小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。
小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。

2014.11.01更新

あ

dog犬小回虫


 

本症例

 

犬小回虫・虫卵 顕微鏡写真(×1000)

 田舎に帰省していたら、便中や胃のなかから白い虫を吐くとのお話で来院したワイマラナーです。多摩区南生田からの来院です。検便で犬小回虫が発見され、。ドロンタールを2回分、処方しました。
プレパテント・ピリウドは約2ヶ月なので、1.5ヶ月後に2回目の投与を指示しました。
 

 犬小回虫は虫卵の経口・また齧歯類をたべると感染します。犬小回虫に感染して、約2ヶ月で虫卵が便かたでます。また年齢、抵抗性が低いされています。この犬は昨年、11月までレボリューションでフィラリア予防はしてました。いくら駆虫薬を飲ましても、散歩コースに虫卵がいたらきりがありません。
 この犬は生田緑地をよく散歩するので、そのあたりに虫卵を巻いている犬が散歩していると推測させます。
 現在フィラリア予防の時期なので、その付近を散歩する犬は、フィラリア予防薬には回虫も共に駆除できる薬剤をお勧めします。




 

投稿者: オダガワ動物病院