小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。
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2018.06.30更新

お

boartiger犬猫の注射による「避妊」について


 成分名、プロリゲストン(薬品名、コビナン®、デルボステロン®)を定期的に皮下注射することより、犬猫の発情を抑制する方法です。
 簡単に言えば避妊手術をしなくても発情のコントロールが可能な薬剤です。
しかし長期投与の場合は副作用が多く、注意が必要です。そのため当院では特殊な事情がない限りはお薦めできません。

●使用動物 dog犬 ・tiger(認可は日本では犬のみ) 

 犬は単発情の自然排卵、猫は多発情の交尾排卵で、ともに季節繁殖性がない動物ですが、プロリゲストンの使用法は同一で可能です。
 犬猫とも雌のみの使用になります。雄は投与しても去勢したような効果はありません。犬猫は閉経がない意見が多く、そのためこの薬剤は終生の投与が必要です。

dog・初回・3カ月 次回4カ月 3回目は5カ月間隔で98%が有効です。ここまでが認可投与です。発情抑制が目的なので、その後、5ヶ月間隔で維持投与をおこなっています。

tiger・使用方法は犬に同じですが有効性が80%になります。猫への使用は効能外になります。世界34ヶ国で使用されていますが猫に認可がない国は日本のみです。

  この薬剤はデポタイプ(1回の注射で長期効能ある薬剤の意味)なので個体差は激しいと筆者は考えています。そのため認可投与が終了したあとの、維持投与は症状をみて投与期間を決めています。
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bookプロリゲストン注射の対称は
①将来繁殖を考えている方で一時的に発情を止めたい方。(この薬剤をやめると発情は回帰します。)
②また重傷な疾患(例えば先天性心疾患、肝臓疾患など)で避妊手術が難しい方が対象になります。

 このプロリゲストンを長期投与した場合、未避妊犬猫より、子宮疾患になる可能性は高いことが統計上証明されています。また多くはありませんが糖尿病の報告もあります。
そのため健康な犬猫に本剤での『避妊』は薦められません。


本院使用のコビナン®

 現実的には、犬猫が生まれつき体が弱く、避妊手術も危険のある場合、発情回避目的でプロリゲストンを使用しています。現在当院で使用している症例も先天性心疾患の疑いがある猫です。

 

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■プロリゲストン注射の禁忌
①妊娠の疑いのある場合
②子宮・卵巣疾患に現在陥っている場合
③注射跡がのこる動物
④重症な病態の動物
は使用できません。


 

【避妊手術・去勢手術】
dogright arrow犬の避妊手術(雌)
dogright arrow犬の去勢手術(雄)

tigerright arrow猫の避妊手術(雌)
tigerright arrow猫の去勢手術(雄)

rabbitright arrowウサギの避妊手術(雌)
rabbitright arrowウサギの去勢手術(雄)

boarright arrowモルモットの去勢手術(雄)

 

tiger猫・避妊手術・去勢手術の助成金】
right arrow 本院は川崎市獣医師会に所属しいる関係で
時期は限定されますが、猫の去勢・避妊手術に
①川崎市、②川崎市獣医師会、2団体の補助が可能です。
right arrow川崎市獣医師会
right arrow川崎市健康安全部生活衛生課

 


 

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投稿者: オダガワ動物病院

2018.06.29更新

お

ヒト犬猫に噛まれたり、猫にひっかかれたらどうしましょう 

怪我がひどいヒトは早めに医者にお尋ねください。この項は獣医師の視点から述べます。


 

■診療中に猫に噛まれた著者の指


 猫の口腔内の微生物数はヒトや犬と変わらないが、その歯は鋭く、関節を直接咬まれると、細菌は免疫系の目の届かない手首などの腱鞘や関節に入り込んで増殖ができるため、小さな咬傷でも大きな病気に発展する可能性はあります。
 
 犬猫の口内はパスツレラ属(Pasteurella)・カプノサイトファーガ カニモルサス(Capnocytophaga canimorsusなどの菌が、
 
 また
猫の爪にはグラム陰性の桿菌であるバルトネラ・ヘンセイレ(Bartonella henselaeが人体に病気を罹患させる猫ひっかき病があります。

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犬の口の中(10才のダックス) 

