小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。
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2017.12.01更新

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 dragonフェレットのフィラリア予防

フィラリア症は犬・フェレットでかかりやすい病気です。猫でも希におきます。予防薬の投与で未然に防ぐことが可能な病気です。




フィラリアは蚊により感染する寄生虫疾患です。フェレットでも写真のような寄生虫が心臓に寄生します。犬と同様、蚊のでるシーズンは予防が必要です。フェレットは犬に比べて小さな動物なので、心臓に1匹でもフィラリア成虫が入ったら重傷になることが多いです。
 ご注意 本院でフィラリア検査希望の方は、必ずフェレットをお連れください。
少量の血液を採取して調べます。年1回のフィラリア検査は4月・5月頃、必ずおこなった方が良いでしょう。
●検査が陰性なら
 犬に準ずる予防が必要です。フィラリア予防は
オダガワ動物病院の開業している川崎市多摩区地域では、推奨期間の5月-11月の間、月1回の予防薬の投与で可能です。
 しかし同じ川崎市多摩区でも、蚊の多い場所と、蚊の少ない場所があります。お住まいの場所に蚊がおおければ、推奨期間より長めに予防薬をあげることをお勧めします。

●検査が陽性なら
 陽性でも軽度な場合はフィラリア予防薬を少量から始める場合もあります。また重度な場合は強心剤の投与もします。

本院ではノミの予防もかねて、下記のレボリューションでの予防をお勧めします。背中にたらすのみです。



●予防薬

 犬と同様、蚊のでるシーズンは予防が必要です。犬と同じ薬剤で予防は可能です。フェレット専用のフィラリアの予防薬はございません。

本院お勧めのフェレットのフィラリア予防剤 レボリューション


フェレットのには犬用の一番小さいサイズを、つぶして投薬してもらっています。
 

犬と同様な薬剤で予防は可能です。本院ではノミの予防も兼ねて、上記のレボリューションでの予防をお勧めします。背中にたらすのみです。

■その他フェレットの注意点
①異嗜が多い動物です。口にいれような物は付近におかないで下さい。

②人のインフルエンザがうつります。家族がかかっているときは注意して下さい。
③アリューシャン病は日本にもはいっています。抗体価・蛋白分画の測定は本院でも可能です。しかしアリューシャン病は残念ながら、かかった場合は有効な治療はありません。

 


 

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dog犬のフィラリア予防薬

tiger猫のフィラリア症

 フィラリアの生活史
 
 
 
 
 

投稿者: オダガワ動物病院

2017.12.01更新

おsnake全身の発赤を伴った、フェレットの耳ダニ症


 ジステンパーのワクチンの接種に来た6ケ月の雌の症例です。

やたらよく掻くとの稟告がありました。

ノミもいないし、皮膚病変もなく、原因に困っていました。皮膚は全体的の赤くなっていました。

他のフェレットに比べて耳垢が多く、耳垢の検査をしたところ、耳ダニが発見された症例です。

a(写真1)

a(写真2)
(写真1、2)フェレットの耳の様子

1(写真3) 耳垢を検査したとこる発見された耳ダニ

 

 治療にはレボリューション®を使用しました。

点耳する必要がなく、背中に塗布するのみで、耳ダニに効能を示します。フェレットは動きが俊敏なのでこの薬剤は助かります。

耳ダニの卵には効果ないので、1回にみでは再発することが多いです。この症例は3ケ月分レボリューション®を処方しました。


 

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投稿者: オダガワ動物病院

2017.11.24更新

オダガワdog犬フィラリアの生活史


dog心臓に感染している犬フィラリアの標本(目黒寄生虫博物館)

 フィラリアは犬・フェレットでかかりやすい病気です。猫も多い見解もあります。

 フィラリアとは蚊の媒介により犬の心臓や肺の血管に寄生し、血液中の栄養分を吸って生きている糸状の長さ約17~28センチの寄生虫です。犬では主に肺動脈にも寄生し、全身の血液循環や内臓にも深刻な障害を与える恐ろしい寄生虫です。 

