小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。
小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。

2018.06.30更新

あtraincar当院への交通アクセス


train電車
 train小田急線(中央改札)・JR南部線(生田緑地口)
登戸駅下車

[出口]から徒歩約3-4分

駅前パチンコ店、ハトヤから中野島方面200mにあります。


 ■car駐車場

東名高速道路・川崎インターチェンジより車で15分~20分。

車で来院のかたは、近所のコインパーキングをご利用下さい。




【関連記事】

dogright arrow犬の診療
tigerright arrow猫の診療
rabbitright arrowウサギの診療
mouseright arrowハムスターの診療
snakeright arrowフェレットの診療
chickright arrow小鳥の診療
boarright arrowモルモットの診療

 


 

 

   calendarright arrow当院の診療カレンダー

traincarright arrow【当院への交通アクセス、駐車場】

padright arrow【最寄駅、登戸駅からの道順】


投稿者: オダガワ動物病院

2018.06.29更新

お

ヒト犬猫に噛まれたり、猫にひっかかれたらどうしましょう 

怪我がひどいヒトは早めに医者にお尋ねください。この項は獣医師の視点から述べます。


 

■診療中に猫に噛まれた著者の指


 猫の口腔内の微生物数はヒトや犬と変わらないが、その歯は鋭く、関節を直接咬まれると、細菌は免疫系の目の届かない手首などの腱鞘や関節に入り込んで増殖ができるため、小さな咬傷でも大きな病気に発展する可能性はあります。
 
 犬猫の口内はパスツレラ属(Pasteurella)・カプノサイトファーガ カニモルサス(Capnocytophaga canimorsusなどの菌が、
 
 また
猫の爪にはグラム陰性の桿菌であるバルトネラ・ヘンセイレ(Bartonella henselaeが人体に病気を罹患させる猫ひっかき病があります。

---------------------------------------------------------------------
 
犬の口の中(10才のダックス) 

 犬猫の口内はパスツレラ属は(猫の口腔には約100%、爪には70%、犬の口腔には約75%の高率で常在菌として存在している)またカプノサイトファーガ・カニモルサスなどの菌が常在します。

 そのため犬にオーナーの顔口を舐めさせたりすることをよく見ますが禁忌事項です。
 また犬と同じ食器で食事をしてパスツレラに罹患したヒトがテレビで紹介されていたこともありました。
 また安易に寝室に上げないことなどが大切です。の免疫力が低下した場合は特に罹患しやすので注意が必要です。 
 また犬に舐められた手でおにぎりを握って食中毒になった例もあります。

---------------------------------------------------------------------
犬猫にかまれた場合のヒトの処置
 重傷度によりにより処置は異なりますので、詳細は医者にお尋ねください。
感染症に詳しい医者のコメントでは、
軽度でも犬猫では上記した細菌が常在しているため、病院で抗菌剤を最低3日間ぐらい処方してもらうことが良いそうです。
 
 
 この場合カプノサイトファーガ・カニモルサス中にはβ-ラクタマーゼを産生する耐性菌がおり、写真のクラバモックス®、オーグンンチン®などの使用が良好とされているそうです。
 尚噛まれた部位を水道水で洗うことは重要ですが、消毒は賛否あります。
---------------------------------------------------------------------

■対策
 犬猫から可能な限り咬傷や掻傷を受けないようにすることが予防の基本です。ペットにオーナーの口を舐めさせたり、また舐めたりしないことは禁忌です。ペットと同じ食器で食事をして罹患した方がテレビで紹介されていたことがありました。また寝室に上げないことなどが大切です。ヒトが免疫力が低下した場合にも罹患しやすので注意が必要です。このように歯石はばい菌の固まりです。ヒトが噛まれたら発熱・倦怠感などおこしてもおかしくありません。

 
 15歳猫の歯、後臼歯の歯肉をDQ染色すると好中球と同定不能の長い細菌が診られます。
 
--------------------------------------------------------------------- 

犬と歯磨き


 歯石除去は動物病院で、全身麻酔下で超音波スケーラー処置が必要で、いつでもできる処置ではありません。日頃から動物に写真のように歯磨きの癖をつけ歯石を少なくすることが大切です。
 

 注意点として、無麻酔で鉗子(写真)などで歯石を除去する方法は禁忌です。
この処置をおこなうと後になってより多くの歯石がつきます。また顎の骨が折れた症例が研究会で報告されています。