 犬猫の口内はパスツレラ属は(猫の口腔には約100%、爪には70%、犬の口腔には約75%の高率で常在菌として存在している)またカプノサイトファーガ・カニモルサスなどの菌が常在します。

 そのため犬にオーナーの顔口を舐めさせたりすることをよく見ますが禁忌事項です。
 また犬と同じ食器で食事をしてパスツレラに罹患したヒトがテレビで紹介されていたこともありました。
 また安易に寝室に上げないことなどが大切です。の免疫力が低下した場合は特に罹患しやすので注意が必要です。 
 また犬に舐められた手でおにぎりを握って食中毒になった例もあります。

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犬猫にかまれた場合のヒトの処置
 重傷度によりにより処置は異なりますので、詳細は医者にお尋ねください。
感染症に詳しい医者のコメントでは、
軽度でも犬猫では上記した細菌が常在しているため、病院で抗菌剤を最低3日間ぐらい処方してもらうことが良いそうです。
 
 
 この場合カプノサイトファーガ・カニモルサス中にはβ-ラクタマーゼを産生する耐性菌がおり、写真のクラバモックス®、オーグンンチン®などの使用が良好とされているそうです。
 尚噛まれた部位を水道水で洗うことは重要ですが、消毒は賛否あります。
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■対策
 犬猫から可能な限り咬傷や掻傷を受けないようにすることが予防の基本です。ペットにオーナーの口を舐めさせたり、また舐めたりしないことは禁忌です。ペットと同じ食器で食事をして罹患した方がテレビで紹介されていたことがありました。また寝室に上げないことなどが大切です。ヒトが免疫力が低下した場合にも罹患しやすので注意が必要です。このように歯石はばい菌の固まりです。ヒトが噛まれたら発熱・倦怠感などおこしてもおかしくありません。

 
 15歳猫の歯、後臼歯の歯肉をDQ染色すると好中球と同定不能の長い細菌が診られます。
 
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犬と歯磨き


 歯石除去は動物病院で、全身麻酔下で超音波スケーラー処置が必要で、いつでもできる処置ではありません。日頃から動物に写真のように歯磨きの癖をつけ歯石を少なくすることが大切です。
 

 注意点として、無麻酔で鉗子(写真)などで歯石を除去する方法は禁忌です。
この処置をおこなうと後になってより多くの歯石がつきます。また顎の骨が折れた症例が研究会で報告されています。

 鉗子
10歳シュナウザーの口腔内写真。
このような犬に鉗子などで歯石を除去することはしないでください。
鉗子による無麻酔の歯石除去は禁忌です。
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猫ひっかき病

 猫に噛まれるよりむしろ引っかかれることで、猫ひっかき病に感染します。
 ヒトは感染した部位の支配リンパ節が腫れます。

 友人の獣医師で診療中に猫に右手を噛まれ、後日、右の腋窩リンパが腫れた方がいました。
無処置で1ヶ月、放置したとこるよくなったそうです。このように軽度なら経過観察でよくなる場合もあります。
 しかし、まれに全身に感染することもあります。
 
 この疾患は猫の爪にいるグラム陰性桿菌であるバルトネラ・ヘンセイレによって引き起こされます。
日本の猫の9-15%が保有
しています。

 ノミ
 猫同士の感染にはノミが関係はしているみたいですが、猫同士は感染しても症状はだしません。


 
 バルトネラ・ヘンセイレは細胞内に感染する細菌なので、ヒト治療には細胞内にまで抗生剤が分布する写真のマクロライド系(ジクロマックス®など)、テトラサイクリン系(ビブラマイシン®など)が使用されるそうです。

 


 

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投稿者: オダガワ動物病院

2018.06.24更新

おdog犬の糖尿病、ノボリンRが効果あった症例


  症例は7才雄のミニチアシュナウザー雄です。多飲・多尿を主訴に来院しました。あ

 血液・生化学検査、尿検査をおこない 臨床症状 血糖313mg/dl、 尿糖(+)、糖化アルブミン 14.8%、インスリン5.03ngmlの結果を得て、犬では珍しいⅡ型糖尿病と診断した症例です。

