小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。
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2022.04.18更新

あ chickセキセイインコ、尾脂腺悪性腫瘍の疑い。


あ
(写真1)初診時

 数日前より6歳半のセキセイインコの尾脂腺が腫れていることで来院しました。(写真1)
皮下識に固着しており、大きさはコンマ1cm位でした。
まず細胞診を行いました。


 

あ
(写真2)尾脂腺の細胞診所見

  赤血球を背景に上皮系細胞の腫瘍性細胞が散在的にシート状に診られます。
上皮系細胞の核クロマチンはやや粗造で核の大小不同など異型所見が認められます。
細胞質も淡塩基性を示しています。
以上の所見と皮下識に固着している臨床像と合わせて、悪性の尾脂腺腫楊の疑いが濃いと診断しました。

 6歳半という年齢を考えて、外科的摘出は断念し、抗腫瘍性サプリメントで経過をみています。 


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投稿者: オダガワ動物病院