モルモットの疥癬、ダニが発見されないケース(川崎市多摩区、オダガワ動物病院)
2024.01.23更新
■モルモットの疥癬、ダニが発見されないケース
ご注意
このホームページに記載されている疾患の予後、
薬剤の説明、他の動物病院の処方薬剤、
インターネットに記載されている薬剤などの
電話相談は診療の妨げになりますので
お断りしています。
当院での診察、薬剤希望の方はペットをつれて来院ください。
モルモットの疥癬は年齢の若いモルモットで見られます。モルモットセンコウヒゼンダニ(Trixacarus caviae)によりおきます。非常に強いかゆみを伴い、脱毛やフケなどの症状を呈します。二次感染に発達する場合もあります。
診断は皮膚を掻把してモルモットセンコウヒゼンダニが発見されればいいですが、実際は発見されないことも多いです。
そのため当院では臨床症状から、疥癬駆除が可能な駆虫剤(レボリューション®)を皮膚に滴下して様子をみます。。
レボリューション®はイヌ、ネコ用のダニ剤です。モルモットにも安全に使用できますが効能外使用になります。駆虫剤によってはモルモットに禁忌の製品もあります。使用は掛かりつけ獣医師とよく相談して行ってください。
疥癬と仮診断してレボリューション®)を皮膚に滴下した症例。3-4日で回復しました。
上記のモルモットを迎えたら、これまでいたモルモットが激しい痒みを呈するようになりました。皮膚検査では疥癬は発見されませんでしたがてレボリューション®を皮膚に滴下しました。
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