 そこでインスリン製剤として、ノボリンNPH(写真左)の皮下注射をおこないました。しかし1週間たっても臨床症状の改善もなく、血糖の低下もありません。

  次にインスリンレペニルを使用しましたが、同様の結果でした。

 血液・生化学検査、尿検査からインスリン抵抗性疾患は疑いにくいため、もっとも吸収性がよいインスリン、ノボリンRの皮下投与に切り替えました。

 すると血糖は下がり、その後糖尿病は良好に維持しています

1

1 写真 ノボリンNとノボリンR 表面と裏

 名称のRははでレギュラー(Regular 正規)に由来します。
 速攻型インスリンで長所は吸収が良い点です。欠点は作用時間が短く、この症例は1日3回の皮下投与が必要です。 臨床の場では インスリン抵抗性を疑う前に投与して、血糖減少があるか、投与する必要がある薬剤です。
 
 通常インスリン分子は、亜鉛分子を中心とした倒立した三角錐が6つ集まった立体構造=6量体をとり、この構造で溶媒内で安定性を保っています。6量体で投与されたインスリンは皮下組液により希釈され2量体、さらに単量体へと解離し、毛細血管から吸収され、作用を発現します。

 この項、冒頭で紹介したノボリンNの正式名称はNPH(Neutral Protamine Hagedorn)で、6量体の回りに、鮭の精巣から分離、合成したした硫酸プロタミンが配布されています。そのため注射液は混濁しています。1回の注射でインスリンを長い時間作用させることにはできることが長所で、通常はこの薬剤でコントロールされることが多いです。しかし本症例のように希に、吸収問題が生じる場合もあります。


 

【他の糖尿病】
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 【break time】

 インスリン製剤は各社いろいろ作用時間など改良すると新しい特許が発行されます。これを「エバーグリーニング(evergreening)」と呼び、特許を取得したメーカーが永遠に独占できるようなシステムになっています。そのため、レギュラー(Regular)、NPH(Neutral Protamine Hagedorn)の両インスリンは本邦ではノボ社とイーライリリー社からのみ販売されています。ジェネリック薬の製造はありません。なお写真のノボ社のインスリンのNPH製剤は、現在ボトルタイプは製造中止のため、イーライリリー社のヒーマリンNを使用する必要があります。

a「エバーグリーニング(evergreening)」は直訳すれば、緑が絶えるこののない「針葉樹林」を指しますが、薬学的には特許を取得したメーカーが永遠に独占できるようなシステムのことを示します。(写真・山形県羽黒山の杉並木、7月)


 

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投稿者: オダガワ動物病院

2018.06.24更新

あdogボタンを誤飲したトイプードル


あボタンを誤飲した稟告でみえた1歳の雄のトイプードルです。

あ

あ
レントゲンでは異物のボタンは発見されません。白ものはマイクロチップです。

あ
催吐剤の投与でボタンは排出されました。
このような症例は誤飲を繰り替えますのでオーナーは特に注意が必要です。
また催吐剤で排出できない場合もあります。


【他の誤飲症例は】

 tigerright arrowねこじゃらしを誤飲した猫


 

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2018.06.24更新

あdog本当にあった話。眼が白い、必ず早く動物病院で診療を
急性緑内障の症例。



 
 眼圧は76mmmHgありました。、犬の正常眼圧10-20mmmHgです。
 白内障を緑内障と間違えたオーナーのケース 
 柴犬のケースですが「眼が白いとなんでも白内障」と診断してしまうオーナーがいました。
このオーナーは旅行先で犬が急に『白内障』になったと電話を頂きました。
「ネットでみたら眼が白くなったら白内障と書いてあるので、帰たら診療を頼みます」との内容でした。
いやな予感がしたので、すぐに近くで眼科対応可能な動物病院の診療を薦めました。旅行を1日繰り上げて帰宅しましたが、急性緑内障(眼圧は76mmmHg)をおこし失眼してました。
 緑内障でおきる角膜の白色(フレアー)を白内障と間違いしたケースです。緑内障は早期なら視力を保てる可能性が少しはあるので残念です。また白内障と緑内障では対応が全く異なります。この例のように診断を間違えているオーナーもいます。眼が白くなったら必ず眼科対応可能な動物病院で診療をしてから次に進んでください。


 

【目の病気】
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rabbitright arrowウサギの急性緑内障
dogright arrow進行性網膜萎縮(PRA)のダックスフンド
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right arrow正しい点眼法

