値(BUN,Cr)は数字上は正常値を示し疾患がマスキングされます。治療により甲状腺が良くなると、血流量も普通に戻り、腎臓のパネル値(BUN,Cr)が上昇し腎蔵疾患があったことが発見される場合もあります。チアマゾールの投与で腎臓疾患が悪くなる場合は、上記と異なる意味で、投与量は難しいことが要求されます。
しかし過剰の血流量は腎臓のネフロンを壊す場合もあり、猫をよく診て診断していくは必要はあります。

 y/dを使用でも、またチアマゾールを使用しても、猫の甲状腺亢進症は原因は甲状腺の腫瘍(腺腫、腺癌)また過形成によるホルモン過剰分泌なため、初期の処置では時間の経過と共に、甲状腺の腫瘍が増大してT4の値が上昇する傾向になる場合もあります。必要におうじて投与量の変更、治療法の変更が必須です。そのためこの疾患のよりよい維持には月1回診察、そして必要に応じてT4測定、血液検査、肝臓パネル値(ALP,AST)、腎臓のパネル値(BUN,Cr)の測定が大切です。


 

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投稿者: オダガワ動物病院

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