 鉗子
10歳シュナウザーの口腔内写真。
このような犬に鉗子などで歯石を除去することはしないでください。
鉗子による無麻酔の歯石除去は禁忌です。
---------------------------------------------------------------------
猫ひっかき病

 猫に噛まれるよりむしろ引っかかれることで、猫ひっかき病に感染します。
 ヒトは感染した部位の支配リンパ節が腫れます。

 友人の獣医師で診療中に猫に右手を噛まれ、後日、右の腋窩リンパが腫れた方がいました。
無処置で1ヶ月、放置したとこるよくなったそうです。このように軽度なら経過観察でよくなる場合もあります。
 しかし、まれに全身に感染することもあります。
 
 この疾患は猫の爪にいるグラム陰性桿菌であるバルトネラ・ヘンセイレによって引き起こされます。
日本の猫の9-15%が保有
しています。

 ノミ
 猫同士の感染にはノミが関係はしているみたいですが、猫同士は感染しても症状はだしません。


 
 バルトネラ・ヘンセイレは細胞内に感染する細菌なので、ヒト治療には細胞内にまで抗生剤が分布する写真のマクロライド系(ジクロマックス®など)、テトラサイクリン系(ビブラマイシン®など)が使用されるそうです。

 


 

【関連記事】
dogright arrow犬の診療
tigerright arrow猫の診療
rabbitright arrowウサギの診療
mouseright arrowハムスターの診療
snakeright arrowフェレットの診療
chickright arrow小鳥の診療
boarright arrowモルモットの診療


 

   calendarright arrow当院の診療カレンダー

traincarright arrow【当院への交通アクセス、駐車場】

padright arrow【最寄駅、登戸駅からの道順】


 
 

投稿者: オダガワ動物病院

2018.06.09更新

あ
dogtiger犬猫のタマネギ中毒

  
10kgの犬で中型タマネギ(約250g)を1つたべるとおきるされていますが個体差は激しい中毒です。誤ってタマネギをたべても軽度の元気消失、食欲低下で終わることが多いですが、5-10%の犬はタマネギに敏感で激しい臨床症状を示すケースもあります。猫では詳細なデーターはありませんが、中毒はおきます。
 
タマネギのみではなく、ネギ類には注意が必要です。

 症状は元気消失、食欲低下、血色素尿、可視粘膜の蒼白、黄疸がおきますが症状には個体差があります。 
現在知らないでタマネギをあげる方は多くはいません。しかし異常が診られないことを理由に食事中にタマネギあげる方をみたこともありますがやめてください。牛丼、ハンバーグなど手を加えた製品はタマネギ中毒はおきやすいです。お菓子の「下仁田ネギパイ」 や、焼肉の汁をドックフードにかけて中毒はおきたこともあります。実験で確かめられていますが、タマネギをあげると、元気があっても犬の体に中には必ず異常がおきています。

 
調理したタマネギ 牛丼

 
  ハンバーグ
上記の食事は犬猫にはよくありません。

 万が一、食べているところを見たら30分以内なら嘔吐させることは有効とされています。
それ以後の時間は、タマネギの吸収の関係で効果的ではありません。中和する薬剤はないので、対象療法が中心になます。たいてい1週間位で治りなすが、異常量を食べた場合は死亡例もあります。


---------------------------------------------------------------------
診断
 タマネギの摂取を確認と血液スメアで初期ならハンイツ小体を確認、回復期はヘルメット細胞、球状赤血球を確認が必要です。 


 

【イヌ、ネコの中毒】
dogright arrow犬のチョコレート中毒
dogtigerright arrow犬猫のタマネギ中毒
dogtigerright arrowイヌ、ネコの誤食

 


 

【関連記事】
dogright arrow犬の診療
tigerright arrow猫の診療
rabbitright arrowウサギの診療
mouseright arrowハムスターの診療
snakeright arrowフェレットの診療
chickright arrow小鳥の診療
boarright arrowモルモットの診療


 【break time】

あ
flower2百合は猫では中毒物質です。誤って食べられないよう注意が必要です。


 

 

   calendarright arrow当院の診療カレンダー

traincarright arrow【当院への交通アクセス、駐車場】

padright arrow【最寄駅、登戸駅からの道順】


投稿者: オダガワ動物病院

2018.06.02更新

お dogtigersnake地域によるフィラリア(犬糸状虫)
予防薬の投与時期は


  蚊により媒介されるright arrowフィラリア(犬糸状虫)症の予防薬の投与時期はright arrow神奈川県川崎市多摩区の本院では下記の参考資料から 5-11月の月1回の経口投与を推奨しています。

