小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。
小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。

2011.11.20更新

 

 



 


rabbitウサギの疥癬症 

---------------------------------------------------------------------
地元の動物病院を2-3件回ったが1年間治らないとのことで、2才の雌で 「鎧をかぶったような」ウサギが東京都福生市からのセカンンドオピニオンで来院しました。

 診療するとに普段皮膚が薄い部分が「かさぶだ状」になっています。


 そこで皮膚掻爬検査と真菌培養を行いました。
 
 皮膚掻爬検査で疥癬(成虫・卵)が発見されました。また真菌は後日陰性であることがわかりました。


camera疥癬の成虫と卵


 疥癬症はウサギでは希な疾患です。

 この疾患は皮膚が厚いで長期に疥癬がいたと考察され、完治には時間はかかるとおもいました。本日は疥癬の駆虫薬を注射しました。

---------------------------------------------------------------------
●注意
 ウサギの疥癬症の報告は少ないですが、犬猫の疥癬症は人にもうつります。この症例もヒトにうつるとこを前提に環境の熱湯消毒をして頂きました。

 また疥癬は猫で重傷だと痒みで死亡する場合も記載されています。

---------------------------------------------------------------------




 

作者: オダガワ動物病院

新着情報

一覧へ >
2014/11/02
11月の診療時間変更のお知らせ。
2014/11/02
猫の去勢・避妊手術の川崎市の補助はあとわずかです。獣医師会の補助は今年は終了しました。
2014/11/02
時間外診療および、時間外診療施設のご案内
2014/09/01
ホームページリニューアルしました。
犬の診療カルテ 猫の診療カルテ 小鳥の診療カルテ ウサギの診療カルテ ハムスターの診療カルテ フェレットの診療カルテ モルモットの診療カルテ