小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。
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2014.10.13更新


オダガワ
rabbitウサギのツメダニ症

ツメダニ写真20141015
                                 ツメダニ感染時の皮疹
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 rabbit年齢は4才雄で、種類はロップドイヤーです。川崎市宮前区からの来院です。
ウサギのツメダニ症は背中を中心にcameraのように「粉が吹き出したような痂皮」を形成して来院します。 痒みは「ある意見」と「ない意見」があります。このウサギは痒みはないとのとこでした。
 ツメダニはヒトも刺しますので注意が必要です。このオーナーは異常はありませんが、手に紅斑が診られてくるケースもあります。

ツメダニ
 セロハンテープで皮膚検査をするとcameraのツメダニの成虫が発見されました。

ツメダニ卵
またcameraにはツメダニの卵もいました。 

 book治療はセラメクチンを背中に滴下しました。セラメクチンは犬猫用ですが、ウサギにも安全に使用できます。
 犬猫用のノミ・ダニ製剤はウサギに禁忌の製剤もありますので、使用の際はかかり付けの動物病院によくお尋ねしてください。
 セラメクチンはツメダニ成虫には効能を示しますが、卵には効能を示しません。そのため本院では卵が成虫になる時間を考慮して、セラメクチンを月1回のペースで、3回、背中に滴下してもらって完治させています。

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作者: オダガワ動物病院

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