 しかし同じ多摩区付近でも、蚊が多い場所(池の近くなど)は4月から飲ませたり、また12月でも飲ませている場合もいます。蚊の発生具合とリンクして期間は考えています。 
 フィラリア予防薬は月1回の投薬が基本ですが、right arrow皮下注射で1年間も作用が続くプロハート12®(成分名、モキシデクチン)、また皮膚滴下タイプの使用も可能です。

 right arrow血液と採取してフィラリア陰性を確認してからの投与になります。必ず犬ちやんをお連れください。

か 


dire参考資料

フィラリア(犬糸状虫)の感染期間早見表 
製薬会社が調査した結果です。

犬用ですがright arrowフェレットも参考にできます。

 


【関連記事】

snakeright arrowフェレツトのフィラリア予防
tigerright arrow猫のフィラリア症
dogright arrow犬の診療
tigerright arrow猫の診療
rabbitright arrowウサギの診療
mouseright arrowハムスターの診療
snakeright arrowフェレットの診療
chickright arrow小鳥の診療
boarright arrowモルモットの診療


 

   calendarright arrow当院の診療カレンダー

traincarright arrow【当院への交通アクセス、駐車場】

padright arrow【最寄駅、登戸駅からの道順】


投稿者: オダガワ動物病院

2018.06.01更新


a
イヌ、ネコの誤食

 2013年12月のNHKの「あさいち」で紹介されていました。
 毎年12月から1月は家でクリスマスパーティーや忘年会、新年会を自宅で開くことが多くあり、ペットの誤食が特に多いそうです。

 来客などが多くなると、オーナーの注意力が散漫になります。
 また日ごろ動物を飼っていない方がおもしろがって犬猫に食べ物をあげてしまいいます。

 「犬に焼き鳥をあげたら、竹串ごと丸のみに」なったケースもあります。
 また下に落ちた食事をたべたり、気づかない間に、ペットが思わぬものを誤飲する事故が多く報告されています。

 これらは人災ですので、十分注意してください。



 dogtiger犬猫にたべさせてはいけないもの

・キシリトールガム(大量)
---------------------------------------------------------------------


・たまねぎ、ねぎ、にんにく類
---------------------------------------------------------------------

・チョコレート
---------------------------------------------------------------------

・鶏や魚の骨
---------------------------------------------------------------------

・干しぶどう(犬のみ)
---------------------------------------------------------------------
・アボカド
                                              



dogtiger犬猫が食べないように注意するもの

あ

あ
仔猫のビニールの大量誤食 camera写真上、手術で腸管より摘出した状態、camera写真下、広げた状態
---------------------------------------------------------------------
 ・猫じゃらし
先の白い部分をオーナー不在時に食べてるケースをよく診ます。不在時は猫じゃらしは手のとどかない場所に保管してください。

---------------------------------------------------------------------

 
 
座布団のジッパー
・裁縫の針
・植物 など
                                                 


製薬会社が持参した危険なたべもの危険リスト



                                                 


■症例
 
 このようなケースは時間外に診てるくれる動物病院にいって、処置してもらってください。
 
3歳のダックスフンドがおもちゃを変えたところ一部を食べてしまって、時間外緊急で来院しました。

 
時間外で人手もなく、犬の性格もきつく良いレントゲンは撮れませんでした。
レントゲンでは異物はゴム製品のため写りませんでした。

 
 異物を誤食して時間が1時間だったので吐かせる薬剤を投与しました。2時間経つと吐くことは望めない場合が多いです。
 この症例は5分後、誤食したものを吐いてくれました。 


【関連記事】
猫じゅらしを誤飲したネコ
その他の夜間診療可能な施設


【関連記事】
dogright arrow犬の診療
tigerright arrow猫の診療
rabbitright arrowウサギの診療
mouseright arrowハムスターの診療
snakeright arrowフェレットの診療
chickright arrow小鳥の診療
boarright arrowモルモットの診療


 

   calendarright arrow当院の診療カレンダー

traincarright arrow【当院への交通アクセス、駐車場】

padright arrow【最寄駅、登戸駅からの道順】


投稿者: オダガワ動物病院

entryの検索