小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。
小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。

2017.06.30更新

おbookウサギ、モルモット、ハムスターに安全に使用できる
ノミ、マダニ製剤
 


あrabbitノミに感染したウサギの皮膚、皮膚に黒コショウをまいたようになります。

a
rabbitウサギのツメダニ感染、犬同様耳介部に診られます。
 ----------------------------------------------------------------------

 薬事法の関係で、どのノミ、ダニ製剤もパッケージにはdogtiger犬猫に認可の記載はありますが、rabbitウサギ始めエキゾチックに認可された薬剤はありません。当然rabbitウサギ、boarモルモット、mouseハムスターなどへ投与可、また不可の記載は殆どありません。

 しかし経験的な使用観点から、効能外使用により、rabbitウサギ、boarモルモット、mouseハムスター、snakeフェレツトなどに安全に使用できる薬剤はいくつかあり下記に紹介します。

 特にrabbitウサギ、boarモルモット、mouseハムスターはノミ、ダニ製剤right arrow抗生剤は、両方とも誤った薬剤を使用すると死亡するケースもあり注意が必要です。

 ここに紹介する薬剤は診察してから処方が許される医療用の薬剤に相当します。効能外使用になりますので、掛り付けの獣医師とよくご相談の上ご使用ください。効能外使用になる関係で、本院で処方した薬剤以外の質問はお断りしています。    

up arrowrabbitウサギの診療に戻る

----------------------------------------------------------------------
【エキゾチックに使用可能なノミ・ダ剤、すべて皮膚滴下剤】

●商品名・レボリューション、犬猫用
●成分名・セラメクチン(Seramectin
) 

 
 イベルメクチンから進化してできた薬剤です。フィラリアの予防(犬猫)、成ノミ駆除、卵の孵化にも抑制(犬猫)、耳ダニ駆除(犬猫)、駆虫剤、回虫(猫)と幅広く使用できます。
当院では効能外使用でrabbitウサギ、boarモルモット、mouseハムスター、snakeフェレツトのノミ、耳ダニ、ツメダニ、シラミなどに使用しています。マダニには効果ありません。

デボレボリューション®

aレボリューション®の副作用
ノミ感染のために使用、皮膚に滴下した場所にリンクして、脱毛が診られた症例。
約1ケ月後完治。本院では脱毛はウサギではこの1例のみです。

----------------------------------------------------------------------
●商品名・アドバンテージ・プラス、犬猫用
●成分名・イミダグロプリド(Imidacloprid
)と
ピリプロキシフェン
Pyriproxyfen)の合剤

 
 当院では使用はしていません、本来は犬猫のノミ単独に効能を示す製剤で、ノミ成虫の駆除にイミダグロプリドが、またノミの卵や幼虫の環境中の繁殖を抑制することにピリプロキシフェンが作用します。
 
効能外使用でrabbitウサギ、boarモルモット、mouseハムスター、snakeフェレツトにも同様の作用が期待できます。
 
この製品に含まれるイミダグロプリドはニコチンの化学構造を基に合成されたネオニコチノイド系殺虫剤(クロロニコチル系の総称)に属し、イギリスではウサギに使用認可されています。
 またピリプロキシフェンはIGR(昆虫成長制御剤)に属します。ノミなど昆虫類に選択的に薬効を発揮し、哺乳類には毒性が低い薬剤です。
 これらのダブルブロック効果により、室内環境対策を含め総合的にノミ駆除をコントロールします。

あどアドバンテージ・プラス®
----------------------------------------------------------------------

●製品名・フォートレオン、犬用
●成分名・イミダグロプリド(Imidacloprid)と
ペルメトリン(Permethrin)の合剤

 
 本来は犬に寄生するマダニ・ノミの駆除剤です。効能外使用でrabbitウサギにも同様な作用が期待されます。
成分のひとつペルメトリンはイミダグロプリドと協力してノミやマダニに対して薬効を示します。
ヒト・哺乳類に対する毒性は低く比較的安全に使用できますが、tigerネコは毒性が高く使用不可です。