 


 

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2018.06.23更新

投稿者: オダガワ動物病院

2018.06.23更新

おdog犬の肛門腺の自壊


あ真ん中が肛門です。向かって左下に見えているのが肛門腺が自壊した様子です。

あ肛門腺が自壊した部位の細胞診です。好中球が主体の所見が得られたため、この症例は抗生剤を投与し、その後よくなりました。

 

 【関連ページ】
dogright arrow犬の肛門に便が付着
rabbitright arrowウサギの便が肛門、足底に付着、蛆がわくこともあります。


 

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【break time】

あ flower2谷川岳、オキノ耳山頂から仙の倉方面


 

投稿者: オダガワ動物病院

2018.06.23更新

おdog柴犬の外耳炎、オルニア®を薦めた症例


1

 4歳雌の柴犬が左耳を痒がることで来院しました。

2ケ月前は右耳を痒がり来院しています。

この柴は性格がきつく、耳掃除のみでも大変でした。そのためオーナーと時間予約して、本院のスタッフの多い時間に来院してもらいました。以前、麻酔して耳掃除をした症例もいました。

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あ

正常犬耳の模型

あ

外耳炎の犬耳の模型 外耳炎になるとこのように炎症がひどくなります。

本症例は模型ほど炎症はありませんでしたが、耳垢検査では脂漏が診られました。

耳垢は鼓膜付近で作られ、外耳でベルトコンバアーのように運ばれ耳介にでます。

このシステムの故障が外耳炎です。そしてこのシステムを治すにはステロイドの液体点耳が必要です。

 ---------------------------------------------------------------------

あ

本院で使用してるステロイド含有液体点耳薬(イヤープロテクターを除く)です。

本症例はフルコート®を点耳しました。また1週間の間、自宅でも犬が寝ている隙に点耳してよくなりました。

あ

 冒頭で説明しましたがこの柴は性格がきつく、耳掃除のみでも大変です。

そこで、次回、また耳を痒がるようなら、上記の犬用オスルニア®の点耳を薦めました。

この薬剤はゲル状の点耳薬で、2週間薬剤が効果を示します。動物病院で点耳すれば2週間、自宅での処置はいりません。

性格のきつい犬用に製薬された薬剤です。

またこの症例はまだ若く、2ケ月の間に両耳の痒みで来院しているので、アトピーが基礎疾患で存在しているかもしれません。皮膚なども痒がらないかよく診ていただくようオーナーに説明しました。


 

【他の耳疾患は】
dogright arrow自宅で毎日耳消毒をしてひどくなった症例
tigerright arrow猫の耳、化膿 


 

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投稿者: オダガワ動物病院

2018.06.22更新

あdog犬の肛門に便が付着


あ

犬の肛門に便が付着して便がでないことで来院しました。また6ケ月にシーズー雌です。オーナーは昨日まで便がでていたと話されていましたが、結構濃厚に付着しています。あ

あ

ぬるま湯などで柔らかくして、どうには取り除くことはできましたが表皮もえぐられています。そのため傷を生食で洗って、ワセリンの塗布をしました。また抗生剤も処方しました。
 この状態はオーナーにとっても不衛生で、また犬ちゅんも便秘、また膀胱炎を併発したりright arrowがわくこともあります。長髪の犬ちゃんは日頃、尻尾をあでて肛門の状態を確認する必要があります。


 【便に付着】

rabbitright arrow ウサギの便が肛門、足底に付着


  

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投稿者: オダガワ動物病院

2018.06.20更新

 あ
dog酵母様真菌(Cyniclomyces、sp)の
診られるダックスフンド

 裸眼
 グラム染色
この犬はいつも幼少期から、酵母菌真菌がみられます。(裸眼とグラム染色)

  この酵母菌真菌の学名はCyniclomyces guttulatusで、ウサギ、モルモットの胃腸内に常在します。ウサギ・モルモットの糞が経口的に入り、感染すると推測されています。
 
---------------------------------------------------------------------
 
 このCyniclomyces guttulatusが感染していると、血便が多いことが報告されています。この症例も雷、生活環境の変化などストレスがかかると年に何回か血便で来院します。血便には胃腸薬で対処していますが、抗真菌剤を追加して経過観察中です。

 
【消火器の疾患】

 


 

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