ウサギのノミ感染(川崎市多摩区、オダガワ動物病院)
2023.08.26更新
■ウサギのノミ感染
ご注意
このホームページに記載されている疾患の予後、
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インターネットに記載されている薬剤などの
電話相談は診療の妨げになりますので
お断りしています。
当院での診察、薬剤希望の方はペットをつれて来院ください。
3歳の雄ウサギです。臼歯の不正咬合のためイソフレン麻酔をしました。『黒いもの』が4-5個、皮膚からでてきました。セロハンテープで採り顕微鏡でみました。
するとノミが見られました。寄生していたウサギが麻酔され、苦しくなって外にでてきたと推定されます。
ウサギに着くノミはネコノミが多いです。ネコノミはネコの皮膚では増殖しますが、宿主が異なるウサギでは爆発的な増殖はありません。
このオーナーは知人でネコ2匹、飼育しているお宅によく遊びに行くらしいですが、そのネコはノミ予防しているらしくこれが感染原因とは考えにくいです。どこから感染したか不明です。本日は臼歯の処置終了後、レボリューション®を処方しました。
治療はイヌネコのノミ、ダニ製剤をウサギに使用しますが、ウサギが死亡する製剤もあります。
ノミ、ダニ製剤はウサギの診療が可能な動物病院の先生に処方された製品をおつかい下さい。
当院が処方したレボリューション®はイヌネコ用ですが、ウサギにも安産性が高く世界的に広く効能外使用されています。
■リンク
■ 仔ネコのノミ感染
■ウサギ、モルモット、ハムスターに安全に使用できる
ノミ、マダニ製剤
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