小桜インコ、尾脂腺の『できもの』(川崎市多摩区、オダガワ動物病院)
2024.04.11更新
■小桜インコ 尾脂腺の『できもの』
ご注意
このホームページに記載されている疾患の予後、
薬剤の説明、他の動物病院の処方薬剤、
インターネットに記載されている薬剤などの
電話相談は診療の妨げになりますので
お断りしています。
当院での診察、薬剤希望の方はペットをつれて来院ください。
6歳の雄、小桜インコ、尾脂腺に『できもの』がみられ来院しました。
治療は外科をおこなうか、レーザー治療にするか、内科治療にするか
後日お答え頂くことで帰宅しました。
ところが4日後、尾脂腺の『できもの』がとれました。
持参された尾脂腺の『できもの』
ホルマリンで固定すると浮きました。
当院では尾脂腺の『できもの』が自然に取れたのは初めてのことです。
皮膚線の『できもの』、病理所見
全域に痂皮が見られ、腫瘍成分は観察されませんでした。
一部表層に赤血球が豊富に観察され、細菌塊が多数散在された。
との所見でした。
肉眼所見、文献の尾脂腺の『できもの』の所見、病理と総合判定して
尾脂腺膿瘍と診断しました。
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