あ
フォートレオン®

up arrowrabbitウサギの診療に戻る

----------------------------------------------------------------------

 獣医師により個人差がありますが、
本院ではここに紹介されている以外で、
日本で販売されているノミ・ダニ製剤は
ウサギ、モルモット、ハムスター、フェレツトには
禁忌と考えています。
(ただし犬猫には良い薬剤です。)


calendarright arrow【当院の診療カレンダー】

padright arrow【当院への道順】


【関連記事】
dogright arrow犬の代表的な外部寄生虫
bookright arrowマダニによるSFTSウイルスについて
dogright arrow犬の抗てんかん薬
rabbitright arrowウサギと抗生剤


 【break time】

あ

あflower2外部寄生虫の駆虫薬はこのシロバナムシヨケギク(除虫菊)が始まりです。


 

 

 

投稿者: オダガワ動物病院

2017.06.19更新

おrabbitウサギの尿路結石


 

あ
7歳の雄ウサギです。急に尿が出なくなったことで来院しました。
レントゲンと触診で陰茎部の結石と診断がつきました。

あ
結石を摘出するところ

あ摘出した結石

あ手術後、その後よくなりました。
今回は陰茎部なので摘出可能でしたが、骨盤内だと厳しいです。


calendarright arrow【当院の診療カレンダー】

padright arrow【当院への道順】


【関連記事】
dogright arrow犬の診療
tigerright arrow猫の診療
rabbitright arrowウサギの診療
mouseright arrowハムスターの診療
snakeright arrowフェレットの診療
chickright arrow小鳥の診療
boarright arrowモルモットの診療


【break time】

あ flower2紫陽花、鎌倉明月院(6月)
白色アジサイは土壌のpHによって花色が変わるアントシアニンをもたないそうです。


 

投稿者: オダガワ動物病院

2017.06.04更新

おrabbitウサギのツメダニ


あ
6歳の雄ウサギです。
2-3ヶ月前より背中の毛が抜けてきたので来院しました。

あ
拡大写真 痂皮、鱗屑の皮膚病変です。
この部位をセロハンテープで採取しました。

あ
橙色はツメダニの成虫
ピンク色はツメダニの卵です。

  治療はツメダニ単独感染なら、レボリューション®を月1回で2-3ヶ月皮膚にたらすのみで治ります。
卵に効果ある薬剤はありませんので、必ず複数回は使用してください。

 ノミ。ダニ製剤は犬猫では良好でもウサギが死亡する製品もあります。
使用の際はウサギの診療をきちんとしてる動物病院にお尋ねください。

この症例に使用した、レボリューション®は安全に使用できる製剤のひとつです。

 本院ではウサギのツメダニは4歳位から多く診ます。このウサギに限った訳ではありませんが、
ツメダニ症の症例は自宅から出たことはないケースがほとんどです。
そのため外部で、他のウサギからの接触感染は疑いにくいです。
私の感想ですが、もともとツメダニはウサギに常在していて年齢があがると免疫が低下するので
皮膚病変として現れると考えています。

----------------------------------------------------------------------

あ■レボリューション®投与後、1ケ月後の写真

皮膚はたいぶよくなりました。卵に効果ある薬剤はないので、
2ケ月後、3ケ月後、合計3回のレボリューション®投与をお願いしました。


calendarright arrow【当院の診療カレンダー】

padright arrow【当院への道順】


【関連記事】
dogright arrow犬の診療
tigerright arrow猫の診療
rabbitright arrowウサギの診療
mouseright arrowハムスターの診療
snakeright arrowフェレットの診療
chickright arrow小鳥の診療
boarright arrowモルモットの診療


【break time】

あflower2紫陽花(6月、鎌倉建長寺)


 

 

投稿者: オダガワ動物病院