猫のアクネ(川崎市多摩区、オダガワ動物病院)
2018.08.31更新
■猫のアクネ
アクネは、別名、顎ニキビ、ざ瘡(ざそう)、猫ニキビなどともいはれています。
今回の症例は、7歳の雌猫がアクネがひどくなり来院しました。
これまで蒸れタオルでふいてもらっていたりしてました。
今回、悪化にともない抗生剤、抗脂漏シャンプーも使用しましたが、効果はありませんでした。
アクネの部分を細胞診をすると、好中球が主体の病変が診られました。
なお激しい中毒変化、細菌は確認されませんでした。
文献によればこのような場合、過形成をおこしていることが多く、治療方針を変えました。
すると1週間でだいぶよくなりました。
今後は減量して診ていく予定です。
薬剤を減量して2週間後、少しよくなりました。
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