小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。
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2019.01.03更新

投稿者: オダガワ動物病院

2019.01.02更新

あ■幼ウサギの疥癬


 

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購入したてのウサギの前肢に皮膚病がみられ、やたら掻くので来院しました。

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拡大するとこんな様子で、痂皮、鱗屑が主な病変です。

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皮膚掻爬検査をしたら疥癬(成虫)と疥癬(卵)がみつかり診断がつきました。
処置はイベルメクチン系の薬剤を使用してよくなりました。
疥癬は1回の治療でよくなることが多いですが、疥癬の卵に効果ある薬剤はないので、
3週間あけて最低2回の治療を薦めています。

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1ケ月後、だいぶよくなりました。

 

 なおrabbitright arrowウサギのノミ、ダニ駆虫剤は注意が必要です。
よくかかりつけ獣医師とお話しして使用してください。


 

dire他の動物の疥癬症
boarright arrowモルモットの疥癬
chickright arrowセキセイインコの疥癬
dogright arrowボーダーコリーの疥癬症
dogright arrow犬疥癬はヒトに接触感染します
rabbitright arrow本院で診断のついた、ウサギの疥癬症

 


 

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boarright arrowモルモットの診療


 

 

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投稿者: オダガワ動物病院

2019.01.02更新

 あ
rabbitウサギの診療


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写真・ウサギの門歯の過長


 

rabbitright arrowウサギの雌雄鑑別

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rabbit注意、薬剤
 日本にはウサギの専用薬はなく、ヒト用、犬猫用でウサギに安全に使用できる薬剤を使用しています。
ウサギ、モルモット、ハムスターの薬剤特性として、①抗生剤、②ノミ、ダニ製剤は種類を間違うと死亡する薬剤もあり注意が必要です。
なお使用薬剤は動物病院により多少異なりますので、使用の際は、掛り付け獣医師によくお尋ねください。
以下、本稿では当院の見解を述べます。

rabbitright arrowウサギ・モルモット・ハムスターと抗生剤
rabbitright arrowウサギ、モルモット、ハムスターに安全に使用できるノミ、マダニ製剤 

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rabbitウサギと内部寄生虫

あ写真・ウサギのコクシジウム

rabbitright arrowウサギのコクシジウム
rabbitright arrow仔ウサギの下痢
rabbitright arrowウサギの蟯虫について(Passalurus ambiguus)

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dire幼少期より、ときどき梅毒の症例を診ます。

rabbitright arrowウサギの梅毒疑い

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ウサギは犬猫のようなワクチンで予防する疾患はありませんが特徴を考えて飼育をしないと病気の発見が手遅れになるとこがあります。

direウサギは食欲不振時、強制給餌が重要です。

rabbitright arrowウサギ・モルモット・ハムスターの強制給餌について
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rabbit吐くことができない。(例外を除く)
 まず、身体の構造的に吐くということができないため、rabbitright arrow急性毛球症になると短時間で悪化してしまいます。具合が悪くなり体温がすぐに下がります
ふだんウサギは38-39度が平熱ですが、この場合35.0度ぐらいに下がります。オーナーの方もウサギが冷たくなって動かいいことを主訴に来院するケースを診ます。急性と表しているように予期なく突然おきます。気づいたらできるだけ早くウサギを診療できる動物病院に連れていってあげてください。

 また、ウサギは全く食べないとわずか1日で脂肪肝になり、2~3日でいつ死亡しても不思議ではありません。例外を除きrabbitright arrow強制給餌の有無が生死を分けるといっても過言ではありません。rabbitright arrow強制給餌について当院ではくわしくご指導していますので、来院の際に声をかけてください。

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rabbit皮膚関係
direウサギの脱毛は独特です。
rabbitright arrowウサギのアイランドスキン

dire仔ウサギの皮膚病、皮膚糸状菌症(所謂、水虫)
rabbitright arrowウサギの皮膚糸状菌症

direウサギの全身ジャンプー、容態が急変した症例を3例経験しているので私は禁忌と考えています。
rabbitright arrowウサギにシャンプーしたところ容態が急変した症例

direお尻に糞をつけて生活しているウサギも診ますので注意が必要です。(写真、下)

あrabbitright arrowウサギの便が肛門、足底に付着、蛆がわくこともあります。

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rabbitウサギの尿は

あrabbitright arrowウサギの赤い尿

rabbitright arrowウサギの尿について

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rabbitナイーブな動物です。
 ご来院いただく際には、ペットキャリーに牧草を牽いてウサギを入れてください。上記したようにウサギは身体の構造的に吐くという行為ができません。そのためペットキャリーにタオルや、ペットシーツ、新聞紙を入れると誤飲して胃腸障害をおこしますのでやめてください。

  また「おとなしいから」と抱っこでご来院されると、見知らぬ場所や他の動物の気配でパニックになり取り返しのつかない結果を招くこともあります。必ずキャリーに入れて、しっかり入口を閉じてあげてください。そして診療室のなかでキャリーからだしてあでてください。
下記に当院で実際にあった事故症例を紹介します。
rabbitright arrow家族の方が冗談でうさぎを威かしたら、小屋の中で暴れて、鼻血がでたケース。 
rabbitright arrow家の電気コードを噛んで感電したウサギのケース
rabbitright arrow③ハーネスをつけて散歩中には外れて、壁に当たって来院したウサギ。
rabbitright arrow友人に預けたら抱っこして脊髄骨折したウサギ


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【ウサギの診療 続きを読む】


 


 

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【break time】

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flowerウサギぎく(7月、月山)
花びらの形がウサギの耳に似ていることからつけられたそうです。


 

 

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投稿者: オダガワ動物病院

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