小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。
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2020.03.24更新

あ chick仲間と喧嘩したセキセイインコ


あ

生後4ヶ月のセキセイインコです。購入7日目です。

以前から飼育しているセキセイインコに尾羽を噛まれて来院しました。

止血処置を行い、抗生剤を処方しました。

鳥類は同種同士では、仲がよいケースと悪いケースと極端で、この症例のように新しいセキセイインコがはいると以前からいたセキセイインコは襲うたり、餌場を隠したり、陰険な行動にでることもありますので注意が必要です。

異種の鳥同士だと、脚を狙われやすいです。片足がないオカメインコの診療したことがありましたが、自宅にオウムがいました。


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投稿者: オダガワ動物病院

2020.03.10更新

あ chick腎疾患が疑られた高齢オカメインコ


 12才雄のオカメインコが元気なく、膨羽して来院しました。
居眠りが多く、体重は80gで痩せていました。
オーナーは可能な範囲の検査を希望されたので血液検査をおこないました。

血液検査は
PCV 30%(正常値45-55)
白血球 約10,000位(ul/)(正常値3000-8000)
トータルプロテイン 4.9(g/dl)(正常値2.5-4.5)
AST/GOT 123(U/l)(正常値150-350)
ALP 261(U/l)(正常値62-300)

尿酸 11.0(mg/dl)(正常値3.5-7.0)
カルシウム 8.6(mg/dl)(正常値8.0-11.5)
無機リン 5.2(mg/dl)(正常値3.5-7.0)
グルコース 377(mg/dl)(正常値250-450)
トータルコレステロール 305(mg/dl)(正常値120-350)

 上記の結果が得られました。
 この結果より尿酸が高く「尿酸11.0(mg/dl)」腎臓病と診断しました。またそれに伴い非再生性貧血「(PCV 30%)」、脱水「トータルプロテイン4.9(g/dl)」も診られました。

 高齢なため入院、通院治療は希望されなかった為、治療は自宅でセミントラ®を飲水投与してもらいました。
その後一次元気を回復したと連絡は入りましたが、再び体調を壊したそうです。
再び体調を壊したあとは来院ないため予後は不明です。

ご注意 セミントラ®は動物用医療用薬品なため、処方には診察が必要です。薬のみの販売はできません。

 


 

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投稿者: オダガワ動物病院

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