 特徴的なのはこの寄生虫の成虫にはオスとメス(その比率は♂1に対し♀4)がいます。一度受精したメスはその後継続して1日に2000~3000匹の幼虫を産み落み、血流中に放出されます。

検査
dogミクロフィラリアの顕微鏡所見

このように血液中のミクロフィラリアを直接顕微鏡で診ることもできます。フィラリアの親虫は雄と雌がいて交尾してこのような仔虫(ミクロフィラリア)ができます。このL1は普通に生きている限りどんなに数がいても犬の健康にまったく害を及ぼさず、蚊に吸われて犬の体外に出られなければ、1~2年程度で自然に死滅します。

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か

 ミクロフィラリア(L1)は犬の血管中を流れながら、蚊に吸われるのを待ちます。蚊がフィラリアに感染している犬の血を吸うと、ミクロフィラリア(1期子虫)が蚊の体内に入り2週間で2回脱皮して感染能力を持った3期子虫になります。
ただし、気温が14℃以上でなければミクロフィラリアは発育しないと言われています。

 体内に入ると皮下組織や筋肉内を移動し約2ヶ月で2回脱皮して5期子虫になり、血管に入り、心臓で成虫となって、ミクロフィラリアを生むようになります。


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投稿者: オダガワ動物病院

2017.10.01更新

おsnakeフェレットのペットホテル


●ペットホテルのお預かり、お迎え時間
(本院診療時間内になります。)

ご注意 フェレットのペットホテルには1年以内にジステンパーワクチン接種の証明書が必要になります。
(下記に詳細の記述あります。)

平日     : 9:00~12:00(午前) 16:00~18:30(午後)
日曜・祝日: 9:00~12:00(午前) 16:00~17:30(午後)
休診日: 木曜日

●年末、年始、お盆、ゴールデンウイーク、また諸事情により診療時間が変則になる場合はございます。
 ペットホテル希望の場合は、事前に本院のカレンダーをご確認下さい。

●自宅へのお迎え、お届けには対応できません。

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■料金について

snakeフェレット        4000円(消費税抜き)
※上記の料金は、一泊二日の料金となります。
二泊三日以上の場合は、一泊二日の料金×泊数となります。

【計算例】
三泊四日を希望する場合
4000円×3=12000円(プラス消費税) になります。

●診療時間外のお預かり・お渡しはできません


 

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 ■ご注意事項

フェレットのペットホテルには1年以内にジステンパーワクチン接種の証明書が必要になります。本院で投与している方は、カルテを診てご指導いたしますが、本院以外で投与されている方は、お預かり当日、必ず1年以内にワクチンを投与した証明書をお持ちください。(口頭は不可)
お預かり当日、時間の関係でお忙しい場合、前日までにFAX(044-911-2927)、またメール(toru-sz@mrj.biglobe.ne.jp)で送付いただいてもかまいません。
ワクチン証明ができない場合は本院でワクチン投与する形になります。本院でのワクチン投与を拒否された場合はお預かりできませんのでご注意ください。

あ本院のフェレットジステンパーワクチンの証明書
動物病院により様々な様式があります。

snakeright arrowフェレットのジステパーワクチン

●お預かりの際は必ず緊急連絡先を教えて下さい。
(例・携帯電話・旅行先の旅館・Eーmailのアドレスなど)

●必ず、普段食べている食事はご持参ください。フェレットの場合、飼育箱ごと持参されることも可能です。

●外部寄生虫(right arrowノミright arrowマダニright arrowミミダニright arrow疥癬right arrowツメダニなど)、内部寄生虫(right arrow回虫right arrowジアルジアright arrowトリコモナスright arrowコクシジウムなど)診られた場合は本院の判断で駆虫します。(別料金になります。)

●万が一、お預かり中の病気になった場合の処置は別に料金かかります。

環境の変化に弱い個体は事前に問い合わせください。

●他の動物病院で治療中疾患のある動物のペットホテルはお断りしています。


お問い合わせ: telephone044-900-8588(木休診)


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【break time】

あ
flower2蓮(7月)

 

 

投稿者: オダガワ動物病院

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