小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。
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2013.12.03更新

●猫の耳 脂漏症

 いつも両耳が汚れている2歳の雄のスコテッシュホールドです。
 
 1才からこのような状態が続いています。何度か検査しましたが耳ダニは陰性です。

  耳垢

 細胞診では脂漏が診られます。

 人の耳も体質で脂漏が多い方がいると聞きまますが、猫も同様に生まれながら脂漏で耳が汚れている場合があります。原因はよくわかっていません。

 「病気」ではなく「体質」なのかもしれません。

 本院ではあまりに汚れていれば耳中を洗浄してます。

 シルビナ
 耳中は特に薬剤は使用しないケースもあれば
薬剤希望の方にはシリビナの点耳を指示しているケースもあります。
シリビナを使用すると「耳の汚れが少なくなる」ことを感想で話されるオーナーは多くリピーターの多い薬剤です。シリビナは銀製剤で長期に比較的安全に使用できるます。

尚かゆみがある場合は期間を決めてステロイドの点耳も併用してます。

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作者: オダガワ動物病院