小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。
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2015.03.30更新

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ウサギの角膜閉塞症候camera
             写真のウサギの角膜閉塞症候群は別名、偽翼状片・結膜過長症などと呼ばれています。
 呼び名は獣医学で統一されている訳ではありません。                 ----------------------------------------------------------------------
■角膜閉塞症候群 処置
 角膜閉塞症候群は原因は不明で、ウサギのみにおこります。結膜上皮が角膜上皮を乗り越えて増殖する疾患です。だいたい2/3は両側性、1/3は偏側性に発症します。

 同心円状に結膜上皮が角膜上皮を覆い中心部は開口します。視力障害はありません。
ひどくなると、中心部を残しほぼ全体を覆うこともあり、そうなると日常生活に支障がでます。
結膜上皮と角膜上皮が希に癒着している場合もあります。

 処置は外科的に切るしかありませんが、再発が多いことも事実です。
 3回手術をすると再発はないこと報告もありますが、獣医師による見解は様々です。
本院では、免疫抑制する薬剤で前処置してから手術をおこなうと、その後再発は少ないように感じています。
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 pencil2■まとめ
    結膜が過長して角膜を覆う
ウサギのみの疾患で、この疾患は腫瘍性の変化はありません。
 外観を気にしなければ、手術を希望しないことも選択のひとつです。 なお本症例はオーナーが手術を希望されませんでした。                                     


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最終更新:平成27年3月30日(月)20時26分


 

投稿者: オダガワ動物病院