小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。
小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。

2012.10.13更新

猫のコクシジウム 
 子猫で検便したところコクジウムが発見された症例です。
 
 コクジウムはサルファ剤が駆虫可能な薬剤ですが、コクシジウム自体が複雑な生活感をとるので、なかなか駆虫がうまくいかないこともあります。

 コクシジウムは経口感染になります。便がでて24時間たってから、感染型にかわります。猫のトイレの掃除は重要です。掃除がうまくいかないと環境中に虫卵をまく形になります。

 また猫はエイズ、猫白血病をもっていると、駆虫をさまたげることもあります。

 本症例は駆虫に時間がかかった例です。経験では2ヶ月かかった例もありました。

 コクジウムがいると、この子猫の時期なら下痢がはじまると、頻回に下痢をして、脱水で死亡することが多い寄生虫です。

 検便でみつけたら駆虫をすることが一番です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【関連記事】
オダガワ動物病院で使用している内部寄生虫薬
オダガワ動物病院で使用している外部寄生虫薬
猫の回虫症
鳥類の回虫症
うさぎの蟯虫症
セキセイインコのメガバクテリア症
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
多忙時はメールの返信はできませんのでご了解ください。


作者: オダガワ動物病院

新着情報

一覧へ >
2014/11/02
11月の診療時間変更のお知らせ。
2014/11/02
猫の去勢・避妊手術の川崎市の補助はあとわずかです。獣医師会の補助は今年は終了しました。
2014/11/02
時間外診療および、時間外診療施設のご案内
2014/09/01
ホームページリニューアルしました。
犬の診療カルテ 猫の診療カルテ 小鳥の診療カルテ ウサギの診療カルテ ハムスターの診療カルテ フェレットの診療カルテ モルモットの診療カルテ