小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。
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2011.04.24更新

  6ヶ月令の雄のフェレットが耳をかゆがることで来院しました。飛び上がるほど耳をかゆがるそうです。セラメクチン製剤の皮膚滴下でよくなりました。
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┃ ┃フェレットの耳ダニ
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 6ヶ月令の雄のフェレットが耳をかゆがることで来院しました。飛び上がるほど耳をかゆがるそうです。余談ですが、フェレットは写真のように、首もとを抑えるのがもっとも良い保定です。
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  左右の耳の拡大写真
フェレットの耳垢です。これを顕微鏡で視ると、
左・耳ダニ卵・右・耳ダニ成虫
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耳ダニの治療剤のレボリューション (成分名 セラメクチン)
 オダガワ動物病院では耳ダニの治療にレボリューションを使用しています。背中にたらすのみです。犬猫の耳ダニのプレパテント・ピリウドに準じて3-4週間後にそれぞれ2回目・3回目の投与してもらっています。1回のみでは再発があります。
 耳掃除、点耳による耳ダニの駆虫はフェレットは保定が難しい動物なので薦められません。
 フェレットの耳垢は正常でも茶色で、異常の耳垢と見分けがつきにくい動物です。またフェレットに限らず耳ダニは最も痒い疾患です。今回は顕微鏡検査と稟告の「飛び上がるほどかゆがる」ことから診断がつきました。

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【関連ページ】
フェレットの診療 幼少期に必要なこと
フェレットのフィラリア予防
フェレットのワクチン・フィラリア予防
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作者: オダガワ動物病院

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