小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。
小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。

2017.10.01更新

おdog犬のペットホテル


●ペットホテルのお預かり、お迎え時間
(本院診療時間内になります。)

あご注意 犬のペットホテルには1年以内に犬5種型ワクチン、8種型ワクチン接種の証明書が必要になります。
(下記に詳細の記述あります。)

平日    : 9:00~12:00(午前) 16:00~18:30(午後)
日曜・祝日: 9:00~12:00(午前) 16:00~17:30(午後)
休診日: 木曜日

●年末、年始、お盆、ゴールデンウイーク、また諸事情により診療時間が変則になる場合はございます。
 ペットホテル希望の場合は、本院のカレンダーをご確認下さい。

●自宅へのお迎え、お届けには対応できません。


 

   calendarright arrow当院の診療カレンダー

traincarright arrow【当院への交通アクセス、駐車場】

padright arrow【最寄駅、登戸駅からの道順】


■料金について

dog犬 15kg未満 4,000円(税抜き)
     15kg以上 6,300円(税抜き)       
※上記の料金は、一泊二日の料金となります。
二泊三日以上の場合は、一泊二日の料金×泊数となります。

【計算例】
 15kg未満で三泊四日を希望する場合
4000円×3=12000円(プラス消費税) になります。

●診療時間外のお預かり・お渡しはできませんやむを得ない理由での時間外のお預かり・お渡しは、別途料金が発生します。


 ■ご注意事項

 ●犬のペットホテルには1年以内に犬5種型、8種型ワクチン接種の証明書が必要になります。本院で投与している方は、カルテを診てご指導いたしますが、本院以外で投与されている方は、お預かり当日、必ず1年以内にワクチンを接種した証明書をお持ちください。(口頭は不可)
お預かり当日、時間の関係でお忙しい場合、前日までにFAX(044-911-2927)、またメール(toru-sz@mrj.biglobe.ne.jp)で送付いただいてもかまいません。
ワクチン接種が証明ができない場合は本院でワクチン接種する形になります。この場合、ワクチン投与を拒否された場合はお預かりできませんのでご注意ください。

あbook本院のワクチン証明書
動物病院によりさまざまな様式はあります。

right arrow犬の混合ワクチン

●お預かりの際は必ず緊急連絡先を教えて下さい。
(例・携帯電話・旅行先の旅館・Eーmailのアドレスなど)

●必ず、普段食べている食事はご持参ください。

●外部寄生虫(right arrowノミright arrowマダニright arrowミミダニright arrow疥癬right arrowツメダニなど)、内部寄生虫(right arrow回虫right arrowジアルジアright arrowトリコモナスright arrowコクシジウムなど)診られた場合は本院の判断で駆虫します。(別料金になります。)

●万が一、お預かり中の病気になった場合の処置は別に料金かかります。

環境の変化に弱い個体は事前に問い合わせください。

●他の動物病院で治療中疾患のある動物のペットホテルはお断りしています。


お問い合わせ: telephone044-900-8588(木休診)


 【関連記事】
starright arrow本院のペットホテル
dog犬のペットホテル
tiger猫のペットホテル
rabbitright arrowウサギのペットホテル
snakeright arrowフェレットのペットホテル
boarright arrowモルモットのペットホテル
chick鳥類のペットホテル
dogtigersnakeright arrow犬、猫、フェレットの予防接種

dogright arrow犬の診療
tigerright arrow猫の診療
rabbitright arrowウサギの診療
mouseright arrowハムスターの診療
snakeright arrowフェレットの診療
chickright arrow小鳥の診療
boarright arrowモルモットの診療


 

 

 


投稿者: オダガワ動物病院

2015.03.08更新

あ
dog犬のニキビダニ症(Demodex caniscamera

 
ニキビダニの顕微鏡所見

犬のニキビダニ症は他に毛包虫・アカルス症・デモデックスなどいろいろ名称がある疾患です。
呼び名は一定してませんが、正式名称はニキビダニ症になります。

人では
 ニキビダニは基本的に深刻な害を及ぼすことはないことは殆どありません。ストレス、ホルモンの分泌異常で顔の皮膚が荒れることはありますが、普通の石鹸で清潔していることで予防、治療は可能な場合が多く、特に薬剤が必要なことは殆どないみたいです。(なお詳細はヒトの皮膚科医に聞いてください)
 
犬では
 ニキビダニは人同様、犬の毛穴に寄生して棲みついています。正常な犬にもいる場合があります。免疫の異常が主因で軽度~重度の皮膚病をおこします。

--------------------------------------------------------------
■ニキビダニ症の犬の予後は年齢でかわります。
1才未満の場合
 生まれたての仔犬がニキビダニが感染している母犬の体に寄り添い、母乳を吸う時など濃密な接触が必要です。このような時に仔犬の毛穴にニキビダニが感染します。
 感染がおきたあと免疫が完成されてない1才未満仔犬ではストレスがあると発症すると言はれていますが、ニキビダニがいても全く症状をださないこともあります。
 また多少の
ニキビダニは元々どんな犬の毛穴にいるという意見もあり、詳細なメカニズムは不明です。
1才未満の場合は免疫が未熟でおこるので、
薬用シャンプーで比較的予後は良く治ることが多いです。人のクレアラシルのように毛穴に浸透の良いシャンプーがお勧めです。

  
--------------------------------------------------------------

dog しかし犬で1才位を超えた成犬、特に老齢期の犬では体力や免疫力の低下でおきます。
 またリンパ腫などの腫瘍性疾患、副腎皮質機能亢進症、甲状腺機能低下症などの基礎疾患を患っている場合は免疫力の低下がおき発症する傾向があります。しかし臨床の現場では基礎疾患の原因が追及できない場合の方が多いです。
 皮膚のブドウ球菌が二次感染を起こすと化膿をおこし悪化要因になります。
 成犬で発症した場合、完治は出来ない場合も多くいます。また1-3ヶ月に1回は薬剤を投与して、コントロールできる犬もいます。本院の経験では1才以上(成犬)の場合7割位が維持治療が必要のように感じています。

--------------------------------------------------------------

 症例 2才雑種 雄です。

 
 2才の雑種雄です。眼、口唇の周り、前足などが特に感染しやすすい部位です。
  
この症例は内股から皮膚全体に紅斑が診られました。

ニキビダニはストレス始め、何らかの要因で異常繁殖し、毛根がダメージを受けて脱毛します。酷くなると本症例のように顔から頭や首へ、前足から肩や胴へと広がっていくこともあります。

 皮膚検査でニキビダニが発見されました。ニキビダニの体長は0.2~0.3mmほどです。
ニキビダニの毛穴にいるので、皮膚検査は血がでるくらい深く診る必要があります。

 またニキビダニの犬は去勢・避妊をして、このような体質を後世に残さないことも大切です。

 この症例は2週間に1回のデクトマックスの注射で、合計6回投与でよくなりました。しかしデクトマックスをやめると再発してしまいました。
 そこで維持治療を3ヶ月1回で合計2回実施しました。維持治療後も病変はよくなりました。
今後、維持療法の必要性を説明しましたが、理解は得られなくその後経過は不明です。


【関連記事】
モルモットの疥癬
イヌの疥癬
ネコの疥癬
マウスのツメダニ
ウサギの蛆

最終更新:3月8日(日)15時21分


 

投稿者: オダガワ動物病院

前へ

entryの検索